うたた寝映画日記

米子ではたらく税理士の個人的映画論

間に合った『硫黄島からの手紙』

2006年12月31日 18時20分11秒 | 映画論
何とか年内に『硫黄島からの手紙』を観ることができました。
まだ未見の方もいらっしゃるかもしれないので内容は語りません。
ただ、結論。

「日本人なら観るべき映画」

そして、監督が日本人ではないという事実を痛感すべき。
おそらく日本人なら撮れない作品。撮る勇気は果たして現在の日本人あるのか?

どこかの首相のキャッチフレーズ「美しい国日本」。この映画を観たらあまりの平和ボケさに憤りを覚えちゃう。
硫黄島の戦闘兵を始め多くの戦争で散っていた若者の犠牲の上に今の日本が成り立っていることを忘れてはならない。

それにしても監督のクリント・イーストウッド。前作『ミリオンダラーベイビー』もそうであったが、人間の、日常では避けて通りたい部分を描き、見て見ぬふりをしたい人間の深層に真っ向から問題を投げかけてくる。年の瀬にずしりと重くのしかかった一本となりました。
それと主演の二宮君。いい役者になりました。スバラシイ

かなり久々の映画日記でした。

仕事納め

2006年12月28日 19時42分44秒 | Weblog
本日で本年の仕事納めとあいなりました。
残すは明日の事務所大掃除です。

クライアントの皆様今年もお世話になりありがとうございました。

事務所スタッフの皆さんお疲れ様でした。

TKCスタッフの皆様サポートありがとうございました。

外に目をやると雪がチラチラ・・・どころか車の屋根が白くなってる。
いよいよ冬が始まります。

それではぜ~んぶまとめて・・・Happy Together!!

俳優の名前が出てこない!

2006年12月23日 15時32分35秒 | 映画論
先日、友人と映画の話で盛り上がっていると、俳優の顔は思い浮かんでいるのに名前が出てこない。おまけに映画のタイトルも出てこない。

つまり

「あれ、あれだよアレ」状態!!

終いには「ティム・ロビンス」と「ティム・ロス」を無意識的に間違える始末。
Mrオレンジはショーシャンクには出ないよね。

映画も作り手の想いが込められ、会社も社長・社員の想いが込められている。

映画監督と会社経営者。

ジャンルは違えど、哲学・理念は普遍です。
経営者の皆さん、ぜひあなたの哲学と理念を教えて下さい。

それにしてもMyフェイバリットな役者が

「ゲイリー・オールドマン」

であることは相変わらずなのである。

定率減税

2006年12月18日 20時03分10秒 | ビジネス
ただいま年末調整真っ最中ですが・・・
つくづく「定率減税って影響大きいなあ」と感じます。
平成18年から10%(最高限度125千円)となり、来年からはとうとう廃止になってしまいます。とくに、高所得者に関しては、まるまる125千円税額が増えてしまう訳で・・・。

まあ今までが20%OFFの日本国デパートの大感謝祭で、平常営業の定価に戻っただけといってしまえばそれまでなのですが、人間の心理として一度下がったモノを上げられるとちょっとイタイ。

この度の税制改正大綱も大企業ばかり減税の恩恵を受けられるようなラインナップとなっているように感じるのは、わたしだけ?特殊支配同族会社の役員給与なんか新聞記事に取り上げてももらえない(若干所得基準が変更になるようですが)。

確かに大企業が日本経済を牽引しているのは分かるのですが、地域の中小企業やサラリーマンにまでお金が回ってこない現実。

どこまで耐えれば、報われるのか。

そこが問題です。

今年1年お疲れ様

2006年12月15日 19時43分56秒 | Weblog
昨日、今年1年お疲れ様の意を込め当社スタッフの忘年会を開催いたしました。
今年は、会社法改正、電子申告など業界激変の年でしたが、スタッフみんながんばってくれました。

