WIND BENEATH MY WINGS

震災後、私たちの暮らしの「あるべき姿」を考え中。持続可能で幸せな暮らしを一緒に考えていきませんか?

集客にみる、各社の注目度。「東京モーターショー2007」

2007-11-09 18:16:31 | 環境全般
さて、お客様の集まり具合でみる「東京モーターショー2007」

2007年11月9日の昼間
私の主観では、このように感じました。

5位 デンソーボッシュ
小さいながらも、気合の入ったお客様が説明係の方を質問攻め。
やはり環境技術の鍵を握る両社だなと実感しました。

4位 三菱自動車   
スペースの関係で仕方ないのだと思いますが、
2階部分には、ベビーカーや車いすの方が行きづらいことが残念でした。
でも、展示内容は充実。
環境への意気込みも、伝わってきました。
非常に興味深かったです。

3位 ホンダ   
やはりプヨ人気が報道&口コミで広がった様子。触りたかったけれど触れませんでした。
環境を意識したブース展開は、トヨタ、日産より充実していると思いました。
注目のディーゼル技術も、コーナーがあり嬉しかったです。
クリーンディーゼルに釘付けですう。

2位 どっちが1位か迷いましたが、日産を2位。
2階の存在が賛否両論だと思います。
GT-Rへの注目度は予想以上でした。

1位 一見、日産の方が混んでいる様にみえますが、 トヨタの展示の方が見やすいだけだということを発見。
 レクサスプリウスを代表として幅広く支持されているのを感じました。
やはり世界のトヨタです。バランスが良く、みる人に親切だと思いました。

それから、ベビーカーまでとは言いませんが、せめて「車いす動線」をつくれないものかなあ~、と人気の各社のブースをみて感じました。

テーマパーク、博物館、美術館の一流どころではこうした配慮がものすごく行き届いていますよね。
もちろん、今回の東京モーターショー2007もそれなりに配慮はされているのですが、ここをもう少しだけ頑張れば、展示会やメーカーとしての「品格」がぐっとあがると思うのです。

取り急ぎ。

「東京モーターショー2007」を支える裏方仕事人たち

2007-11-09 17:44:19 | 環境全般
行ってきました「東京モーターショー2007

まずは、忘れないうちに、
「印象的だった裏方仕事人たち」です。

5位 デンソーのブースで、コモンレールシステムの説明をされていた方。
技術系とおぼしき方たちから質問攻め。完璧に説明されていました。

4位 同じく、ボッシュのクリーンディーゼル技術を
説明されていた方。
この方も大人気で、割り込む隙がありませんでした。

3位 北1の駐車場料金徴収係のお姉さん
心のこもった笑顔とてきばきとした対応。
素敵でした。

2位 途中の道で警備誘導をしていらしたおじさん
車椅子の方やベビーカーを発見するや、素早く駆け寄り声をかけ、
階段を使わない動線に誘導。
プロフェッショナルな対応ぶりに、うっとりしました。

1位 駐車場の埋まり具合をクレーン車の上から確認して、
車の誘導場所の指令を出していた、駐車場誘導チーム。
↑大混雑が予想される明日、あさっては、絶対にこの方達が大活躍だと
思われます。

このような、素敵な裏方仕事人たちによって運営されている「東京モーターショー2007」のナマの姿でした。
  

おはようございます。「東京モーターショー2007」から何を読み取るか?私達が目指す人と車のあり方は?

2007-11-09 09:36:33 | 環境全般
おはようございます!
今日もお天気は持ちそうですね。

今日は東京モーターショー2007にいってきます。

これまでの情報を総合すると
だいたいこんな点がチェックポイントかなと思われます。

①環境について
ホントの最前線の技術、クリーンディーゼル関連や、リチウムイオン電池関連は、いまは水面下で各社が開発競争を繰り広げているため、こうしたショーで、これまで入手した以上のものは期待できません。

これまでの報道を見た限りでも、安井先生のご指摘の通り、環境をテーマとしたモータショーと言うにはほど遠い状況のようです。

ただ、エコ的観点の投稿で書いた通り、
各社の「環境」や「人への優しさ」への心意気は体感することができる筈です。
その「気合の入り具合」をチェックしてこようと思います。

そして、さまざまな報道やコラムで言われていることですが、
「走りがいいだけでは買わない」
「しかし環境にいいだけでも買わない」
この両者が共存していて、かつ
「お財布に優しく」
しかも
「カッコいい」
クルマが売れるのだと思います。


