うたた寝映画日記

米子ではたらく税理士の個人的映画論

論語と算盤

2012年04月18日 22時41分35秒 | おすすめ本
渋沢栄一著
「論語と算盤」

再読中です。

「道徳のない経済は罪悪である。
経済のない道徳はただの寝言である」
by二宮尊徳

どうやら僕の経営の教科書の系譜は、
稲盛和夫氏⇒二宮尊徳⇒渋沢栄一⇒ドラッカー

はてさて共通点は何なのだろう。。。。

根底にあるのは「僕の祖母の教え」のようです。

父の暦

2011年11月22日 23時01分23秒 | おすすめ本
谷口ジロー原作
「父の暦」

先日、鳥取市で開催された朗読劇のレポートをお伝えしましたが、

原作。。。というか
谷口ジロー作品を始めて読みました。

感想。

小津安二郎の世界がそこにあった!!

子供っちゅうのは親の思っとるようには
育たんもんですけえ。

とてつもない作品に出会ってしまった。。。。

父の暦。ぜひ映画化を!!






清貧と復興 土光敏夫100の言葉

2011年11月03日 19時58分18秒 | おすすめ本
「めざしの土光さん」

という言葉ご存知でしょうか?

僕ら世代では、かろうじて知っている

「土光敏夫」

という名前。

50代以上の方には、行財政改革で手腕を振るわれたことで有名でしょう。

100の言葉の中のひとつ

「個人は質素に、社会は豊かに」

この言葉にココロ撃たれました。

一撃です。。。。。

こんな時代だからこそ、もう一度原点回帰です。

僕の父親と同じ価値観を感じました。。。。


デフレの正体~経済は「人口の波」で動く・藻谷浩介著

2011年01月10日 22時08分40秒 | おすすめ本
年末の広島出張の折、
広島そごう内の紀伊国屋で見つけたこの本。

「デフレの正体~経済は「人口の波」で動く」

ランキング上位にあったし、ポケットサイズで場所もとらないのでチョイス。

読んでみると、細かい数字を並べ一般的に流布する経済説を客観的に切り捨てる。
単なるあらさがし本かと思いきや

デフレの原因は、景気不安ではなく
「生産年齢人口の減少」が原因だと説く。

消費活動をする人口が減っている。

そういえば今日は成人の日。
新成人は、過去最少数だという。。。

団塊の世代は、今後大量退職を迎えるというのに。。。

「カネは天下の回りもの」

とは昔のひとはよくいったもので、
内需が拡大しなければ、景気は回復しない。

つまり、お金を使わなければ景気がよくならないのだ。

消費旺盛な若者は、所得も低く、人口が少ない。
富裕層は高齢者に多く、使いたくても使い道がないし、
医療や介護のことが気になり貯蓄する。

自民党からの贈り物、特定給付金も皆さん使いましたか?
まだ「伊達直人」からのランドセルの贈り物の方が素敵じゃないですか。

本書は、デフレの原因を説いたうえで、
内需拡大にむけての処方箋を提示しています。

今後益々進む
「生産年齢人口の減少」
この事実を受け止めたうえでどう行動するか。

もう他人任せにしてはいられません。





元気な社員がいる会社のつくり方

2010年10月11日 12時27分16秒 | おすすめ本
今日はとっとりバーガーフェスタ2日目・・・

というのに決算を早めに仕上げるため事務所で休日出勤です。

皆さんは、何バーガーを食べましたか?

さて、こんな日は久しぶりにオススメ本コーナーです。

「元気な社員がいる会社のつくり方」(小林秀司著・アチーブメント出版)

社労士さんが理念経営の大切さを書かれた本です。
難しくないので手軽に読め、改めて経営理念の大切さと
すべては「実践」あるのみ精神を事例を交え提唱されています。

これも中小企業家同友会の皆さんに是非読んでいただきたい本です。

当社も実践の一例として
10月1日から

「パッピーマイレージ制度」

を導入しました。

内容は、
朝礼で、お客様に「ありがとう」をもらったエピソード
または、まだもらっていないけど「ありがとう」をもらうためこんな工夫をしました
という事例を自己申告制で発表するものです。