忘年会は、皆生温泉にあるオーシャン&潮騒で行われました。

室内は、和風の畳部屋なのですが、料理は中華の家庭風創作料理で、しかも本場中国の方がシェフということで久々中華を堪能できました。
個人的には、最初あま~くて後でじわじわ激辛の「エビチリ」がおすすめです。
あと「フカヒレ茶碗蒸し」もGood
それと何といってもオーシャンの露天風呂は、広ろ~くって最高です。源泉掛け流しでお湯が塩っぱいのも皆生温泉らしくていいです。

1年の疲れが癒された一日でした・・・実はこれから年末にかけてが忙しいのであるが・・・。

あのビルの行方

2006年12月09日 21時06分31秒 | Weblog
非常にローカルネタだが、米子市公会堂の交差点対角線角にある古びたビルが現在改修中で、足場に囲まれベールに包まれている。
たぶん建物の古さからして取り壊しだろう。かつて、あのビルは米子の顔だった(少なくとも僕にとっては)。

あの頃ビルの屋上には、コカコーラの大きな電飾看板が瞬いていた。
しかし、時代の流れと共にいつの頃からか看板はなくなり、ビルも廃墟と化し、信号待ちをしていてもビルの存在を視覚的に認知しなくなっていた。

跡地は何になるのだろう。

こころあるデベロッパー様。
リニューアルビルの屋上には、あの真っ赤なコカコーラ電飾看板を今再び。

年末年始の映画について

2006年12月07日 20時39分51秒 | Weblog
個人的映画論と銘打ちながら最近映画ネタ書いておりませんで、年末年始何がやるのかなとヤフーで劇場公開作を閲覧する始末。

ん~今年は不作?それとも時代の流れに僕の感性がついて行けてないのか?

えっ!?「氷の微笑2」って

とツッコミを入れたくなる作品が多い中・・・

スコセッシ監督作品「ディバーテッド」
香港映画「インファナルアフェア」のリメイクだとか。こりゃースコセッシ監督の真骨頂でしょ。主役は、ディカプ君とデイモン君。どちらがトニーでどちらがアンディかは知りませんが、楽しみな作品です。ただ結末は「インファナル」の方でバレちゃってるため若干残念ではありますが。

それと年末は「硫黄島2作品」で行きたいと思います。

そんなつもりじゃあ・・・

2006年12月04日 19時20分36秒 | Weblog
本日、税務署の広報担当の方が租税教育の一環として高校でご講演されるということで、税理士会からは僕ひとり見学にお邪魔しました。
訪れたのは、「米子松蔭高校」
広報担当の方から
「税理士の仕事について生徒さんに話してあげてください」
と依頼され、
「ホームルームでの教室ならいいか」
という軽い気持ちでお受けしたのですが・・・

会場は・・・

1、2年生全員集合した体育館。総勢400名。こんなつもりじゃあ

税務署の方の税についてのお話の後、10分程お時間いただき税理士の仕事についてお話させていただきました。
急なお話だったので、準備不足できちんと想いが伝わったかどうか微妙ですが。

生徒さんみんな体育館での寒い中、耳を傾けてくれてありがとう。
あいさつも礼儀正しくスバラシイ生徒さん達でした。
皆さんの中から一人でも多く税理士を志してくれると嬉しいです。


夏彦さん、いつの間に!!

2006年12月01日 18時50分48秒 | Weblog
本屋へは週1ペースで立ち寄るのだが、最近はビジネス書のエリアを彷徨くことが多い。新刊コーナーも小説には目も向けていなかった。
こんな仕事中心の自分のせいで・・・

『邪魅の雫』のことなど・・・

知らなかった・・・

夏彦さんの新作が出ているなんて・・・反省。

本屋さんで『絡新婦の理』を見つけて、財布の中も確認せずにレジに持って行き、お金が足りなかった頃の情熱が懐かしい。

地下鉄の中で『鉄鼠』を読んでると、前の席のコも分厚い本を読んでおり、タイトルはカバーで見えなくとも、なぜか京極夏彦の本を読んでいるのだろうと推測できる共有感(こんな厚さの本は他にありません)が懐かしい。

今週末は、どっぷり『関君』になるつもりです。