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◇撒かぬ種は実らず

根岸の畑へ。
空気は冷たかったけれど、春の日差しが心地よく、畝作りに鍬を振っていると身体はぽかぽか。
長袖カットソーに登山用のフリースを着ていたのですが、汗ばむほどでした。

慎重に種を撒いた空豆は順調に丈を伸ばし、花を咲かせてます。
がんばって実をたくさんつけてね。
カラス対策に覆いをつくりました。


バンカープランツとして、虫食いがひどかったものを収穫せずそのまま植えっぱなしにしたミニ白菜は、菜花を咲かせました。
これは、菜花だけいただくことに。


レッドチコリ。
素晴らしい出来栄え!


その他、サンチュ、ほうれん草、プチベールを収穫。
フィノッキオ(フローレンスフェンネル)とルッコラの種を撒き、シンシアポテトを植えました。
当たり前のことだけど、収穫するには土を耕し、種を撒き、育むことが必要。
いきなりには実はつけないですから。

作業後は暖かい日差しに誘われて、Yさんのお宅の庭に椅子を並べ、青空のもと各自のお弁当を。
ほーんと、いい天気で気持ちよかった!
桜の大きな木が、庭にも畑にもあるのですが、あともうすこしで蕾がはじけそうにふくらんでいます。

   

友達が晩ご飯を食べにくるというので、プチベールをドライトマトと一緒にパスタに。
レッドチコリは他の野菜といっしょにサラダに。
夕飯はそのほか、レンズ豆とセロリ、しめじのスープ、ほうれん草を塩糀でオリーブオイル煮。
収穫したての野菜を食べられる幸せ。
暖かい太陽あってこその作物、そして私たち。
震災後ということもあり、自然の中に生きる自分たちを、しかと実感しました。
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◇畑、冬の収穫祭

半期に一度の、畑での収穫祭。
今日は収穫作業のみをして、採れたての野菜を使って、みんなで調理。

まずはビールで乾杯。
春菊とルッコラのサラダ、チコリのリゾット、プチヴェールと大根の味噌ニャカウダ。
その他、玉葱のキッシュ、蓮根と牛蒡のプルーン&赤ワイン煮、鱈とじゃがいものプランタード、とうふ工房わたなべの豆腐2種、サルデーニャのボッタルガ、スペインイベリコ豚の生ハム、スペインチーズ/ケソ・テティージャ、ガーリックトースト、それにイタリアの白ワインと赤ワイン。
昼前から酒宴が始まり、そんなに飲んでないつもりだったのですが、終盤はかなりの睡魔に襲われ…。
気のせいか、昼間に飲むとやけに酔いがまわります。

うちに持ち帰った収穫物は、ふだん草、プチヴェールの葉、黒キャベツ、春菊とルッコラ少々、ミニ白菜。
黒キャベツは早速スープにして、晩ご飯に。
なんだか今日は、1日中食べ続けてた感じです。

   
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◇秋の畑

雨の天気予報の日曜日。
仲間とのの畑仕事のため、横浜の根岸へ行くと…。
家を出るときにはあんなに降っていた雨は上がり、「畑仕事の日は必ず晴れ」のジンクスはこの日も通用。
すごすぎます、Y子さん!

そのかわり、もしものために雨対策したものの、もう大丈夫と油断したのが、虫さされ対策。
虫除け無しがこんなに悲惨とは!
   
虫除けリング&虫除けアロマスプレーが伊達ではなかったことを、身をもって体験。
あと数日間はステロイド軟膏が手放せない状態です。

さて、この日の収穫は、楽しみにしていた落花生。
帰宅後、早速塩茹で。
止まりませんねー、これ。
そしてたくさんの穂紫蘇、季節最後のししとうと、引き抜く前の葉っぱを葉唐辛子として。
これらは、佃煮と塩糀漬けで保存食に。

ぐんぐん成長してるのが、スティックセニョールとプチベール。
白菜もなんとか頑張ってるし、カザフ大根もいい感じ。
来月どうなってるかが楽しみ。

それにしても、11月になれば、虫除けはいらないよね…???
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◇実りの棚田@宮津上世屋

