[推定、生後3年ほどの熊の足跡]
今年もまた、野生のツキノワグマが里に出る季節になった。
去年も同じような時期に近所で熊が出没したとブログ記事を書いたけれど、あの時の熊は@幕張の家から1kmは離れた山際の畑だった。
ところが今年は違う。何が違うって、熊の出没場所が段違いに近い。
そう、今年の出没場所は@幕張の家から100mほどの場所、去年の出没場所付近から続いている足跡は近所の畑から集落の端の家の庭先を掠めて湖沿いに歩き、今は公園になっている湖畔の@幕張が育った旧旅館の跡地を通って山に入り込んだらしいのだ。
地元の新聞では付近で3日連続で熊の目撃情報が寄せられていて、それによると家の近くには3日前の8日に熊が現れたらしい。
40年ほど地元で狩猟をやっていた父も畑に残った足跡を見て、生後3年位の若熊ではないかと言った。
残された足跡はちょうど人間の掌位の大きさで、土の柔らかい畑の中でも比較的浅い足跡になっているのは体重が軽い若い熊なのだそうだ。
近所でも目撃した人がいて、朝6時過ぎに畑を歩いていたらしい。
熊は元々夜行性動物。去年は湖畔の公園の弁当ゴミや釣人の捨てた魚などを漁りに湖畔を通りかかったことはあったけれど、最近の生ゴミもない人家の周辺に朝から現れるのも珍しい。
人を恐れない熊は、要注意です…
昨年の熊出没近くから、小さな谷を越えた場所にある森から足跡は続く
畑を一直線に横切って農道の脇に出て…
途中、休耕畑の藪の中に潜んで一休みしたらしい
藪の中から足跡は@幕張の住む集落の方角へと…