様変わり？？？

　今日は節分。　まさに漢字の通り。　冬と春の季節の分かれ目・・・。　こんな風に見ると漢字の素晴らしさ、日本人の風流と言うものを垣間見る気がする。　

　私たちが子供のころには恵方巻きなどというものはなく、ただただいり大豆を撒いて、年の数だけ食べて・・・そしてイワシの塩焼きが食べられれば良かった。

　島で教鞭を取った折に、下宿先の奥さんが焙烙で炒った白い大豆とイワシの塩焼きをよく下さったものだ。　そしてその下宿の玄関先には柊の枝にイワシの頭をさしたものがあったなあ。

　だんだんこんな風習もなくなっているのだろう。　今朝もわが家で言っていたが、実際娘たちが幼い時分には、小さな子供たちの声がしたものだ。　「鬼は外！福は内！」　今はサッシの窓を開けても聞こえてこない。

　保育園、幼稚園や小学校ではさまざまな日本的な行事も、ことあるごとに大切に取り込んで取り組みをしているのだろうが・・・。　

　と言うことでわが家はイワシを食べて、いり大豆を年の数だけいただくとしよう。　イワシは塩焼きだと骨を嫌がるため、フライかな？それとも圧力なべで骨まで食べられるように焚こうかなあ・・・などと思案中。

　恵方巻きは、バレンタインデーのチョコレートと同じだ。　だからまあどうなるかな。　作ろうかどうしようかとこれまた思案中。


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