5月に田植えした田んぼ。
今年は厳しい暑さでしたが、見事な黄金色の稲穂が、やっと吹いてきた秋風に揺れています。
到着したのは土曜の夜。
まずは、おなじみ七輪焼きカネマスで仲間と食事。
そして翌日曜日は、いよいよ稲刈り。
  

去年もやったのに、ちょっと忘れてて。
でも、少し体を動かしたら、思い出しましたよ、稲刈りのいろんな行程。
鎌で稲を刈り、6株くらいをまとめます。
藁2~3本を撚ったもので稲をくくり、これを二股に分け、稲木に掛けて天日干し。
詳しくは、去年の様子をどうぞ。

田植えも気持ちいいけど、やっぱり収穫の喜びを味わえる、稲刈りが好きです。
田植えも稲刈りも、お米を得るためのたくさんの行程のほんの一コマ。
貴重な体験を、この素晴らしい棚田で体験させてくださる、飯尾醸造のみなさんに感謝です。

そして、来年は少し棚田周辺の景色が変わるかも…。
行政が予算を出して、いわゆるビジターセンターを上世屋の集落に建設することが決まったそうです。
いわゆる箱もの行政の典型で、里山の保護として、決して賢い方法とはいえません。
さて、これから、この地域はどのように存続するのか…。
   
   
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◇夏の収穫

8月も後半にさしかかり、暑さはまだ続いてはいますが、同時に夏の終わりも感じるところ。
先週の初めですが、しばらく参加をご無沙汰していた根岸の畑から、かわいい収穫物。
小玉西瓜とゴーヤです。
大きさがわかるように、iPhone を置いてみました。
ちっちゃい西瓜なので、一人で1個!
半分に切ると、中は真っ赤。
皮も薄くて、スプーンですくって頂きました。
ゴーヤは、ひとつは甘酢漬けの茗荷と和えてさっぱりと。
もうひとつは、塩糀に漬けた夏レモン宝韶寿と和えて。
小さなゴーヤ、苦味が少なくて若々しい味。

夏野菜も、そろそろおしまいですね。

   
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◇畑の赤ちゃん

7月になって、生活のリズムがいつも以上の朝型に。
11時頃には窓を開けたままの寝室で眠りについて、朝4時半頃には起床。
ちょうど日の出頃で、まだ涼しくて心地よいのです。
そして、とってもゆっくり朝支度して出勤、というのが平日のパターン。

休日の今日は、それよりちょっと早く4時起床。
皇居1周のランニングは、まだ涼しいとはいえ汗びっしょりに。
シャワーを浴びて、向かったのは根岸の畑です。

収穫はジャガイモ(キタアカリとシンシア)、えごま、シャンツァイ、大葉、イタリアンパセリ、バジル、水茄子、賀茂茄子。
そしてうれしい発見は、西瓜の赤ちゃん!
瓜の花には、雌花と雄花があって、雌花がうまく受粉すると、こんなに小さな赤ちゃんをつけます。

大きくなれよ。
食べてあげるからね。

   
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◇宮津での田植え

去年、デビューした田植え。
無農薬・手植え・手刈り・天日干しのお米を育てるため、棚田へ、いざ。
ここで育ったお米は、もちろん食べても美味しい、とびきりのお米。
宮津の飯尾醸造さんは、贅沢にもこのお米を、お酢の原料とするのです。

上世屋地区の里山に着くと、なんともいえないのどかな風景に心癒されます。
これだけで、来た価値あり。
去年の田植えと同じ手順で、子供から大人まで、みんなで作業をこなしてゆきます。

お昼は、自給自足の美味しい手作りのお弁当を外で頬張り、これがまた、旨い!
トラックの荷台に乗って一本桜で一服した後、午後の作業を続けます。
大勢で田植えをしたので、予定より早く、すべての田植えを終了。
毎年のことながら、楽しく田植え体験ができるように、いろいろな準備をしてくださる飯尾醸造のみなさま、ありがとうございました。

美味しいお酢のために、手間を惜しまない素晴しいもの作りの姿勢には頭が下がります。
秋にはおいしいお米がたくさん出来ますように。
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◇菜花のサラダ

畑でとってくる野菜、いろいろに料理して、たっぷり1週間は楽しめます。
写真は、間引いた蕪と小松菜の菜花のサラダ。
彩りが美しくて素敵でしょ。
ちっちゃい蕪も、葉っぱをつけたままで、美味しくいただけます。
ローストアーモンドを砕いたものと、少しの塩だけでシンプルに。
旨し!