1エピソード1マイル。
手作りマイレージカードに、パスポートの如くスタンプを押印。
10マイルで図書カード贈呈です。

当社スタッフとのBSCブレスト時に出たこの企画。

実践。


「経営理念、実践していますか?」






もしドラ

2010年06月20日 12時50分34秒 | おすすめ本
もしもドラえもんが僕の家にいたら・・・

ではなく、本屋のビジネス書コーナーで話題騒然の
あの
「もしドラ」
です。

ほんとに女子高生がドラッカーを読むのか疑問ですが、
読んだ本が「太宰治」じゃなくて、野球部は救われましたね。

どうせ読むならどっぷりと
「ドラッカー」に漬かりましょう。

僕のオススメは、

「現代の経営(上・下)」

です。

本書が書かれたのは、
1954年
ドラッカー44歳のときです。

今から半世紀以上前ですよ。

それなのに、自社のことをイメージしながら読むと
毎回、

「なるほど!!」

と発見がある。

小津安二郎監督の
「東京物語」
みたいなもんです(僕の価値観では)。

経営学部だった学生時代にもドラッカーは少し囓ったのですが、
社会に出ていないので、学問としか思えない。
イメージもわかない。


今思えば、その理由は
そうドラッカーは

「実践」

だからです。


「経営とは実践」

です

ビジョナリーカンパニー

2010年01月30日 23時27分56秒 | おすすめ本
ず~っと以前から本棚の隅に置いていたのですが、
中々手をつけていなかったのがこの本

「ビジョナリーカンパニー・時代を超える生存の原則」

初版は1995年

もう、15年も前なんですね。

すでに読まれた経営者の方も多いと思いますが、

ズバリ

僕はかなりこの本に勇気づけられました。

自分の方向性をさらに後押ししてくれる本でした。

「基本理念とは、戦略とは違い、たとえ一時的な不利益を招いても企業が守り続けていくべきものである」

経営理念の内容より、理念がいかに会社の隅々にまで浸透しているかが重要だ。

というのが僕なりの結論です。

中小企業家同友会の皆さんにもぜひ読んでいただきたい本。

公務員さんにも読んで欲しいかも。



         まほろば税理士法人・経営理念

           Happy Together

(お客様の幸せを追求することにより、当社スタッフも幸せになれるという相互発展幸福論)

「人間失格」太宰治著

2009年07月09日 21時28分25秒 | おすすめ本
今年って「太宰治」生誕100年なんですね。

久々に読み直しました。

「人間失格」

僕が、初めてこの本に出会ったのは19歳のとき。

坂口安吾「堕落論」に出会ったのも

この頃だったでしょうか。

おかげで良くも悪くもデカダントな青春でした。

久々読み返すと、主人公って27歳だったんですね。

若っ。

「自分はどれほど皆を恐怖しているか、恐怖すればするほど好かれ、そうして、

こちらは好かれると好かれるほど恐怖し、皆から離れていかねばならぬ、

この不幸な病癖を、シゲ子に説明して聞かせるには、至難の事でした。」

やはり、太宰は「スタア」なのです。

皆さんも久々読み返してみては?

最近の気になる1冊

2008年10月12日 13時19分02秒 | おすすめ本
今回より、カテゴリーに
「おすすめ本」
を追加しました。

「影響を受けた本」
「今読んでいる本」等
気になる1冊を紹介していきたいと思います。

記念すべきオススメ第1号は

「人を生かす・稲盛和夫著」

です。

僕はネットでは本を買わずに、本屋に足を運ぶ派です。
子供の頃から、本屋さんの匂いが好きなのです。

実は読み始めたばかりなのですが、
若手経営者、起業家、後継者の方にオススメな1冊です。

僕自身、稲盛本はバイブルですが(なかでも「稲盛和夫の実学」)、
久々の新刊体験です。

稲盛さんは、皆さんご存知のように、京セラの創業者の方ですよね。
京セラを町の中小企業から、日本を代表する世界的企業にまで発展させました。
また、経営理念や哲学を重視した経営を提唱されています。

「何のために経営をしているのか」

秋の夜長、この本を読みながら、一緒に自社の将来を考えてみませんか?