電脳アニメパス

アニメ及び周辺文化に関する雑感

週刊アニメ定点観察 Vol.482 (3/3)

2006年03月04日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/02/25~06/02/26

◎今日から(マ)王!(終)
 (第78話)
 結局、眞王の意志は自分の魂に創主を閉じ込め、いつか現れる究極の魔王に自分を滅ぼさせることだったってか。
 眞王がいなくなれば、もう地球と眞魔国を行き来することが出来ないって、眞王が開いた最後の穴から地球に帰った有利たち。いや、ま、どうせまた眞魔国に行き来できるようになるってお約束のオチは見えてたから、あんまし感情が盛り上がらなかったけどね。

 しかし、シュトッフェルですら結構良い役やってるのに、唯一救われてないのが大シマロンのベラールだな。とくにラスト2話の各地を光景を映してるところで全然出番が無かったからな。そりゃ、箱の力を使って世界を支配しようとした野心家だけど、最後は創主に操られて悲惨な状態だったし、どうせもう箱の力なんかで世界は支配できないんだから少しは救ってやっても良かったんじゃないのか?

◎ふしぎ星の☆ふたご姫
 (第47話)
 残る2つの石のうち、月の国のグレースストーンを探しに出たシェードたちだけど、手がかりの場所にはブライトが先回り。自分のファンの女の子を騙してシェードを追い返させ、さらに晴雨姉妹が持ってるグレースストーンを奪わせてるとは、凶悪。
 そこに月の国のグレースストーンを見付け出してきたシェードが戻ってくるけど、その石も奪われてるとはマヌケ過ぎ。これで未発見のおひさまの国のグレースストーン以外はすべてブライトに奪われてしまったけど……
 そこまで卑劣なことやってて女の子に嫌われたことにショックを受けてるブライトも謎なんだけど……善悪の価値判断はともかく、嫌われることやってるってことぐらいも自覚が無いのか?
 で、以前と違って一人ぼっちで孤独なことをシェードに指摘されてるんだけど、そんなこと言ったら逆に開き直るやつだからなぁ……

◎BLOOD+
 (第20話)
 アルジャーノのいる翼手の研究施設にいきなし襲撃してきてる謎の連中。先週の吸血鬼一行の仲間みたいね。
 小夜を探すといってヘリを赤い盾の本部の船に降ろしたデヴィッドだけど、船内でいきなし一行は隔離。エリザベータの死体が見付かって、エカテリンブルグにいたエリザベータはシュヴァリエが擬態したニセモノだと判明したから、デヴィッドたちの中にもシュヴァリエが擬態したニセモノがいるかもわからないって話かい。
 小夜の本当のことを教えろというカイに『ジョエルの日記』を読ませるデヴィッド。それを読んだ者はもう後戻りは出来ないという、《赤い盾》の戦いと小夜の記録。しかし、それを読んで覚悟は出来たのか?<カイ。
 ソロモン他2人がいるところにエリザベータに化けていたアンシェルが帰ってきて、ベトナムのカール以外が揃ったというシュヴァリエ。ハジがディーヴァの花婿で、小夜が自分たちの花嫁だと言ってるけど……ま、シュヴァリエってのは真祖であるディーヴァや小夜から直接生み出された存在で、他の翼手とは違うんだろうけど、そこから花婿を選んでるってのはすでに他の真祖は存在してないって話か。
 ソロモンを襲ってきた例の吸血鬼たちだけど、返り討ちされてるとは哀れ。どうやら同じ翼手でもシュヴァリエ(およびディーヴァ)とは対立してる連中みたいだけど……。

◎エルゴプラクシー(新)
 (第1話)
 作りが丁寧なのはわかるけど……さっぱりわからん作品ね。

◎蟲師
 (第17話)
 虚繭による蟲師の通信システム……なかなか良くできた仕掛けだと思うけど、肝心の送信元のジジイがどこに繋がってるか忘れてしまってたら役に立たねぇな。
 しかし、「部屋を閉め切るな」というのはわかるけど、「閉まってたら開けるな」ってそりゃ無茶な。ま、1、2分とか1、2時間とか、決められた時間ずっとしてたら蟲がいなくなって大丈夫とか言うのならわかるけど、そういう条件が無くて開けるなだけ言われても、それじゃ虚に消えてしまっても同じだと思うぞ。

◎BLACK CAT
 (第17話)
 星の使徒の潜伏するクラーケン島へ向かう港町までやってきた掃除屋同盟の一行。しかし、いきなし発起人にハーディスを向けるトレイン。そいつの正体はクロノスのナンバー10、リン・シャオリー。掃除屋を囮に使う目論見だったって話。
 それに反発してたちまち瓦解する掃除屋同盟。でも、町がドクターの送り出してきた怪物集団に襲われたら、掃除屋たちは自分の意思で戻ってくるってところで、クロノスに戻れというシャオリーに「これが掃除屋だ」とトレインが嘯くって話なんだけど……
 原作のトレインと違って、掃除屋としてのキャリアも何もないトレインがそんなこと言っても説得力も何も無いと思うんだけど……

