まかなーのブログ

今はブログより「フェイスブック」とか、「ツイッター」とかが主流になって「ブログ」は時代遅れかも知れませんね。

人は死んだらどうなるのか

2013-11-27 21:37:35 | 日記

この難問に答えられる人はいない。
完全に死んで、生き返った人はいないからだ。
死にかけて戻って来た人はいる。
そう人たちの話を、「臨死体験」と呼ぶ。
共通して言えるのは、まずベッドに横たわった自分を少し離れた場所から見るという現象。
周りの人達が悲しみにくれている状況が、客観的に見て取れるらしい。
そのあと、上の方の暗い穴に向かって引き込まれて行く。
暗いトンネルの後の世界を見た人はいない。
そこまで行くと、きっと引き返せなくなってしまうのだろう。
4年前に、6時間に及ぶ心臓手術を経験した。
その時心臓は止まって人工心肺装置につながっていた。
脳は全身麻酔で何も感じなくなっていたわけだから、いわば死んでいるのと同等の状態だったが、残念ながら「臨死体験」はなかった。
生前に悪いことをした人は地獄に行き、それほどでもない人は極楽に行って楽しく暮らすのだろうか。
ちょっと出来過ぎていて、「今を正しく生きなさいよ」という教訓めいた感じがする。
もし死後の世界があるとすれば、「別の次元の、より大きな存在の中に帰っていく」、みたいな漠然とした概念の方が信じられる気がする。
病気で亡くなった人たちの状況を調べた学術的調査がある。
500人の人たちを調査した結果、4割の人たちが、最後の時に誰かが迎えに来たと言っているのを、周りの人達が確認しているという。
驚くべきことである。
人が死ぬときには「脳内麻薬」とも言われる「エンドルフィン」という物質が脳内に放出されるそうだ。
これが、死の痛みや恐怖を和らげる働きがあるらしい。
この「お迎え」と呼ばれる現象は、その物質の副作用だと説明されている。
自分の生涯で一番幸せな時を過ごした相手を、最後に思い浮かべるのだろうか。
私の場合は、きっと白い猫か、猫の生まれ変わりの少女がお迎えに来るに違いない。


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1 コメント

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Unknown (sachikon nanntoka)
2013-11-28 23:49:53
違いますよ~、梅酒を持った私が貞子ばりの髪型でお出ましになるのですよ。
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