うたた寝映画日記

米子ではたらく税理士の個人的映画論

入会しました!!

2006年09月29日 18時55分57秒 | Weblog
昨日、中小企業家同友会・鳥取県支部に入会しました。

多くの経営者の方々と切磋琢磨してゆきたいと思っております。

経営理念の策定までは、経営者の経営に対する哲学ですので千差万別だと思うのですが、その経営理念をいかに従業員と共有できるかに会社の運命はかかっていると思います。そこの部分を学んでいきたいです。

皆さんは経営理念をどのようにスタッフと共有していますか。


サプライズ人事

2006年09月27日 18時57分56秒 | Weblog
安倍新内閣が誕生しました。立派な演説でした。

外務大臣の麻生さん以外一新された顔ぶれでした。

でも、僕には夜の某ニュース番組を観ていて、やれ功労人人事だ、やれ仲良し組だどうのと揶揄される内閣の人事よりも・・・

筑紫哲也の隣に元NHKアナ・膳場たかこアナが微笑んでいるではないか!!

これぞサプライス人事!!よくやったTBS


キハチプロジェクト

2006年09月26日 19時21分19秒 | Weblog
本日、キハチプロジェクト実行委員会の方とお会いしました。

米子市出身の映画監督、故・岡本喜八監督を「核」として米子を盛り上げていきたい。

このような思いを胸に、学生たちも米子を面白い町にしようと奮闘しているそうです。

こんなワタシも微力ながらお手伝いさせていただくこととあいなりました。

一人でも多くの若者に喜八映画を観てもらいたい。彼らは「殺人狂時代」を観て何を感じるだろう。とりあえずワタシは監督デビュー作「結婚のすべて」が何としてでも観たいのですが・・・フィルムが残っているのでしょうか




会社で利益を出す方法

2006年09月24日 17時44分48秒 | Weblog
現在、会社の7割が赤字法人であるといわれている。

古今東西諸説あれど、会社で利益を出すには、いたってシンプル。

「入ってきたお金(売上)の範囲内でお金を使う(経費)こと」

当たり前じゃん!!というツッコミが聞こえてきます。

入ってくる売上が少なければ、給料もその範囲内で。従業員さんも適切な数に。家賃もその範囲内で。

でもそんなにシンプルには割り切れないのが人の情けと円周率(最近じゃ3で無理矢理割り切っているらしいが・・・)ですよね。

でも一度チャレンジしてみては・・・。

えっ?せっかく利益が出たのにお金が足りないって?・・・・こんな所に

か、か、借入金があああああああ~っ



小泉総理お疲れ様

2006年09月22日 20時06分03秒 | Weblog
小泉総理の残した名言数々あれど僕はこの言葉に討ちのめされた。

イラクへの自衛隊派遣問題の時
総理はこう言い切った

「自衛隊の行ったところが非戦闘地域です」

同じような表現

気のある女のコに

「好きな男のタイプってどんなの?」

と聞くと

「好きになったヒトがタイプかな」

って本末転倒なコトバが返ってきた時

恐れ入りましたコイズミさん。

現実は大変なのよ

2006年09月19日 20時40分15秒 | Weblog
法人税収が所得税収を上回ったそうです。

バブル後でははじめてらしい。

景気が良くなって法人の所得が伸びてるとか。

実際問題は、国家財政に貢献してるのは一部の大企業で、地方の中小企業の台所事情は大変です。

法人数で中小企業の割合は99%というけれど、中小企業が納める税金が法人税収の何%を納めているというのだろう



昔だってやってんじゃん!!

2006年09月17日 13時54分09秒 | 映画論
植木等主演で60年代一大ブームを巻き起こした「ニッポン無責任時代」。
主人公の名前が「平均」と書いて「たいらひとし」だって。ベタでよし。

みんながコツコツ働いて、日本国民みんなが豊かになれた時代。
でもこの笑ってすべてを解決しちゃう無責任なサラリーマンキャラがブレイクしたのは、高度経済成長の真っ只中みんなコツコツ働くことに疑問をもっていたのかな。それとも一種のあこがれか。

主人公みたいに「C調(軽いノリという意味か?僕はサザンの曲の中でしか聞いたことがない)」で毎日過ごしたいけど、現実の会社ではありえない。家にはかわいい女房子供が腹を空かせて待っているし。会社クビになるわけにゃいかないっしょ。

さて、この「無責任シリーズ」結構会社買収が題材になっている。場末のバーで株の情報が流れたり、ライバル企業が会社乗っ取りを目論んでいたり。最近M&Aだ、ホリエモンだ、外資ファンドだと騒ぎ立てるが、なんだ昔からやってんじゃんM&A。
それと、昔の映画で「最近の若モノは・・・」というセリフがあると拍子抜けしません?その頃の若者は今や団塊世代で「最近の若モノは・・・」とおっしゃっている。

まわる~まわる~よ時代はまわる中島みゆき『時代』より

だからそんなに騒ぎ立てることないんだって

肉弾(岡本喜八監督作品)

2006年09月16日 20時09分56秒 | 映画論
米子市公会堂で「なつかしの映画劇場」が催された。

上映作品は岡本喜八監督「肉弾」
上映前に、米子高専の学生さんが現在進行中の岡本喜八プロジェクトについて説明。どうやら「岡本喜八」を核とし米子を元気に変えたいらしい。スバラシイ!!
それに続き監督の奥様でありプロデューサーの岡本みね子さんがご挨拶。この喜八プロジェクトをサポートして下さるそうです。ココロ強い限り。

本編上映。

喜八監督の「そこまでやるか」と突っ込みたくなる程の痛烈な戦争風刺は、全裸で駆け回る寺田農扮する21.6歳の「あいつ」がすべてを物語っている。因数分解の方程式を口ずさみながら雨の中を走り、ヒロインとぶつかるシーンは喜八タッチ炸裂。ストーリー後半のロケのほとんどを砂丘と海で済ませちゃうあたり、映画は予算ではなくアイデアですよね喜八監督。ブラックユーモアの中に監督の戦争に対する怒りと人間に対する愛情が詰め込まれ、たて前では遠慮している部分を本音でストレートにしかも笑って蹴飛ばすから余計に考えちゃうんです戦争の無意味さを。


無いものは無い

2006年09月14日 20時51分32秒 | Weblog
悟りを開いた老師が毎日畑仕事にせいを出すのを見かねた弟子。老師の体を気遣い畑に出させないために老師の鍬を隠した。悟っているものにとって弟子が鍬をどこに隠したかくらいお見通し・・・と思いきや「無いもの無い」といって畑にでなかった。

「無いものは無い」「赤いものは赤く」「青いものは青く」

あるがままの事象をそのまま受け止める。得てしてそこには邪念や他人の意見などが介入し、あるがままで判断できなくなる。
既成概念をとっぱらい常にニュートラルでありたい。当たり前のことを当たり前に。

和尚ありがとう。