色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

群馬の暑い一日

2017-07-16 23:17:00 | クルマ全般
広島に引き続き今度は群馬です。

プロジェクトNの一環で、
数年前のイベントで大破したLe Mansマシーンを
直しに行く。(マジカ)
クラッシュ時の動画

メーカーからの招待で参加したはずなのに
どういう手違いかわかりませんが、保険がかかっておらず。
個人オーナーの星野氏が自費で修理しておられるとのことです。

星野氏はコスモスポーツのオーナーズクラブの会長です。

先日の、りんくうのイベントでエンジンが始動し、
このことがなぜかオーストラリア政府の目に留まり
World Time Attack challengeに参加することになりました。

生業がLe Mans専用なのでサーモスタッドなんていう
水路抵抗が無い為、デモランのときにはオーバークールに
なっているのを誤魔化しながらこれまで走ってきました。
リアカウルにある2カ所の黒い煙突も
リアキャリパーの冷却ダクトですが、
国内サーキットのデモランでは
ブレーキローターの温度が上がらないので
半分くらいふさがれています。

そんなこんなで、生粋のサーキットマシン
『MAZDA 767B』を現代の技術で
ECO CPU化してその辺の自動販売機までジュース買いに行ける
レベルまで仕上げる野望です。


群馬までの道のりはとても遠く、
中村屋から我が家経由群馬行きです。
随分回り道でご迷惑をかけております。(汗)
到着までの道中は色々ありましたが割愛します。
ホテルに到着したのは日付も変わってAM1:00頃です。
明日に備えて一杯飲んでそのまま寝ます。

翌朝、朝飯食べて早速現地入りです。
事務員さんに温かく迎えられ保管場所に入ります。

早速、カウル外して作業開始です。

素人がベタベタ触ってもいいのか分かりませんが、
やるしかありませんので、
ECU側からハーネスを一本ずつ順番に辿って行って…
このコネクタの1ピンはどこにつながって、
2ピンはここにつながって…
このコントロールボックスは何じゃらほい?

車の回路図を白紙の状態から作成します。

第一回目の調査の際にあらかた調べられていたので、
今回はその検証も含めています。

途中で、星野さんとこのお客さんがFDでやって来た…と
おもったら、なんとRotary Japanの会長でした。
Internetが一般に普及し始めた頃に活動を開始し
当時はロータリーの情報源はここしかなかったのです。
僕も、FCからFDに乗り換えた頃に会員登録してもらって
いまでも、お付き合いさせていただいてますが、
ここで会えるとは思いませんでした。
言葉に出せない大感激です。

会長号もすでにECO化されています。(笑)

中村氏も今回は持参した98Noteを取り出して、
767BのECUをこのPCでエミュレートするという
前代未聞の作業してます。
30年前のECUを解析するには、
機材までが30年前のものです。

かの、ホンダもマクラーレンMP4/4の動態保存の為に
当時のセッティング用のパソコンまで動態保存している
ということでしたので、レベル的には近いものがある。

まあそんなこんなで
ややこしい配線を元に戻して、
ガソリン入れて…っていれるのもクイックチャージャの入れ口に
マイナスドライバーをぶっ挿してこじ開けて
ガソリン入れて、ちょっと”掛けて”みるべかと
やったら、『かぶっらせ』ちゃって(←僕が…)
プラグ交換して、星野さんに交代してエンジンも掛けてもらって、
再チェックします。
エミュレータの動きをみて中村さんは得たものがあるらしいですが、
皆さんは4ロータの13J改改が吐き出す毒ガスで
窒息寸前です。
マフラーに加古川から持参したサイレンサー突っ込んで
ご近所に配慮しています。


その後は、中村屋的には残業して
暗くなっても作業して…
久々に、ヘトヘトになって、
やり切った感とやり残した感のなかで終了しました。

こりゃ先が大変だ…


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