実家の母が亡くなったころ、お盆休み、お正月が辛かった。 たくさんの料理を作って家族を迎えてくれていた母がいないという寂しさはどんな言葉にたとえようが表現できない悲しさも一緒にあった。
乳母車に乗せた幼い子供と実母と３人で歩いてみたかった・・・。 さまざまな思いが蘇る。
イベントがあるたびにさびしいなあ・・・と思ったものだ。
だが今では、加齢とともに核家族になり、夫婦だけになったら・・・とか、独り残してしまったら、あるいは独りになったら・・・さぞかし寂しいだろうと思うようになった。
昨日、独り暮らしの友人がぽつり「寂しいのよねえ」とつぶやいた。 「本当にねえ・・・」。 人が集う季節は平素はそこまで意識しない感情が一気に蘇る、吹き返す・・・。 そんな気がする。
ご近所に独り暮らしの方がたくさんいらっしゃる。 孤独を感じ思う季節だろう・・・。
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