コロナ感染者が、岩国もだんだん増えている。
県では、変異型も数例発症と言っている。
コロナ禍になり、極力外出を避けて、必要最低限の外出に絞っている。 「あれしよう、これしよう」と自分で工夫しながら過ごす毎日だ。
外出規制になり、新たに発見したことが実にたくさんあった。 自宅のこと、自分自身の事、いろいろだ。 その些細なことに幸せを感じ、感動してみたり納得してみたり・・・。
しかし、自由に好きな場所に行けないことに苛立ちを覚えもする。 落ち込んでみたり、「これは現実のことだよね」と改めて思ってみたり・・・。
でもラインや℡で繋がる友人たちも皆同じように頑張っている。 感染を避けるために、「自宅の畑に精を出すよ」と言う友人のひと言に、「そうよね」私も庭を少しでも充実させよう・・・と。
皆、同じように自分でコントロールしながら踏ん張っている。
「あんな日々があって大変だったよね」と言い合える日が早く来てほしいものだ。
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昨日は午後所用で一人歩いて出かけた。
「車で行くんでしょ？」と言う家族。 でも「歩きたいので・・・」と散歩がてらに出かけた。
小中学校の前を通過。 行きに数人の男性たちが上下スーツにネクタイ姿。 何やらうす緑色のファイルを手に手に持ち、自転車の人もいれば、歩きの人も・・・。
「う～ん、もしかして？ きっとそうだなあ・・・。 もうその季節だよねえ・・・。」と一人納得しながら通過。
そして帰りもそばを通過。
するとやはり七、三に髪の毛を分けて、ネクタイにスーツ姿の初々しい男性が自転車にまたがり、少し、ほんの少し会釈。 私もついつい会釈して「もしかして、家庭訪問ですか。」と訪ねてしまった。
「ハイ。」と明るい返事が返ってきた。
「そうなんですか。 気を付けて、行ってらっしゃい」と会釈。
「ハイ、ありがとうございます。」
なんとも何とも気持ちがほっこり・・・。
良いものだなあ・・・。 通りすがりのおばちゃんに頭を下げて・・・実に感じが良かった。
それでついつい私も言葉が出たのだが・・・。
こんなやり取りがいつまでもできる世の中であってほしいものだ。
「はて私は何年前に同じように薄緑色のファイルをもって歩いていたんだろうか」と思いながら家路を急いだ。
今、思い出してもなんだか、ほっこり。 元気をもらった気がする。
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