若い人と話していて、ふと思うことがある。 この子たちは知らないんだ。
観光地で江戸時代などの農家をそのまま保存したような建物を訪れることがある。 「大昔」とまではいかなくとも、歴史の教科書等で習った時代の生活、風景等々だと想像することができる。
しかし時代とともに、世の中の移り変わり、変化が急ピッチになり目まぐるしい。 「ああそうなんだぁ・・・」などとゆったりと感慨深い感傷に浸る暇はない。
畳のない家、洋式トイレ、椅子での生活・・・等々住居に関してだけでももの凄い変化である。 我家は炬燵が大好き。 だから寒くなるとホーム炬燵が登場する。 平素は食事はテーブルと椅子でだが、特別の折にはテレビの前の炬燵で食事もする。 その特別感が良いと娘は言う・・・。
友人たちの中には炬燵はないという人もいる。
まあ一式準備するのは面倒なことでもある。 一年中使うわけではないから、片づける必要もある。 あのほんわかした温かさが良いと思うのだが・・・。
子供の頃に両親のそれぞれの実家には堀炬燵があり、炭を入れていたものだ。 あまり深く入ると落ちたり、ひどいことになるとやけどもするからと気を付けていたものだ。 でもあの温もり感は今でも思い出せるなあ。
「住」に関してだけでも一気に変化した。 世界中の使いやすいもの、便利なものがどんどん取り込まれて、日本の文化は変化し続けている。 しかも良くも悪くも変化のピッチは速い。
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