槙野秀俊の人生日記

2004年4月PDB入社。2009年3月~9月はPDBマーケティングの社長。2009年11月から(株)リファイドの社長。

大手より中小の方が動きが遅いのはなぜか?

2008-02-11 06:33:09 | お勧め

今日の日経の1面の、

「環境力」

というコラムに、


パナソニック大坪社長の言葉として、

「二酸化炭素排出量を、売上高、自己資本利益率(ROE)と、
 同列の最重要経営指標と位置付けた」

と紹介されていました。







一般的には、

大手の方ががんじがらめで機動力がなく、
中小ベンチャーの方が、新しいことを取り入れるのは早い

と思われがちですが、こと環境対策については全く逆な気がします。



構造的に、中小ベンチャーの方が、
動きやすいことに変わりはないはずですから、
他に要因があるはずです。



僕が考えるところ、それは、

「経営者の世界観」

ではないかと思います。



大手企業は、グローバルに事業を展開していて
その経営陣も、グローバルな視点で物事を判断していると思われる。
(少なくとも国内のことしか考えていない中小企業の経営者よりは・・・)

それに引き換え、多くの中小企業の経営者は、
世界を意識しながら仕事をする必要性がいままではなかった。

その差が、環境に関する経営戦略の差を創っているのではないでしょうか?



もちろん、ランチャスター経営にあるように、
中小企業は、セグメントを細かく切って、
そのセグメント内でのシェアを高めるというのが、
常套手段なわけですが、経営者の意識というか視点は、
もっと大局的な部分から見ていく必要があるのかもしれません。。。




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