この３連休は文化の日。
初日は北九州市立美術館にて「ターナー 風景の詩」。 これは実に暗い絵画が多く、主人はササッと見て休憩。 以前も同じ美術館で「クールベの作品展」を見たことがある。 なぜかこの美術館が扱うものは暗いと言う印象を持ってしまった。 まあ事前にどのような画家なのかを知っておくべきなのだろうが、主人が行こうと言えば一緒に行く。 しかし海の描写が素晴らしかった。
２日目は福岡博物館にて「驚異の世界展」。 芸術と学問の偉大な庇護者として知られる神聖ローマ帝国皇帝ルドルフ２世の世界を垣間見てきた。 多岐にわたるさまざまなジャンルの芸術家を愛好し、科学的にも目を見張るようなコレクションの数々。 たっぷり時間をかけて堪能した。 でも見終わった時に感じたものはルドルフ２世の孤独・・・。 「この人はきっと孤独だったんではないだろうか・・・」そんな風に思えた。 幼少時からの特異な環境の中で養われたと思われる心の闇、孤独・・・そんなものを感じた。
印象に残った作品はやはりアルチンボルドの「ウェルトゥムヌスとしての皇帝ルドルフ２世像」だ。 これは以前どこかの美術館で見た記憶がある。 ５０数種類の植物で顔を表現。 まあそれにしてもよく思いついたものである。 思いつきにただただ感心する。
３日目は福岡市立科学館。 基本展示＆特別展 宇宙なひと。 まあ一度行けばどのような物かが分かった。 近所に住んでいて、幼い子供がいれば連れていくかもしれない・・・。
まあこのような具合で、今回の３連休は文化的な企画でした・・・。
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