WIND BENEATH MY WINGS

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「スペースシャトル打ち上げ成功」で向井さんを思い出す

2007-08-09 18:45:07 | 時事問題
スペースシャトル打ち上げ成功・「先生」飛行士乗せ
 【ワシントン=藤井一明】米航空宇宙局(NASA)は米東部時間の8日午後6時36分(日本時間9日午前7時36分)、フロリダ州のケネディ宇宙センターからスペースシャトル「エンデバー」を打ち上げた。シャトルは地球を周回する予定の軌道に乗り、打ち上げは成功した。
 シャトルには教員から転身した女性飛行士、バーバラ・モーガンさんが搭乗。地上にいる生徒たちの質問に答える「宇宙授業」も予定する。モーガンさんは1986年、打ち上げ直後に空中爆発したシャトル「チャレンジャー」に乗り組んで亡くなった女性教員、クリスタ・マコーリフさんの交代要員として一緒に訓練していた。約21年を経てマコーリフさんの遺志を継ぐ飛行になる。
 今回の宇宙での滞在は最長2週間。国際宇宙ステーションの組み立てを主な任務としている。(NIKKEI NET 10:44)

チャレンジャー爆発の瞬間の映像は、9.11とともに深く脳裏に焼きついている。

怖かった。


私は「ライトスタッフ」「アポロ13」を観て、宇宙開発の虜になった。
スペースシャトルも大好きで、日本人宇宙飛行士が選ばれるたびに心躍ったものだ。そして、当時はアジア初の女性宇宙飛行士となった向井千秋さんのファンでもある。
チャレンジャーの事故は、向井さんたち日本人宇宙飛行士が選ばれた直後に起こり、これにより実際に宇宙に行くまでに長い時間がかかることになる。

向井さんはあまりにも服装にこだわらないこと、表面的には体育会系の中性的なキャラだったためか、当時はマスコミから揶揄されたものだが、私はその飾らないところが好きだった。そして、姉から薦められて読んだ旦那様のマキオちゃんが書いたエッセイの大ファンでもある。

この本を読むと、おふたりの人柄が伝わってくるとともに、向井さんがいかに人間として素晴らしく、素敵な女性であるかがわかる。そしてその強い意志と努力で宇宙飛行士という夢を掴んだこと、宇宙飛行士の方々がどれだけ凄い人達かがよくわかるのだ。そしてその夢を理解し、応援しつづけたマキオちゃんの優しさ、おふたりの夫婦としての素晴らしさが伝わってくる。

すごく笑えて、元気になる本。

君について行こう〈上〉女房は宇宙をめざす
向井 万起男
講談社

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ライトスタッフ

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今度は何を食べようかな

2007-08-09 11:47:31 | 嬉しい!楽しい!面白い!ワクワク!
いまは一瞬東京に戻っているが、すぐまた逗子に戻るので、今度は何を食べようか情報収集をしてみた。
いろいろ調べてみると、燻製やってみたいな~とか、ダッチオーブンほしいな~とか夢は広がる。

面白かったサイト

海でごはん、海のごはん
 すごく親切。屋外、家ともに豊富なレシピ。
マスターのアウトドアークッキング
 ちょっと難しそうだけど、挑戦してみたくなる。
一日一魚
 凄い情報量。有名なサイトです。
魚を食す粋な食卓
 アウトドアのみならず、魚好き必見。

そうそう、焚き火や炭火焼をする際は、子供に化繊の服をきせない方がいいなと思った。

環境配慮型イベントのススメ

2007-08-09 11:04:59 | 環境全般
再び「ap bank fes’07」について。今回は「環境配慮型イベント」のお手本として紹介する。

①販売されるすべての飲食容器(お皿・カップ)をリユースできるもの。
②来場者にはウェブサイトで「いつも使っているマイ箸/マイスプーン/マイフォークを持ってきてください」と呼びかける。
③ごみは9種類に分別。「燃えるごみ」「燃えないごみ」以外はすべてリサイクル。
④会場で出たごみはすべて計量され、どんなごみがどれだけ出たのか、リアルタイムでわかる。
⑤ライブエリアのエネルギーは静岡市内の風力発電施設「風電君」で発電した電力を使用。
⑥フードエリア、オフィシャルツアーバス、掛川駅~つま恋間のシャトルバスにも、バイオディーゼルを導入。

