100年予測―世界最強のインテリジェンス企業が示す未来覇権地図
という本を読みました。
どこまで当たるかどうかは知りませんが、
非常に面白かったです。
地政学という学問というか方法論でロジックを組み立てているのですが、
初めて詳しく勉強した気がします。
皆さんが気になる日本の部分だけ、ざっくり書きますと、
BRICSの台頭で日本なんて21世紀のメインプレイヤーから外されているかと思いきや、意外や意外。
キープレイヤーでした。。。
但し、登場の仕方が仕方だけに、素直に喜べない。
トルコと組んで、アメリカと戦争するそうです。。。
21世紀は、半分は20世紀の繰り返しだというのが、
個本の著者の予測です。
まずロシアとアメリカがバチバチなり、
中国は成長が鈍化して国内がバタついて、
トルコがイスラム系の中心国になり、
日本は資源不足と労働不足で中国大陸を再度目指し、
トルコと日本が同盟結んで、アメリカと戦うと。
それが、2050年くらいの話ですね。
そして、2080年くらいから、
メキシコがアメリカ史上、最大のライバルとして台頭すると。
そんな話でした。
日本が本当に戦争するかどうかは置いておいて、
資源不足(労働人口不足)で苦肉の策でと言われると、
過去にそういう歴史があるだけに、鼻では笑えません。
しかも、戦争という解決策?を取るかどうかは置いておいて、
資源不足、労働人口不足に関しては、疑問の余地がないわけであって、
これは本当に考えさせられました。
今から50年後の話です。
日本人の平均寿命から言えば、
全然我々の生きている時代の話です。。。
是非、読んでみて下さい。