舞姫

ひぐらし日記

最東端の南鳥島で日本の海を守る自衛隊 海洋国家の現実

2020-07-19 | 日記
 現在の島民は派遣隊に加え、気象庁と国土交通省の合わせて二十数人のみ。
排他的経済水域(EEZ)は沿岸から200カイリ(約370キロ)以内で設定できる、水産・海底資源など経済的な権利を有する海域だ。
 日本はわずか1・5平方キロの南鳥島のおかげで島の周囲43万平方キロのEEZを太平洋上に有している。それは日本の全国土より広い面積だ。そのEEZ内の深海底では、ハイテク製品などに用いられる貴重な「レアアース」(希土類)の存在が確認されている。

「中国の艦艇と航空機が太平洋に活発に進出してくる中、太平洋の防衛を真剣に考えていかなければならない」

 南鳥島は今のところ、直接的な圧力にはさらされていない。ただ、同じ太平洋側にある日本最南端の沖ノ鳥島周辺のEEZでは今月、中国の海洋調査船が日本側の事前同意を得ずに調査を強行したとみられる事案が発生している。レアアースが眠る南鳥島周辺もひとごとではないだろう。

沖ノ鳥島EEZで中国船、10日連続調査 日本政府が抗議

2020-07-19 | 日記
日本最南端の沖ノ鳥島周辺の排他的経済水域(EEZ)で今月18日では、中国調査船がワイヤのようなものを引き上げているのを海上保安庁が確認した。同海域の航行は10日連続、調査は6日連続となった。政府は国連海洋法条約に反するとして中国側に抗議している。

 これについて中国側は・・・
 「国連海洋法条約によると、沖ノ鳥礁は島でなく岩だ。EEZと大陸棚を有することができない。日本側の一方的な主張には法的根拠がない」
「中国側の科学調査船がこの海域で作業することは公海上での科学調査の自由を行使することで、日本側の許可を得る必要はない」と主張しました。

沖ノ鳥島周辺の中国船、狙いは「資源」と「戦略」、 政府は「実力行使」実行支配を求める。