オ・モ・テ・ナ・シの心に通じる、一番近い言葉ではなかろうか。
以前、このブログでも述べた「家の灯り」の話。
今日も奥方が、夕方ちょっと買い物に行ったので、玄関の外の灯りを付けておいた。
暗くなってから帰ってくる家人を出迎える灯りは、「お帰りなさい」と同等の意味がある。
ちゃんとこのような気配りができる家こそ、日本人の心を持った家庭と言えよう。
日本料理についても、気配りのかたまりという気がする。
例えば、味噌汁。
3分でできる味噌汁のモトや、ほんだしを使っただけのものなどは論外。
かつお節を削り、昆布でダシをとり手間をかけて作られたものが本物の料理である。
客人に本当に美味しいものを食べさせたいという心意気。
そこにこそ、日本の誇る「和食」の真髄があるのではないだろうか。
気配りのできる人は少ない。
自分は気配りのできる人間かと問われると、少々心もとない。
少なくとも、そう言う人でありたいと、私は願っている。
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