うたた寝映画日記

米子ではたらく税理士の個人的映画論

無いものは無い

2006年09月14日 20時51分32秒 | Weblog
悟りを開いた老師が毎日畑仕事にせいを出すのを見かねた弟子。老師の体を気遣い畑に出させないために老師の鍬を隠した。悟っているものにとって弟子が鍬をどこに隠したかくらいお見通し・・・と思いきや「無いもの無い」といって畑にでなかった。

「無いものは無い」「赤いものは赤く」「青いものは青く」

あるがままの事象をそのまま受け止める。得てしてそこには邪念や他人の意見などが介入し、あるがままで判断できなくなる。
既成概念をとっぱらい常にニュートラルでありたい。当たり前のことを当たり前に。

和尚ありがとう。