ビックリな話題・・・

　何やら昨今、いや遅れていると言われるかもしれないが、「半分成人式」と言うのが行われ始めているのだとか・・・。　≪10歳で行う「2分の1成人式」、重い病気を患い、とても20歳の成人式は迎えられないだろうと思われる子どもを持ったご両親が、10歳で成人式をやってあげようという親心が起源とも言われている≫らしいのだが、それをすべての子供に当てはめて、学校行事として行うのであれば、内容をしっかり検討して行わなければとんでもない心の傷を残すことになりかねない。　

　娘たちの小学生時分には実施されていなかった。　いろんな親御さんの思いがあって始められたのかもしれない。　学校行事として行うところが増えているのだとか。　岩国でも実施されているのかしら？　聞くところによると、生まれてすぐくらいの写真を必要としたり、生まれた当初の様子を示す文章を要求したりすることもあるとか。　

　でも待てよ！！　と思う。　すべての子供が何の事情もなくそうしたものが手元にあるのかしらと。　顔が違う分さまざまな事情があるもの。　

　20歳の成人式は本人の意思で出席も欠席も可能だ。　しかし学校行事として行うのなら子供に選択の余地はない。　ましてや10歳そこそこで選択のしようもない。　とても残酷なことを強いていることにもなりかねないのではないか・・・。

　ＮＨＫで何やら歌も聞いたことがあるが・・・。　親子が区切りとしてこれまでの10年間を振り返り、今後へつなげていく姿勢はとても大切だし、良いことだと思う。　しかし内容の検討は十分に行う必要がある。　文科省が詳細を把握し学校行事として許可しているとは思えない、思いたくない。　世の中の流行にのってはいけない。　　



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