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WIND BENEATH MY WINGS

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舛添要一(ますぞえよういち)氏起用で進むか年金、介護問題

2007-08-27 15:19:21 | 時事問題
舛添要一氏が厚生労働大臣になった。

今日付けの公式HPに下記の談話が載っていた。

安倍改造内閣が発足する。
先の参議院選挙の大惨敗を受けて、大いなる反省がすべての大前提である。大臣の相次ぐ失言や不祥事の反省も必要だ。
しかし、最も重要なのは、政策の再検討である。全国を遊説して歩くと、地方から怨嗟の声が聞こえてきた。民主党の政策を歓迎しているわけではないが、自民党の政策はもう支持することができないというのである。地域の格差、貧富の格差などが、自民党を敗退へと導いた。小泉改革の負の側面が、真綿で首を絞めるように、じわじわと効いてきたのである。競争原理の裏には、国民連帯の精神が不可欠である。これまで会社が担ってきたセーフティネットは、今や政府が整備しなくてはならなくなっている。自民党が再浮上するか否かは、政策にかかっている(2007年8月27日)。

決意
介護体験から政治の道に入り六年がたちます。日々のご支援に深く感謝し、心を新たにさらなる前進をする決意です。まずは皆様の年金を守るため、全力をあげます。そして不祥事続きの社会保険庁を解体します。介護保険・医療制度などの見直し、バリアフリーの推進など、より充実した社会保障制度の構築を目指します。現在経験している子育てを通じ、必要な子育て支援策を積極的に打ち出し、経済負担の軽減、少子化問題などに積極的に取組みます。また、教育の大改革を断行します。公務員制度の抜本的な改革、特別会計・特定財源制度の本格的な見直しなど、行政の無駄遣いを厳しくチェックします。日米同盟を基軸とした国際協調による平和外交の推進、拉致問題の解決を目指します。安全保障基本法等を整備し、自衛隊の憲法上の位置付けを明確にします。私の強い決意をご理解いただき、暖かく力強いご指導ご鞭撻をお寄せ下さる事を祈念しております。
(以上、ますぞえ要一公式ネットより)

まずは年金。これで社会保険庁改革が進むことを期待。

それにしてもよく受けたものだ。
しかし、問題山積の厚労省をなんとかできるのはこの人しかいないような気はする。

私が舛添氏の著書で読んだのは唯一、下記の一冊。しかし、実体験に基づく良書だった。巷で言われている「頭がいい」というより、「なんでもよく勉強する人だ」という印象をうけた。
そして私の中では、舛添氏は「朝まで生テレビによく出ていた人」から「介護に詳しい親孝行な人」として記憶された。

「年金」「介護」といった問題はお年寄りにとってはまさに「いまそこにある危機」である。
ばっさりと素早くやってほしい。

親と離れて暮らす長男長女のための本―誰も教えてくれない親孝行・介護の知恵と儀礼の常識
舛添 要一
中経出版

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8月29日は焼肉の日。五反田の韓国家庭料理といえば「チェゴヤ」

2007-08-27 13:02:08 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
東急ストアのチラシによると、8月29日は「焼肉の日」だそうだ。
といいつつ、我が家はあんまり、肉を食べないので、身体にいい肉の食べ方を考えていたら、そうだ、韓国料理だ!と思った。五反田は韓国家庭料理が充実している。灯台もと暗しである。
韓国家庭料理は、肉だけでなく、野菜をたくさん使った大変ヘルシーな料理である。
昨日、おとといと、白金エリアのことを色々書いてきたが、私にとって一番地元感があるのは、五反田駅周辺。まだ独身で親元にいた頃、深夜バス(というのが当時はあったの)が出ている為、遅くなるとこの駅で降りて深夜バスで帰ったものだ。

五反田でとりわけ有名な韓国家庭料理は旧ソニー通りにある「韓国家庭料理 チェゴヤ」五反田本店。いつも満員で活気が溢れた楽しい雰囲気のお店。なんと120種類のメニューがあるという。
特製春雨、コッチョリサラダ、ねぎ和え豚トロ塩焼き、プルコギ、野菜チヂミ、プデチゲ、いまは、なぜか糖尿病に良いとうたってある冷麺なんかが人気。
長居はできない。速やかに食べて、並んでいる人に席を譲るのが、正しいこの店の利用の仕方。

並んでも食べる価値あり。本当に美味しいよ!

品川区東五反田1丁目25−19
AMビル 5F
03-3473-7821
chegoya.com

日経新聞社説「温暖化防止に金融機能生かす知恵を」を読んで

2007-08-27 11:25:52 | 環境全般
日経新聞 社説「温暖化防止に金融機能生かす知恵を」を読んだ。

金融機関は環境対策に関して地球温暖化対策に必要な資金や情報の提供など大きな力と機能を持っているというお話。
また、そうした環境ビジネスは金融機関の将来の重要な収益源にもなりうる。日本の金融機関の経営者はそのことをもっと自覚すべき環境対策に金融機能を生かすための仕組みを政府はつくるべきだという主張だ。

おカネと環境。
いま、一番重要なキーワードだ。
機能や力を持ったところが、そのパワーを生かしてほしいと思う。
トップが打ち水をするのはいいが、パフォーマンスではなく、むしろ本業の中で、その本業本来の機能を生かした取り組みが必要だ。

それはメディアにも言えることで、パフォーマンスの時代は終わった。
いまや正しい知識に基づく、システム構築、科学的かつ効率的な取り組みが必要な時代だ。

私たちはもっと学ばなければならない。

自殺防止にメディアが出来ること「WHOのマスコミ向け自殺報道ガイドライン」

2007-08-27 11:00:29 | メディア・通信・IT・イベント
WHOのマスコミ向け自殺報道ガイドラインが発表された。
興味深いのは、具体的に「するべきこと」と「してはならないこと」を明記していることだ。

○ 報道がするべきこと
・事実を提示する際は,ヘルスケアの専門家と協働する
・自殺が「成功した」という表現は用いない
・関連するデータのみを提示する
・自殺に代わる別の問題解決の選択肢があることに情報提供の重点を置く
・電話相談や地域資源の情報を提供する
・自殺のリスク要因や警告のサインを提供する

○ 報道がするべきでないこと
・写真や遺書を掲載あるいは出版しない
・方法の詳細を伝えない
・自殺の理由を単純化して伝えない
・自殺を名誉あるものとして報じたり,センセーショナルに扱わない
・宗教的/文化的なステレオタイプを用いて説明しない
・自殺(者)を非難しない

自殺防止に関して、メディアの果たす役割は大きい、と私は思う。伝え方次第で、次の自発を誘発するが、全く逆に、適切な報道がなされた場合「死ぬ以外の選択肢がある」ことを気付かせ、また自殺者の周辺の方々にその兆候を伝えることで、最悪の事態を回避することが出来る。

いまの社会で「死にたい」と思った人が、ぎりぎりの瞬間に相談できる場所は非常に少ない。そういった方々を救える力がメディアにはあると、私は思う。もう少しできることはあるのではないか。