民主党政権がいよいよ動き始めました。
新任の大臣は、各々マニフェストに掲げた目標を、
再度公言して意欲高いようですが、
このマニフェスト、どこまで国民の支持を得たのか疑問です。
民主党がなぜ買ったのか、
色々と理由はあると思いますが、
「自民党が嫌だから民主党で」
という部分が一番多いと思います。
そういう背景を一切無視して、
「国民に約束したマニフェストを!」
と言われても、イマイチピンとこないのは僕だけでしょうか。
3代も総理総裁が変わっても、
小泉さんが、郵政選挙で獲得した議席を保持し続けたことを民主党が
攻めていましたが、
時間軸という軸が、論点・幅という軸に変わっただけで、
300議席超という国民からの信任を拡大解釈している点では同じ匂いを感じます。
まぁ議員内閣制を採用している以上、
全ての個別の案件で、つど国民に審議を問うことは難しいとは思いますが、
高速道路無料化、郵政など、国の骨格に関わるような政策は、
今回の選挙の勝利でもって信任されていると解釈するには無理があると思います。