ライブ会場を提供するヤマハは、今回のap bank fes'07開催をきっかけに、日本自然エネルギーから「グリーン電力証書システム」を導入し、ヤマハの所有するヤマハリゾート「つま恋」での音楽イベントで必要とされる電力などにグリーン電力を活用していくことにしたとのこと。

このすべてを実行するのは難しいかもしれない、またもっといろいろなアイデアがあるかもしれない。ともかく、従来は効率や資金面で敬遠されがちだったイベントにおける環境配慮が可能であることを示した実例であり、今後各種イベントにおいて環境配慮を進める上では大きな指針となるだろう。

Photo by ひまわりの小部屋


私がスタバを好きなわけ~「スターバックスに学べ」

2007-08-09 10:25:22 | 経済とか経営とか
私はいちコーヒー好きとして、スターバックスが大好き。
理由は簡単。美味しくてサービスが良いから。

お持ち帰りの入れ物を出して
「持ち帰りでアイスのソイラテ、グランデ。豆乳多めで、氷少なくして下さい。紙袋は要りません」
といっても絶対間違えない。私の常食であるバナナもある。

店内はいつも綺麗だし、店員さんは感じいいし、ゴミ箱も使いやすい。トイレも居心地が良い。

また、品川区では(おそらく世界的に)ハンデキャップを持つ方々の雇用にとともに大きく貢献してくれている。HPによると、地域でゴミ拾いもしているらしい。
またもう少し広い視点でみると、コーヒーの買取価格の安定化など、産地への配慮も行き届いており、様々な社会貢献や経営理念をみるとビジョナリーカンパニーだなあと思う。

さて、そんな大好きなスタバの本が出た。
同社の元マーケティング担当の人が書いたとのこと。

「マーケティング&ブランディング」「顧客サービス」「人材育成」という3つの切り口から、“内部の視点”で同社のビジネスを分析。
経営陣の考え方から、さまざまなプロジェクトの成功/失敗事例、現場のすみずみに行き渡る独自の社内文化までを、44項目の「成功のノウハウ」として、具体的に説明。
巻末には「スターバックス役員たちの本棚」を掲載


マジマネSPECIAL スターバックスに学べ
ジョン・ムーア,花塚恵
ディスカヴァー・トゥエンティワン

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「100万回生きたねこ」からの連想

2007-08-09 09:32:43 | 読書感想文
これはひょっとすると大人のための絵本かもしれないが、真に大人のための絵本ならば、子供もまた楽しむことができよう。それが絵本というものの本質であるはずだ。そして『100万回生きたねこ』は、絵本の本質をとらえている。――週刊朝日書評より
このとらねこ一代記が、何を風刺しているかなどと考えなくても、すごいバイタリティーをもって生き、かつ死んだ話をおもしろいと思ってみればよいと思う。上級から大人まで開いてみて、それぞれに受けとめられるふしぎなストーリーでもある。飼い主へのつながりが無視され、前半と後半が途切れているようで、みていくとつながってくるふしぎな構成である。――日本経済新聞「こどもの本」書評より

「ダヴィンチ」で取り上げられていたのを、コンビニでみかけた。これもまた懐かしい。不思議な魅力とインパクトを持つ本である。

猫と言えば、五反田にはいまCATSシアターがある。
何度かお仕事をさせていただいた関係もあり、CATSは日本版で公私含め12回、ブロードウェイで1回(わざわざ自腹で観にいったの)観た。日本版の初演のときに、親と一緒に行き、椅子がごごご~と動いてびっくりした。普通の人としては相当たくさんみたと思うので五反田では観ていないが、息子たちには一度みせたいと思う。いまでも私は猫が集まっていると「お、集会だな」と思ってしまう。月の下でどこへ行けば餌が貰えるかなどの情報交換をしているに違いない。

「100万回生きたねこ」に話を戻す。
1977年10月20日、第一刷発行以来、今年88刷を数えるロングセラー。 100万年もの間、死んでは生き、死んでは生きを繰り返し、その間、一度も泣いたことがないトラねこのたくましく、ふてぶてしい生命感が印象的。そして最後は泣いてしまうかも。

いい本だよ。

100万回生きたねこ↓相変わらずの存在感だ。

100万回生きたねこ
佐野 洋子
講談社

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