WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

国立精神神経医療研究センター 東北地方太平洋沖地震メンタルヘルス情報サイト

2011-04-03 16:21:50 | 私らしく生きる。気づきと学び
国立精神神経医療研究センターでは、
「東北地方太平洋沖地震メンタルヘルス情報サイト」を開設しています。 (2011-03-14)
http://www.ncnp.go.jp/mental_info/index.html

・災害時精神保健活動のマニュアルやガイドライン http://bit.ly/f21BnP
・原子力災害の心のケア
・避難所での飲酒問題等への対応
・障害者への支援
・一般向けのスライド例

など、役立つ教材がのっています。日々バージョンアップされています。
これから、被災者支援の企画、避難所や病院で支援にあたったり、
避難民を受け容れたり、日常診療での患者家族の不安軽減などにいろいろ役立ちそうです。

災害時の心のケア

2011-04-03 15:55:44 | 私らしく生きる。気づきと学び
各所から出ていますが、とりあえず、東京都。

これを読むと、つくづく、「支援者」の心が健康じゃなきゃいけないことを
強く感じます。

災害現場に近い仕事では、
(おそらくマスコミでは取材で現地入りした方など?)
組織的な対応が必要ですね。

http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/chusou/video/leaf/files/saigai.pdf

個人的な話ですが・・。

私の場合、直接被災者と接するわけではないのですが、
被災者の身になって考えなければいけない立場です。

ただ、どんなに一生懸命、被災者の立場になって考えようと思っても、
「わかった」と思うことなど決してないでしょう。
わかったと思ったとしたら、それは傲慢です。

それでもなお、
「みなさんはどんな気持ちですか?
何が必要ですか?
私には何かできますか?」
と叫びだしたいような気持ちを、
心の中に持ち続けててしまうでしょう。

そして、心の叫びを抱えながら・苦笑、
しばらくは、この仕事を続けるんでしょうね。

「安心感を与えるためにできること」

2011-04-03 11:56:36 | 私らしく生きる。気づきと学び
●笑う
→言葉で遊ぶ
(しりとり、○がつく言葉、反対言葉、なぞなぞ、手遊び、会話、ダジャレ)


●日常的な作業をする
→掃除、洗濯、料理、手工芸などはグラウンディングや安心感につながる。
(グランディングとは、地に足をつける、地球とつながるなどの意味です。


ヨガとかに出てくる。グランディングすることは、
母親と赤ちゃんの関係に似ていると思うこの頃。)




明るい希望のある話題を探す。
→「7日ぶりに人が見つかった」「赤ちゃんが生まれた」など。



歌を歌う(輪唱が効果的)
→何人かで一緒に輪唱をすると人の和、協力が感じられる、
(「森のくまさん」「カエルの歌など馬鹿にできません)

楽器を弾く→不安な脳を、前向きな脳、考え方にシフトしてくれる。 

人が人を助けている風景を見る。
手紙を書く、もらう
(メールができない場所ではハガキと鉛筆が大活躍!
彼らに手紙を書くボランティアもあるといい)
絵を描く、コラージュを作る、写真を撮る。


残っている家族に送るファミリービデオを子どもが企画・製作する。

以上

これらは大人の安心感にもつながると思います。

余談ですが、私は素人写真で、休日、凄く癒されています。


また「付録の組み立て」も、かなり心がおちつきます 。
最近はお花が高くてあまりできませんが、
「花を生ける」とエネルギーが湧きます。不思議ですね。


子供たちの心を守るために

2011-04-03 10:16:44 | 私らしく生きる。気づきと学び
震災・原発事故で、お子さんへの影響を心配されている方々が
たくさんいらっしゃると思います。

身体もさることながら「心」への影響が気がかりです。

今週末、息子たちを話してみて、とりあえず、我が家に関しては、
いまのところ笑顔もあり、ユーモアも変わらず、活発で、
いたずらもいままで通り。
震災についても、受け入れるべきことは受け入れ、前向きに
生きているように思えました。



ただ、震災の報道は、あまりに長時間みせないようにすること、
悲惨な現実には、救いや希望を添えて告げるようにしています。

今日は、ふたりが好きな「きかんしゃトーマス」をいっしょに観ました。



さて、少しずつですが、子どもへの影響に関する情報を掲載していきます。
いろいろな情報を知ったうえで、それぞれでご判断いただければ幸いです。


今頃ですが、下記は、イーズの震災情報で知りました。


●幼い子どもたちが避難する際のケアについて 
深津高子氏(国際モンテッソーリ教師/幼い難民を考える会理事)
http://www.windfarm.co.jp/2011sinsai/children/

もくじ
【新しい避難場所が決まり、移動する時】
 「0歳から3歳 穏かに安心感を伝えましょう」
 「3歳から6歳 具体的に伝えましょう」
 「6歳から12歳 大切な価値を伝えましょう」
【避難先へ向かう準備】
 「自分のことは自分で」
【避難先に着いたら】
 「0歳から3歳 場所や順序を保ちましょう」
 「手や身体を動かしましょう」
 「お手伝いもしてもらいましょう」
【地震のときの対応】
 「言葉以外の表情や仕草にも配慮をしましょう」
 「怖さを軽減してあげましょう」
 「言葉をいったん受け止めましょう」
【被災地での本や話しの内容】
 「現実に即した絵本を読んであげましょう」
 「Good Newsを子ども達に!」
 「安心感を与えるためにできること」

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●子どものための原発解説ムービー 「おなかがいたくなった原発くん」
小さな子どもに、世の中が騒いでいる原発事故をどう伝えたらよいか……
悩んでいらっしゃる方も多いと思います。

我が家では、知的障害のある9才の長男は、原発のことはわかりませんが、
3歳の次男の方が、「放射能って何」と聴いてきました。

1つの伝え方として下記を参考にしました。
よかったら見てみて下さい。
http://www.youtube.com/watch?v=ZUzBvxdnCFM

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●ソリューションフォーカスコンサルティング「安心のための行動ポイント」
「自分の心を静めたい」「まわりにいる子供を安心させたい」と願う方へ

阪神淡路大震災の時に被災地で活躍された心理士の方が書いてくだ さった安心のためのいくつかのポイントをお伝えします。
○子供の周りの大人たちへ
http://www.solutionfocus.jp/

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また、この先、震災遺児となった子供たちへの「心のケア」が大きな課題に
なっていくことでしょう。

そうしたことに情報をおもちの方がおられましたらお寄せいただければ幸いです。