植物が花をつけるということは、子孫を残して自分の命に終止符をうつということ。
今年は天候が不順なので、葉が未熟なうちに花をつけてしまう葉ものの野菜が多いとか。
そういわれると、野菜売り場にいつもより菜花が多い気がしませんか?
いつもなら葉を出荷する農家が、冷害で出来の悪い葉っぱを諦めて、苦肉の策で菜花を商品にしているのだそうです。
なるほどねー。
でも、そのぶん今年は、いろんな菜花を頂けるのだから、楽しんじゃいましょう。

   
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◇久しぶりの畑

早朝、皇居周囲をランニング。
まだまだ桜が咲き誇っていて、花見モードでのんびりラン。
あー、走ってよかった、朝のランニングはやっぱり気持ちいいですね。
風呂に入って、お稲荷さん作って弁当箱に詰めて。
いざ、久しぶりに根岸の畑へ。

畑の敷地の真ん中の桜がはらはらと舞い、心地よい春の陽射しでの作業です。
収穫したのは、黒キャベツ、ちりめんキャベツ、ほうれん草、小松菜は花もいっしょに、蕪の間引き菜、九条葱、根深葱、スティックセニョール、セルバチコ。
そして、畝を作って、イタリアンパプリカ、チェリートマト、ケイパーの種を撒き、夏野菜の苗作り。
耕したり畝を作ったりという作業が多くて、ぽかぽか陽気に汗びっしょりでした。

さて、作業の後は、ポルトガルワインを飲みながら一息。
東ティモール土産の煎り空豆をぽりぽりつまんで、作付け相談。
美味しい夏野菜、楽しみです。
   
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◇冬野菜の収穫祭

昨日は冬野菜をたっぷり収穫。
ブロッコリー、スティクセニョール、オレンジカリフラワー、ホワイトカリフラワー、紅芯大根、里芋、長葱、さんちゅ、白菜、うこん。
採りたての野菜を使ってお料理して、畑の持ち主Yさんのお宅で収穫祭。

スティックセニョールと自家製アンチョビのペンネ。
蒸した里芋、紅芯大根や白菜には、うちで作った味噌とナッツのディップをつけて。
ジンギスカン用の羊の肉は、ネギと一緒に鉄板で焼いて。
間引いたフェンネルとほうれん草のサラダの美味しさは、畑で収穫する人しか味わえない醍醐味。
味付けはほんの少しの岩塩とローストアーモンドを砕いたもの、それだけ。
どれも、野菜の美味しさが際立って、やっぱり採れたてって全然違います。
シャンパン、ワイン、インドのお土産の珍しい漬物風のものやらデザートもあり。
盛りだくさんの収穫祭でした。
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◇二十日大根

今日の収穫。
二十日大根がこんなにたくさん!
あとはミニ白菜、サンチュ、九条ネギ、間引きした紅芯大根、畑の近くの木になってた柚子。
うちに帰って、全部水で洗うと、しゃっきりつやつやに。
晩ご飯には早速、白菜のクリーム煮と、二十日大根と紅芯大根は林檎酢で即席ピクルスに。
旨いですなー。

来月は里芋の収穫がたくさんありそう。
それに白菜もまだまだこれから。
今日は葉を丸くいわいて、軟白という作業も。
カリフラワー3種類、ロマネスコ、フェンネル、スティックセニョールなども、順調に発育中なのだ。

さて、話は変わりまして。
夕べは幼なじみとの忘年会。
相変わらず、何十年経っても、しっくりくる仲間たちなのだ。
集まったのは、青山の某おでん屋。
残念ながらがっかりな味。
あんであんなに化学調味料が入ってんの?

