槙野秀俊の人生日記

2004年4月PDB入社。2009年3月~9月はPDBマーケティングの社長。2009年11月から(株)リファイドの社長。

「雇われない生き方」

2010-01-12 02:33:43 | お勧め
貧乏はお金持ち──「雇われない生き方」で格差社会を逆転する

という本を今読んでます。

まだ1/3くらいですが、

「将来起業、副業、等をしようと思っている人」

や、

「将来、起業や副業をしたいわけではないけど、
 しなければいけない状況になる可能性のある人」

は必読ですね。これは。すこぶるお勧めです。




例えば、日本と米国の非正規労働者のシェア比較は下記のようになるそうです。


・米国 (人口3億1,500万人)
 フリーランス  1650万人 5%
 臨時社員    350万人 1%
マイクロ企業家 1300万人 4%
 ==============
 合計      3,300万人



・日本(人口1億2,700万人)
 フリーランス   40万人 0.3%
 臨時社員    300万人  2%
マイクロ企業家  30万人 0.2%
 ==============
 合計       370万人


この数字からどう読み取るか。

臨時社員(派遣や契約ですね)が確かにアメリカの2倍ですが、
でも1%程度の話しなわけで、ここだけの話してても、本質的な議論ではないと。


日本に、どうせ身分が保障されないなら、臨時社員よりも、フリーランスやマイクロ企業家の方がいいや!という時代が来るのでしょうね。

まだ全部読んでませんが、「そういう時代が来るし、臨時社員なら、マイクロ企業家の方がメリットあるよ!」というのがこの本の主張と思われます。




別の場所にこういう記述もありました。

『こうした経緯を見れば、アメリカの個人主義がフリーエージェント社会を生んだのではないことが分かる。サラリーマンがオーガニゼーションマンを圧倒した結果、彼らは「エデンの園」を追われ、望んでもない「自由」を押しつけられたのだ』


結論だけなので、少しわかりにくいですが、こういう状況が今の日本なのではと感じます。


積極的に起業したりフリーになったりする日本人が劇的に増えるとは思いませんが、メインの仕事は持ちながら副業的にフリーになったり、もしくは苦肉の策でフリーになる等を含めた、フリー人口はもの凄く今後増加するんだろうなと、そう思います。

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