②高齢化社会をふまえてか「人に優しい車」が、コンセプトカーとして出てきていること。
高齢者に限らず、さまざまなハンデをもった方々に優しい社会の中、その交通手段のひとつとしての車のあり方には期待しています。

コンセプトカーなどによって表現された、各メーカーが目指す「これからの人とクルマのあり方」をみることで、各社が目先の売り上げだけを考えているのか、そうではなく、未来を見据えての戦略をたてているのかが、見えてくるのではないかと思っている。

また「ただの未来的で珍しい現実性の乏しいクルマ」で終わるか、「ワクワクする未来を感じさせるコンセプトカー」と思わせるか、
そこに各社の底力が現れると思います。

③若者の車離れが進む中、各社とも若者の心を掴む工夫をしていること。

ただ、私見ですが、
都市部でのクルマ離れは止まらないと思います。

そして、駐車場代、維持費を考えると、私はクルマは地域でシェアする時代だと思います。
そうした試みを、進めていければいいなと思います。

そして一方で、車が大切な足となる国、地域では、
環境と人と財布に優しい車が必要とされると思います。

いずれにしても、今の若い人達は、費用対効果に敏感です。
若者が車に乗らなくなったということは、
「デートは車で」
ということがもはやステイタスではなくなると同時に、
車を使ったからといって、ターゲット(多くの場合は女性)がそんなに喜ばない、
=費用対効果がよろしくない、ということだと思います。

ランニングコスト含めて、彼ら、彼女らの厳しい経済感覚と
選択眼を満足させるのは、相当な工夫が必要だと思いました。

④車のターゲットとしての働く女性

ご存知の通り、女性の所得は全体では上がっていません。
働く女性の収入は横ばいであり、社会的に成功し、かつリッチと言われるのは、
僅かです。

秋山ゆかり氏の「ミリオネーゼの仕事術」の中で、年収1千万を超える女性は1%以下という記述がありましたが、いまでもおそらく1%くらいなのではないかと思います。

私の実感だけですが、超多忙な彼女達の足は、タクシーなのではないかと思います。
そして、夫婦合わせて年収2000万円というリッチは夫婦も、都心では車は、いい車をふたりで1台でしょう。4万から5万円が相場の都心で、車を2台持つのは、駐車場代があまりにも高くなりすぎます。

では、駐車場代が比較的低く、通勤の足として車を使うことができる女性達はどんな車なのでしょうか?
彼女達もまた、賢く、厳しく選択するものと思われます。

そこにどんな車が受けいれられるのか?

とにかく、考えたいことは山ほどあります。

ではでは、そろそろおしたくにかかります。
モーターショーのあとは、久しぶりに大学時代の友達と中華料理です。

毎日ワクワクしているけど、今日は、とりわけワクワクの一日です。

それでは今日も良い一日を!

くま


安井至氏の「東京モーターショーとアジアの環境」~曲がり角に来たクルマと人と地球の関係

2007-11-09 06:37:05 | 環境全般
こちらもまた再投稿ですが、
このコラムに限らず、「4次元エコウォッチング」は、絶対に読んでおいた方が良いと思います。

環境分野ということでは、ある意味、安井先生の言うことが、今回のモーターショーにおける「環境」を総括している気がします。

これについては観てきたら書きますね!

****再再再投稿*****

日経エコロミーのコラム
東京モーターショーとアジアの環境」(07/11/2)がとても興味深いです。

書いておられるのは、安井至(やすい・いたる)氏。
国際連合大学副学長、東京大学名誉教授。1945年東京都生まれ。東大工学部卒。
環境科学の中でも、環境負荷総合評価ライフサイクルアセスメント環境材料グリーンケミストリー評価尺度)という、まさに注目の分野を専門とし、日本LCA学会副会長などを務める方。

この方のコラム、4次元エコウォッチングは、もともと日経エコロミーの中でも際立っておられましたが、今回のコラムは、これまで様々なメディアがとりあげた東京モーターショー関連のあたりまえの記事とは一線を画す鋭く奥深い内容です。