   
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◇この日の収穫

先週の収穫。
■ 落花生:
塩茹でして食べました。
ビールがすすむ!
■ 九条ネギ:
じゃがいものチヂミに、九条ネギとじゃこを。
■ サンチュ:
甘酒と味噌と生姜で作ったタレをほんの少しつけて、そのままぱくり。
しゃきっとして旨い。
あとは水菜といっしょにサラダに。
■ 間引きした二十日大根
葉っぱは荏胡麻油でサラダに。
根っこは小さいのはサラダ、大きいのは糠漬け。

あとは、シーズン最後のプチトマトや万願寺とうがらし。
こうして収穫した野菜、新聞紙にくるんで持って変える間にくったりしちゃうんだけど、うちに帰って洗って水を含ませると、しゃっきり蘇ります。
改めて、スーパーで売ってる野菜って、いつ頃収穫した物なのか、と流通が気になるほど。
畑から、いろんなことが見えてくる。

   
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◇銀杏

根岸の畑での作業、3度目の参加でした。
身体を動かしてほんのり汗ばむ程度、随分涼しくなりました。
お天気もよく、畑日和。
2週間前に植えたチコリやブロッコリ、カリフラワーがしっかり根付いて、いい感じ。
新たに二十日大根、黒キャベツ、フェンネルの種まき。
そして、収穫は前回同様に名残の夏野菜。

畑のすぐ脇に大きな銀杏の木。
その実が、大量に落ちています。
独特の臭いにはいささか辟易しますが、硬い殻に守られた実は大好物。
水をはったバケツ2つに拾い集めた実を入れて、中でざぶざぶ洗いながら軟らかな果肉をはずして。
何度かザルにあげながら、おおかたの果肉をはずして、畑仲間と分けました。

銀杏の季節になると、職場近くのおばあちゃんが、拾ってきた銀杏を毎週のようにきれいに処理してプレゼントしてくれます。
散歩の途中で拾いあつめた銀杏、あのおばあちゃんはこうして果肉をはずしてくれてたんですよね。
有難さが倍増です。

   
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◇でっかいオクラ

先月の畑デビューに引き続き、2度目の畑仕事。
夏野菜がいよいよ終わりを迎える時期で、ミニトマト、万願寺唐辛子、インゲン、紫蘇、バジル、しょうが、里芋を収穫。
そして、びっくりしたのが、巨大に成長したオクラ。
二の腕くらいもありましょうか…、誰かが、「おっ、武器だっ」って叫んだくらい。
そして、オクラはハイビスカスのような淡い黄色の花を咲かせてました。
この花が食べられると聞いて、これも収穫。
そして、先月苗作りしたミニ白菜、サンチュ、チコリと、苗を買ってきた黒キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーを植え付け。
二十日大根の種まきもして、盛りだくさんの畑作業でした。

持って帰ったオクラの花、さっと茹でて食べてみました。
実と同じように、花もとろっとねばりがあって、花は甘い香りで、茎に近いところはオクラの風味。
花ズッキーニみたいに、おしゃれに料理できそうな食材でした。
いつも、知らないことをたくさん教えてくれる、優しい畑です。

   
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◇実りの棚田

稲刈り2日目は、ちょっぴり段取りに慣れてきました。
暑いほどの晴天のもと、鍬で稲を刈り、束ねて運び、稲木に干す。
休憩時間には道端に腰掛けて棚田を眺めながらお茶を一服。
刈り取った稲の香りが何ともいえず。
里山の景色、とってものどかで素敵です。
人口たったの23人という上世屋にて。
この日ばかりは、棚田の稲刈りのために多くの人が汗を流しています。

稲刈りを半日ずつ2日間。
たったこれだけの体験でしたが、この心地よい労働は何ものにも替え難い。
そして、日本人だからこそ、お米にこだわりたい、そんな気持ちも後押ししているのかもしれません。

景色がいいから。
空気が澄んでいるから。
時間を共有する仲間がいるから。
価値観を同じくする人たちが集まるから。
軽トラックの荷台から眺める棚田の眺めは、カブリオレでドライブする以上の清々しさ。

そもそもは美味しいものを食べること、作ることに始まった、食への関心。
更には安全なもの、本物とは何かということに考えが及び、環境や健康のことにも思いが広がり。
食卓を真剣に考えると、生き方も社会も変わります。

You are what you eat!

   
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