うたた寝映画日記

米子ではたらく税理士の個人的映画論

住民税が高いって!!

2007年06月30日 16時07分27秒 | ビジネス
覚悟はしておりましたが、住民税が高すぎるという声が続出です。
小泉前総理大臣が残して行かれた置き土産、

その名も「税源移譲」

この6月から給与から天引きのサラリーマンの方は給与明細を見てビックリ(控除欄は見たことないという方もいらっしゃるようですが・・・)。

個人事業主の方は、市町村役場からの通知書を見てビックリ。

結構市役所にも苦情の電話があったそうです。苦情を言っても税金は下がらないのですが、電話しないと気が済まないという心情はお察しします。
私も、クライアント様には所得税確定申告時に、今年から住民税上がりますよとお伝えはしていたのですが、実際にあがってみるとやっぱり納得いかないですよね。

社保庁の年金問題勃発中ってこともあり尚更です。

これで、県政、市政への参加料が増えた訳ですから、税金の使い道には市民ひとりひとりが関心を持ち、税金のムダ使いのないよう大いに意見を言いましょう。

『もがりの森』(河瀬直美監督作品)

2007年06月28日 20時59分12秒 | 映画論
「萌の朱雀」のカンヌ映画祭カメラドールから早10年。
今年もカンヌにNaomiKawaseの名を轟かせた河瀬直美監督。東京出張の合間、渋谷のミニシアターまで足を運びました。
まあ観客の年齢層が高いことにビックリ!!
グループホームを舞台に人間の老いをゆっくりと見つめる作品だけにこの高齢化現象も納得。

映画は、奈良の奥深い森の緑から始まる。「萌の朱雀」同様、この緑は癒される。日本人の原風景か?

手持ちカメラを多用するドキュメンタリータッチは健在。
茶畑でかくれんぼをする主人公2人のロングショットは印象的(やはりパンフの表紙になってました)
じっと人を見つめるときは、長回しフィックスでじっくり撮る。

個人的には、河瀬監督は自分と向き合っている監督という印象がある。
映画は技術やエンタメではなく、心だと言わんばかりの作品群。もっと人と触れ合い、感じろと。
だから万人受けはしないのですが、海外では評価されるのでしょう。

「生きているとはどういうことか」と質問する老人に、説法する住職。その回答に河瀬監督の哲学を感じます。

それにしても河瀬監督の作品には、ドキッとさせるシーンが必ずある。「萌の朱雀」でもそうだった。

ドキッの意味は、本編をどうぞ。

それにしても・・・「もがり」が漢字変換で出ない

ふるさと納税

2007年06月13日 22時58分03秒 | ビジネス
最近、地方への税源移譲、格差是正のため

『ふるさと納税』

なる構想が持ち上がっています。

地方を離れ都会でご活躍の方々から住民税のいくらかを自分の出身地へ納めてもらうというこの仕組み。
出身地への貢献として聞こえは非常に良いのですが・・・

実務サイドとしては、「どうやって徴収するのだ?」という疑問が真っ先に思い立ってしまいます。

今お騒がせの年金ひとつとっても納付データの管理もまともにできないのに。

地方のご機嫌取りとしか思えないふるさと納税。
参院選が近いからでしょうか。
出身地へ寄附したら寄附金額が税額控除になるとか、地域貢献した人に税優遇をした方が良いのではと考えるのはワタシだけ・・・?


米子リノベブーム第2弾

2007年06月02日 18時23分39秒 | お店紹介
先日、米子市商店街のリノベーションしたおしゃれなお店をご紹介しましたが、本日はその第2弾!!
またまた新しいお店を発見しました。

お店の名前は「厨」と書いて「kuriya」です。

国道9号線から、商店街を岩倉町側に入り約200メートル。加茂川の橋の袂に落ち着いた照明に浮かびあがる隠れ家的居酒屋です。
こちらも使われなくなった古民家を改装してのリノベ組。昔の梁を残しつつも、ガラスを大胆にあしらった内装は、斬新でおしゃれです。なんと言ってもガラス越しに加茂川を眺めながら料理を食するなんて、京都の河床っぽくて粋じゃないですか。こういう発想、米子が忘れかけていた遊びごころ的で素敵です。
オーナーご自身が厨房に入り紡ぎ出す料理は、和食から創作料理と幅広くお酒にピッタリのラインナップ。
なかでも「甘~いだし巻き卵」「豚の角煮」は絶品です。

下町に突如現れた新感覚の居酒屋。これぞ中心市街地活性化じゃないですか。
若い起業家ががんばっています。米子もまだ捨てたもんじゃありません。

名古屋駅前がアツイ!!

2007年06月01日 17時38分58秒 | Weblog
先日、友人の結婚式で浜松へ出かけた帰り、名古屋駅前のトヨタビル、ミッドランド・スクエアに立ち寄る。

どえりゃービルでした。

4階までが商業施設で、5階がシネコン。その上がオフィスです。
商業施設スペースは、表参道ヒルズを思わせる空間作り。しかし、茶系にベージュな内装の色使い、間接照明が落ち着いた大人の雰囲気でさすが世界のトヨタでした。1階のショールムには、どーんとレクサスだもんね。カルティエ、ヴィトンはベタでしたが、バカラが入ってたのは、うれしい意味での想定外。手は届きませんが・・・。

万博が終わってもまだまだ元気な名古屋だぎゃー。