 何とか船も調達できて、みんな揃って出発した掃除屋同盟一行だけど、いきなしエキドナ・パラスの爆弾攻撃を受けて船は爆沈。
 原作通りだとみんなバラバラで島に漂着して、別々に星の使徒の本拠地に攻め込むって展開だけど……さて。
 それにしても、一番最後のクリードの顔が怖すぎ。

◎灼眼のシャナ
 (第20話)
 いきなしマンション。埃の積もったテーブル……いや、シャナが買ったとか言うわけじゃないから本物の平井ゆかりが住んでた家なんだろうけど……家族はいないのか?
 いきなし掃除機を取り出してるヴィルヘルミナ。おいおい、このねーちゃん、何をいっぱい荷物持ってるのかと思ったら、家財道具一式背負ってるんじゃないだろうな? ま、こういうところはメイドさんっぽいけど、せめて料理の腕は磨いた方が良いと思うぞ。
 ヴィルヘルミナがやってきたのは零時迷子のミステスの始末ってか。ま、これのためにバルマスケが動き始めてるってことを考えたら、世界の秩序を守るためには何らかの対処をするのがフレイムヘイズの仕事だろうけど……
 シャナに悠二の家へ案内させてるヴィルヘルミナ。悠二の母親を見てシャナの堕落はこの女が元凶だと思い込んで対抗意識を燃やしてるあたり、いとおかし。しかし、シャナと呼ぶなと言われて、ゆかりと呼んでる千草さんだけど……あんまし変わらないような気がするぞ。
 すっかり千草さんのペースにはまってるヴィルヘルミナ。
「なんという嫌な女でありましょう」
 シャナを零時迷子のミステスと一緒にいさせたことでヴィルヘルミナとティアマトーに職務怠慢と言われてるアラストール……哀れね。
 そこに帰ってきた悠二。そして吉田さんに反応するシャナを見てすべてを察知するヴィルヘルミナだけど……
 佐藤と田中を置き去りにして御崎市を去っていくマージョリー。剣は置き去りって……物騒なやつね。しかし、その剣って、ソラトの持ってたブルートザオガーをマージョリーが拾ってたんだっけ?
 バルマスケの追求を逸らすため、零時迷子を転移させるようと悠二を破壊しにやって来たヴィルヘルミナ。炎髪灼眼も同意してると言われて動揺してる悠二だけど……

◎交響詩篇エウレカセブン
 (第44話)
 アネモネのペットを押し付けられて、ベッドを占有されてるドミニク……哀れね。
 ドミニクの向かった先はノヴァック家の私的な研究施設。そこに収容されていたのは絶望症の子供たち……って、絶望症なんて忘れた頃に出してくるなよ。
 アネモネの代わりになるパイロットって、絶望症の子供たちに薬物を投与して作り上げてたってか? アネモネが唯一の成功例みたいだけど……ってことは、アネモネって絶望症だった人間の女の子だったってか。てっきりエウレカと同じ人型コーラリアンかと思ってたんだけど……
 前に球体コーラリアンの中に入ったとき、エウレカとアネモネの反応が同じような感じだったからねぇ。しかし、あの時、レントンは苦しむエウレカのためにアネモネと同じ薬をもらってたはずだけど、そんなのエウレカに使って大丈夫だったのか?
 もっとも、アネモネが唯一の成功例というところに何かの秘密があるのかも知れないけどねぇ。
 現実を知り愕然とするドミニクに、乗って来た艦の艦長が手渡したのは『ray=out』。おいおい、この艦長、ゲッコーステーツの隠れ信奉者だったのか?
 アネモネの代わりはいなかったことを報告したドミニクに新たに命じられた任務は、例のニルヴァーシュを改造した研究所にゲッコーステーツのメンバーが匿われているみたいだから制圧しろということ。本心はどうかしらないけど命令には従うという艦長だけど、ドミニクはどうする? ま、寝返りのチャンスではあるな。

 一方、ゾーンの中の地球にいるレントンたちだけど……崖の上には登れたものの、行き場のない場所に閉じ込められてるのは変わらないみたいね。で、エウレカの様子が変になってきたと思ったら、夜中の森の中で月光を浴びてるエウレカの体に異変が……
 こっちはいったい何をやってるのか、さっぱりわからんね。なんか、こいつらのために命を捨てようとしてるホランドが虚しいな。

