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@幕張日記

@幕張が日々を想いのままに綴る日記

ハチドリと不思議な蛾たち

2005-09-10 14:23:34 | @幕張動物日記
    

 地元の駅近くの花壇に蜜を吸いに来ている3cm~5cmほどの大きさの不思議な生き物を発見。
あちらこちらを忙しなく飛び続け、花の周りでホバリングをしながら花の蜜を吸っている。そんな姿や大きさも、まるでハチドリのよう。
でも南米などに生息するハチドリがこんな信州の山中にいるはずもない。


       で、ちょっと調べてみた。


調べて出てきたのが、ハチドリのように花の周りでホバリングをしながら花の蜜を吸う種類の蛾。
コスズメガやホシホウジャク、スキバホウジャク、オオスカシバなどの種類の蛾たちがそうらしい。

普通、蛾の飛翔行動は羽を文字通り“パタパタ”と羽ばたかせて主に夜中に飛ぶが、この種類の蛾は羽を高速で動かしながら日中を飛び回り、
そのままの体勢で飛び続けながら空中に静止する、つまりホバリングすることができるのだとか。
高速で運動する羽は、ストロボを使った高速シャッターで何枚写真を撮ってもきちんと映らないほど動きが早い。

頭の近くを通り過ぎる時、ブーンという羽音が聞こえてくる。
音だけ聞くと蜂のよう。飛んでいる姿も縞々模様が蜂みたいだ。
日中、花の周りを飛び回り、まるで浮かんでいるように空中で静止する。


       やっぱり、ちょっと不思議な蛾の仲間たち。


    
<駅近くの駐車場の花壇で見かけたハチドリそっくりの蛾>      <ストロボに反射して眼が光る、ってことは夜も良く見える?>
    <花の蜜を吸う口吻は蝶や蛾そのもの。>

レッサーパンダばかりが立つんじゃない その1

2005-05-29 23:45:30 | @幕張動物日記
 風太に影響されたのか、各地のレッサーパンダがムリヤリ立たされているような気がしてならないのだが、当たり前だけど、立ち上がるのは何もレッサーパンダばかりじゃない。

…と、いうことで千葉動物公園で見かけた立ち上がる動物達。

最初はコツメカワウソ。
これも可愛いね。2匹でじゃれ合う仕草がナンとも言えない。

@幕張の隣で手を振ったカップルに興味を持ったのか、思わず立ちあがったところ。

それにしても、餌で釣って立たせてる某ZOORASIAの飼育員さん、それは動物本来の姿じゃないんだから、やめましょうね。
動物園って、正式には“動物学術展示”でしょう。(www
       

レッサーパンダの風太 ~FUTA The Lesser Panda~

2005-05-28 10:08:55 | @幕張動物日記
 今話題の千葉市動物公園に行ってきた。
お目当ては勿論、レッサーパンダの風太。
元々、@幕張は動物園とか水族館とかが大好きなので、久々の動物園にワクワク♪

動物園に近づくにつれ反対車線の車が増える。「○○保育園」とか「○○幼稚園」とか書いた大型観光バスと次々とすれ違った。
1、2、3… わずか1kmの間に6台もの大型観光バスが通り過ぎていく。平日でも混んでいる事を見越して夕方に行く事にしたのに…。大丈夫か...?

ところで、レッサーパンダの公開時間は以下のようになっている。

  9:30~12:00 レッサーパンダ 1頭(風太)
  12:00~13:00 休憩(昼寝)
  13:00~16:00 レッサーパンダ 2頭(風太&メス)

風太が立ち上がるのは餌の時間の9:30と13:00、檻舎に帰る直前の15:30~16:00の間が多い模様。
何でも、飼育員の足音や匂いに反応して立ち上がったり、何かに興味を引かれると立ち上がるらしいのだ。

レッサーパンダ舎に到着したのは14:30頃だった。
2匹とも展示場の小屋の中で寝ていたので他の小動物を見に行くことに。

ペンギン、カピバラ、天竺ネズミと小動物を一通り見終わって、レッサーパンダの様子を見に行くと風太君がウロウロと展示場の中を動いている。

       「チャーンス♪」

デジカメを取り出して構えたものの、一向に立ち上がる気配はない。

       当たり前か。(www

展示場にはもう一頭いて、静岡の動物園から来たお嫁さんなのだそうだ。

   いいな♪ レッサーパンダ。ちゃんとヨメさん来てくれて。(羨望...

程なくメスも起き出して、2頭で展示場の中をぐるぐると歩き回る。何といってもレッサーパンダは仕草が可愛い。立ち上がらなくっても、充分に楽しめる。ネコ目だけあって、じゃれ合ったり、木に登ったり。

1時間ほどして何かに興味を引かれたのか、いきなり木の陰で風太が立ち上がった。
歓声と共にフラッシュの嵐。 オイオイ、フラッシュは禁止だろう。
@幕張の位置からは木が邪魔で見えない。残念。

しばらくして獣舎の陰に飼育員のかすかな気配がしたのか、今度は目の前で2回目の立ち上がり。
@幕張はデジカメのフラッシュをOFFにして高感度撮影で準備していたのだけれど、不意を突かれてフォーカシングが間に合わなかった。
早い話がピンボケ。うう、鬱…。

続いて、展示場にある木製の休憩所に上ろうとしたメスを見上げて風太がソワソワ…。
ン!? アヤシイな...とカメラを構えた瞬間、目の前で3回目の立ち上がり。
今度は長い。時間にしたら15秒ぐらい。

       風太、アンタはエライ!

後姿ではあったが、バッチリ撮影できた。
しっかりとした二足立ちのためか、凛々しいその立ち姿は逆にすごくアンバランスに見える。
頭が大きくて身体が細いので、立ち上がった姿はまるで遊園地の着ぐるみみたいだ。

2匹の見分け方は、風太は尻尾が太く身体もメスよりも一回り大きい。身体の小さなメスは尻尾の根本の毛が禿げて細くなっている。

参考までに撮影ポイントは、レッサーパンダの展示場の一番右端。
レッサーパンダの立ち上がる場所はもちろん決まってはいないが、今までの報道写真と今日の行動を見ていると、展示場の壁際と木製のハシゴの上が最も確率が高いんじゃないだろうか。そうなると、ここが一番見通しが良くて死角が少ない。
展示場の幅は左右20m位しかないので、朝一か夕方閉園間際に照準を合わせ根気良く場所取りをするしかない。もっとも写真を撮らないのであれば、どこからでもそれなりにパンダは良く見えるのだけれど。

展示場の前は小さな子供と長玉レンズ持ったカメラマンとでごった返しているので、撮影するならミニ脚立と大型三脚で人混みの後から狙うのが王道かも。自分の背後から小さな子供の「見えなあ~い!!」という泣き声を聞きながらカメラを構えていると、どうも後ろめたい気持ちになる。

レンズは200~300m/mは持って行きたい。
@幕張のデジカメはF2.8の光学12倍ズームレンズなので35mmフィルムカメラだと最大600mm相当になる。これで中間倍率を中心に使ったので、展示場の一番前なら200mm前後でもいいと思う。
ただし展示場は北東向きで日陰になりやすいので、高感度フィルムとF開放値の明るいレンズは絶対必要。

フラッシュは厳禁! フラッシュをバンバン使ってたクソ親父とババア共! 恥を知れ!!!!!!

写真は展示場の真ん中からやや左手の位置から撮影した。
今週末はみんなも家族と一緒に行ってみそ。

       きっと楽しいゾ。