色々な物の修理記録

RXー7、CXー5、趣味の備忘録

コンプレッションテスターあれこれ

2018-11-10 23:21:00 | ノンジャンル
今日、加古川で興味深い検証が行われました。
まあ、一つの参考としてちょっと書いてみます。

現在、中村屋からプロデュースされている
ロータリーエンジン用コンプレッションテスターですが、

世間では、測定値が『ちょっと低いんじゃない』のとか噂があり
今回はその検証の為、夕暮れも迫った加古川で無理やりに
測ってみました。

結果的には、ちょっと低いかな…

考察
1、セルを回し始めた回転数の低いところから真面目に
  測定している為に真面目過ぎて低く出てしまう。
  (回り始めはシールの追従性等の関係で数値的に低い)
2、バッテリー電圧(セルモーターの回転数)に数値が依存する。
3、もともと圧縮の低いエンジンは初爆
  (実際着火はしませんが)時の圧縮の低い部分が
  まともに数値に反映されてしまう…

結果の数値

フロント

1室だけ低いのはサイドシールが短い…とか
こんなにアンバランスなのか~とか…

ところが…同一条件でテスターが違うと

10万キロ以上走ったエンジンとすればまあいいんじゃない


念のためもう一度
素晴らしい、先日広島往復を我慢のF/B走行で
エンジンをカラカラに燃やし切ったこの結果(涙)

そんでリア

『はってんご』ってマジカ!
だから、もう圧縮なんて気にせずにエンジンの
フィーリングが良ければいいじゃないかぁぁって思って
エンジン交換してから圧縮は測らずに来たのに~~って
もう一回

明日エンジンOHしますってレベルです(爆死)

ところが、テスターを変えると…

まあ、10万キロエンジンなんで許容範囲かな…

実際、プラグの碍子もまさに『きつね色』でした。
フロント側なんて3室ともほぼバランス状態ですので
プラグ見た師曰く『これなら数値的にもうなずける』とのことです。

特に今回は広島までの往復を無理せずにフィードバックを重視して
走った直後ですので、数値的にはいい状態と思います。

というわけで、
私的には、1室がどうしても低めに出てしまう感じに
思いますがこのことで泣いたりしなくてもいいレベルに思えます。

むかし、Comp07Sの前の型の場合は、
RS232CでPCと通信させてアナログデータを取得して
EXCELでグラフ化できました。
その場合は、サンプリングデータをいちいちプロットできたので
リアルデータが取得できましたが、
今のテスターはその部分が省略されて、
結果の数値のみになってしまいましたので、
アナログ的に比較することができなくなりました。

まあ、そんなことはどうでもいいのですが、
各テスターによる圧縮測定の結果の傾向についての
ちょっとした結果として提示してみます。

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