ロイター「鴨下環境相、先進国は2050年に「温暖化ガス50%大きく上回る削減を」=G8環境相会」2008年 05月 25日 15:37
G8環境相会合での鴨下一郎環境相の基調講演の内容を報じており、2050年における温暖化ガスの削減目標について「先進国は50%を大きく上回る削減目標を掲げ、率先して削減対策に取り組まなければならない」と報じられています。
その他
■今後10~20年で世界全体の排出量を減少に転じさせることが重要
■そのためには、先進国は国別総排出量の削減目標(中期目標)を掲げ、率先して取り組む
■途上国も削減行動が必要
「セクター別アプローチ」に関する科学的分析や、途上国が温暖化ガス排出緩和と経済開発を両立するため支援策、途上国における温室効果ガス排出データ整備への支援─などについては「神戸イニシアチブ」としてフォローアップを行うとのことです。
ちなみに、「神戸イニシアチブは議長総括にもっていきたい」と語っていたそうです。
その後のあちこちの報道を読んで今日のまとめ
■中国は「京都議定書に続く新たな枠組みの議論では中期的な目標を掲げることが必要だ」と述べる。長期目標だけでなく先進国が率先して中期目標を設定することの重要性を強調。
■アメリカは「先進国の中期目標として2020年の削減幅が25%から40%という議論が出ていて、興味深い数字だが、これで決まりとは理解していない」と述べ、現時点での数値目標の設定に消極的な姿勢を示す。
■最終日の2008年5月26日、議長総括をまとめて閉幕する予定。
削減目標の扱いについてどのような表現で合意が得られるか詰めの調整が続く。
G8環境相会合での鴨下一郎環境相の基調講演の内容を報じており、2050年における温暖化ガスの削減目標について「先進国は50%を大きく上回る削減目標を掲げ、率先して削減対策に取り組まなければならない」と報じられています。
その他
■今後10~20年で世界全体の排出量を減少に転じさせることが重要
■そのためには、先進国は国別総排出量の削減目標(中期目標)を掲げ、率先して取り組む
■途上国も削減行動が必要
「セクター別アプローチ」に関する科学的分析や、途上国が温暖化ガス排出緩和と経済開発を両立するため支援策、途上国における温室効果ガス排出データ整備への支援─などについては「神戸イニシアチブ」としてフォローアップを行うとのことです。
ちなみに、「神戸イニシアチブは議長総括にもっていきたい」と語っていたそうです。
その後のあちこちの報道を読んで今日のまとめ
■中国は「京都議定書に続く新たな枠組みの議論では中期的な目標を掲げることが必要だ」と述べる。長期目標だけでなく先進国が率先して中期目標を設定することの重要性を強調。
■アメリカは「先進国の中期目標として2020年の削減幅が25%から40%という議論が出ていて、興味深い数字だが、これで決まりとは理解していない」と述べ、現時点での数値目標の設定に消極的な姿勢を示す。
■最終日の2008年5月26日、議長総括をまとめて閉幕する予定。
削減目標の扱いについてどのような表現で合意が得られるか詰めの調整が続く。