昨日は千葉ティオフラメンコの7月定例会だった。
いつものメンバーがいつもの集会所に集まって、いろんな曲を練習した。
「セビジャーナス」や「街のファルーカ」などのフラメンコ、「テイクファイブ大作戦」「ホテル・カリフォルニア」などのポピュラー、「シボネー」「交わす盃」といったラテンまで。
千葉ティオのレパートリーの範囲はとにかく幅広い。
レパートリーがたくさんあるから上手、というわけでは決してない。
長年やっているから素晴らしい、というわけでは決してない。
どちらかと言えば、へた・・・いやまだ発展途上のグループと言えよう。
将来性は豊かである。あまり時間は残されてはいないが。
最近は曲を絞って集中的に練習しようということになっていたはずだが、いつの間にか20曲近くにもなって、1回ずつ弾くのが精一杯というところだった。
練習量というものが大切で、同じ曲を繰り返し練習すれば少しずつつ良くなっていく。
「石の上にも3年」じゃなくて、「好きこそものの上手なれ」でもなくて、「継続は力なり」だ。
「曲が覚えられないんですが」と弟子が言ったら、ある先生は200回弾けと言ったそうな。
何十年もギターを弾いているが、確かに200回も練習した曲は殆どない。
途中で飽きてしまうというのもあって、なかなか到達できない数字なのである。
定例会の後は楽しい暑気払い。
一旦家に帰って車を置いてきたというメンバーもいて、いつもより気合が入っていたような気がする。
ギターを弾く指や爪やすりの話から、小学生でそろばん1級を取ったとかの身の上話まで、
長い人生を生きてきたおじさん達の話題は尽きない。
元飲み屋の総元締めの会社に勤めていたメンバーの威光もあって、料理は普通よりちょっと豪華だったような気がする。
富士山が世界遺産に登録された記念とかで、「富士山盛り」とかいうお造りも出た。
飲み放題だったせいか少し飲み過ぎて、家に帰ったらお風呂に入って歯磨きもせずに寝てしまった。
ギターの練習より飲み会の方が盛り上がるのはいつものことである。
飲み会の練習は何度でも出来そうだ。
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1 コメント
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- Unknown (SACHIKON NANTOKA)
- 2013-07-22 00:50:12
- 辛抱強くなく残り時間に限りがあるにも係わらず、ほんのちょっと上手くなりたいと思うならば、合理的に考えて音楽をするしかない。その曲の構成や意味も考えずに最初から何度練習しても、技術が少し出来るようになるだけだ。いつでもどんな時もその曲、その音には意味がある事を肝に銘じるべきだ。内容の理解や哲学がなければただの技術屋になる。皆で音楽するのは楽しい、そこで深い理解を共有できる仲間ならば最高だ。「みんなで集まって楽しくやるのさ」と逃げてはいけない。本当の楽しさは完成するまでの遠き道のりを通って始めて体感できるのだから。そしてその喜びは静かで深いものである。
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