色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

新春第一弾!

2018-01-02 17:10:00 | クルマ足回り
明けましておめでとう。
正月休みで、ブレーキをダフる助手(弟)が居る間に
ブレーキマスターとマスターバックを交換します。

今回のブレーキは、
もともと中村号についていた
センティア用マスターバックに
新品の容量アップマスターシリンダのセットです。
前回の作業の手伝いの駄賃にせしめた
マスターバックをOHして新品マスターシリンダにセット
されて帰ってきました。


物は揃っているので、
そのうちやろうと思いつつ今日になりました。
このマスターシリンダーも中村屋で企画された
767Bの修理代に協力する一環です。
社内の企画の為、数量も限定生産品です。
製作は純正部品を手掛ける某所のスペシャル品です。

簡単に調べたところ容量アップしてすごそうです。
FC3S 14/16インチ
FD3S 15/16インチ
今回 16/16インチ
通勤仕様の僕の車には完全にオーバースペックですが、
ブレーキなので良しとしましょう。

前回、中村号の作業をした際新品のシリンダは
中が空気の為、そのままつけるとフルードが
入っていかず、エアーが抜けにくいらしいので、
先に少しフルードを入れて、出口から注射器でフルードを
吸い出しておきました。
(これが後に悲劇を招く…)

車体に馬掛けるのに小一時間掛かりまして、
ようやく作業スタート。
マスターシリンダに来ている
前後のブレーキラインをフレアナットレンチで緩めて切り離す。


ブレーキペダルとマスターバックのロッドを
止めているピンを抜き取る。
ピンを抜くにはスペシャルな割ピンの抜き取りが必須です。
(見ればわかります)
その後、車内側から12㎜のメガネorボックスで
マスターバック本体を固定しているナットを4カ所外すと
マスターバックごとエンジンルームに抜けます。

恒例の記念撮影。


ごっそり入れ替えて、
ペダルとマスターバックのロッドをつないで、
割ピンでロックするのですが、
ここにきて割ピン紛失…
ごたごたしているうちに、
迂闊にも、ブレーキのラインもつないでないのに
ペダル踏んじゃって、フルードがエンジンルームで暴発!
綺麗にするのに小一時間掛かってロスタイム。

最終的には割ピンも発見されて
組みあがったら4輪ともエアー抜いて、
念のためクラッチもエアー抜いて。
各部液漏れ確認して終了。

ワンマンブリーダーを併用してやったので、
意外にエアー抜きは順調に終わりました。
あとは、室内側でペダルの高さを調整して、
ブレーキランプの点灯確認して試運転へ…

様子を見ながらゆっくりブレーキを踏んでみると、
ちょこっと踏んでもピタッと止まるw
タイヤがスタッドレスなので過激なことは
出来ませんが、作業の苦労が報われたようです。

マスターシリンダが大きくなると踏力が増えるようですが、
マスターバックが大きくなったので相殺されているようです。
スペシャル感満載です!



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