私自身は息子の病気もあって、まだ東京モーターショーには行けていませんが、周囲の話や各種報道、いただいた資料をみていて、安井氏のおっしゃる、
「今回のモーターショーのテーマが『環境』であるという触れ込みもあったのだが、どうみても、未だに『環境もテーマのひとつ』ということに過ぎない印象であった。環境だけでは、まだ売り物にはならない。どんな未来志向の車が展示されているか、大体の予備知識は仕入れてあったので、驚くような展示はもともと無いのだが」
という点には同感しつつ読み進めました。

シンポジウムの基調講演では、自動車研究所の林直義理事が日本のこれまでの自動車の環境対応の成果を述べ、安井氏が、
「地球環境を考えると2050年には超軽量・超高燃費の輸送以外は有り得ないという話をし、そして、前・国際電気通信連合事務局長の内海善雄氏が、価値観に関わる味のある話をされたとのこと。
『世界を支配している競争社会は、地球の資源や環境が無限であった時代の遺物であって、それに対してアジアの思想は、地球の限界とも調和しうる優しさをもっている』
というのが趣旨であったそうだ。

このシンポジウムの内容と、安井氏のみた「東京モーターショー」観は環境と車をテーマに学ぶものにとっては必須の内容だと思います。

東京モーターショー2007にワクワク!ホンダのPUYO!

2007-11-09 06:29:54 | 環境全般
こちらも再投稿です。

プヨはホントにぷよぷよしているらしいですね~。
行った人はみんな触ってくるみたいです。

今回のコンセプトカーの中では、人気上位の部類かと思います。
実にホンダらしい、柔らか頭。

ホンダは9日、車体にシリコン製の「ジェルボディ」を使った小型燃料電池車「PUYO(プヨ)」を開発したと発表。
26日に開幕する東京モーターショーに出展する。
人が触った時の感触が優しく、軽い衝突時の衝撃を和らげるなど、「人や街に優しい車」を目指したとのこと。

指で押すとへこむほど柔らかいらしい。
シリコンを通してライト部分や車体の一部が光る構造となっている。
ハンドルは無く、ゲーム機のようにジョイスティックで運転する。
全長は2800ミリメートルと小型だが、燃料電池を小型化することで4人乗りの室内空間を確保した。

今年の東京モーターショーは、とにかく「環境」「ユニバーサル」。

各社が競って環境と人に優しいクルマをみせてくれそうだ。

ワクワク!


東京モーターショー2007にワクワク!エコ的みどころ。

2007-11-09 06:21:40 | 環境全般
やっと本日モーターです!

各社の車の環境アピールやショーそのものの運営、
人の反応や動きなどをウォッチしてきます。

慣れない手でソニーαを持った、
あやしげな子連れのおばちゃんがいたら、
それは私です。

ということで、これまで書いたモーターショー関連の投稿を上にあげて
おきます。

***12月14日に投稿****

東京モーターショーが2007年10月27日から千葉市の幕張メッセで一般公開される。自動車メーカー各社の出展車も出そろった。
環境関連では、ここ数年おなじみの燃料電池車やハイブリッド車などのエコカーが多数展示される。
また「人にやさしい」点をアピールしたりしたクルマが数多く登場するようだ。

★★ハイブリッド車★★

■トヨタ自動車は「プリウス」の未来形「1/X(X分の1)」を公開。
家庭など外部の電源からも充電でき、車両重量はプリウスの3分の1(420キロ)、燃費はプリウスの2倍をめざす。
■ホンダも軽量化したハイブリッド車「CR―Z」で、環境と走りの両立アピール。

★★電気自動車★★

■三菱自動車の「i MiEV SPORT(アイミーブスポーツ)」は、1回の充電で従来より40キロ長い200キロを走行できる。「i MiEV」の電気自動車は同社の社長専用車として使われていることも話題。
■富士重工業の「G4e CONCEPT」は5人乗りで最高時速200キロ。
■マツダは流線形の車体で空力性能を向上させ、燃費を改善した次世代ロータリーエンジン車「マツダ大気」を出展。

★★人にやさしいクルマ★★

■日産の電気自動車「ピボ2」のロボットは、降車時に声をかける。
■ホンダの燃料電池車「PUYO(プヨ)」は、車体が柔らかいシリコーンで覆われ、人に軽くぶつかってもけがをしにくい。
■トヨタの「RiN(リン)」は「乗れば乗るほど健康になるクルマを」(渡辺捷昭社長)との声かけで開発され、座席に姿勢よく座れるよう工夫されている。

楽しみです!!!