◎ふたりはプリキュア Splash Star
 (第4話)
 2年生の美術部員に勧誘されて、とりあえずコンクールに出展することになった舞。先輩はずいぶん舞の絵を知ってるみたいなんだけど、ま、こいつ、集中したら周囲のこと気にしないから、これまで何度でも覗き込まれてたんだな。
 テーマの「春の景色」に悩んでる舞だけど……役に立たん家族だね。お母さんは考古学者だってかい。しかし、考古学者といえば木之本藤隆(さくらの父『CCさくら』)みたいな大学に勤めてる先生タイプと篠原洋一郎(みほの父『ファンシーララ』)みたいな在宅の怪しげな研究者タイプがいるけど、どっちなんだ?
 田舎に写生に出た舞だけど……絵を放ったらかしにおばあさんの手伝い。しかし、キャベツって春の収穫物だったのか。嬬恋のキャベツとか、冬の収穫して雪の中で貯蔵しておくって話を聞いて、そのイメージがあるからねぇ。
 実はそのおばあさんが先輩の祖母だったって話だけど……よくわからん縁で美術部に入ったのはいいけど、おばあさんの絵じゃ表彰はされないか。実はおばあさんの名前が「春」だったとかいうオチを期待してたんだけどねぇ。

《おまけ》
◎帰ってきたウルトラマン(再)
 (第44話)
 マットビハイクルでパトロール中の郷と岸田。探知範囲が3倍になる新型レーダーを岸田が開発したとか言ってるけど、そんなのMAT隊員が実戦任務の片手間で出来るものなのか?
 青白い鬼火のような炎で燃えている車を発見し、中から女性を助け出してるのはいいけど、その上に浮かんでいた2個の人魂が謎。
 助けた女性、あかねを毎日病院に見舞いに行ってる岸田。もうすぐ結婚するかも知れないって……気が早過ぎ。しかし、あかねに自分の開発したレーダーのことを自慢げに話したらいきなしペンダントを渡されて、もう会わないと言われる始末。きっと、もっと謙虚な人間が好みだったんだな。
 そのレーダー施設に怪獣がやってきて、やけっぱちで戦い、傷付いてる岸田。郷にペンダントをあかねに返して来いと頼んでるけど……いや、ここで返すぐらいなら最初から受け取るなよ。
 あかねが宇宙人であることに気付いた郷。怪獣はあかねの仕業かと問い詰めるが、地球人の温かさに気付き任務を放棄しようとしたところを怪獣に始末されようとしてたのだというあかね。もう自分の星には帰れないから、どこかで密かに岸田のことを愛するとか言ってるあかねだけど……
 レーダーが破壊されたら自分の星が侵略してくると、怪獣の倒し方は自分しかわからないから連れて行けというあかね。負傷で後方に残されてる岸田のところに彼女を連れて行く郷。
 で、あかねが自分しか倒し方を知らないと言ってた割にはそのことには触れられないまま、郷はウルトラマンに変身。しかし、なんかおもいっきしやられまくり。それを見たあかねは岸田に正体を明かして巨大化、怪獣と一緒に崖を転落して体内の爆弾を点火して自爆……
 いや、なかなか良い話だなとか思ってたら、最後でいつもの巨大化宇宙人かい。興醒めね。この世界で巨大化してもそのままな宇宙人は南夕子だけかい。この姿を見ても岸田があかねを愛し続けたかどうかは疑問だけど……ま、死んでくれたお陰で美談に終わったって話だな。

◎ウルトラマンマックス
 (第35話)
 230万光年彼方の超新星を観察してるDASH……は良いけど、超新星って天体の衝突で起こるのか? しかもその様子をくっきりした映像で見てるし……
 で、その方向から飛来してきた隕石。まさか超新星から飛んで来たとかメチャクチャ言うんじゃないだろうな? 超新星の観測と同時に飛来してきたってことは、その隕石も光速で飛んでないといけないんだけど、光速で飛来する隕石なんてDASHのレーダーじゃ捕捉出来ないだろうし、そんな運動量を持つ隕石が地球に衝突したら何もかも一貫の終わりだぞ。
 落下現場から小さな怪獣をさらっていったガキ。DASHに届けたら問答無用で殺されるって……よほど子供たちに信頼無いのね。ま、ウルトラマンマックスもいつも怪獣を殺してるって言われてるぐらいだから、チームEYESやウルトラマンコスモスぐらいにならないと安心できないんだろうな。
 守り役の怪獣を調査したら地球より温暖な気候が適してるからって、最後は怪獣たちを金星に運んでるマックスだけど……おいおい、確かに金星の気温は地球より高いけど、生物の生存に必要な環境は気温だけじゃないだろ。金星の地表は硫酸の嵐が吹き荒れ、高等生物なんぞ存在しないからエサだって無いだろうに。
 金星に運んだってことは、地獄送りにしたのと同じじゃないのか?(いや、キングギドラに滅ぼされる前は文明社会が存在したとかいう話もあるけど)
 まんまと子供を騙したな>ウルトラマンマックス。

◎仮面ライダーカブト
 (第5話)
 本部の指示とかでカブト捕獲作戦を指揮してる男……おいおい、『アギト』と言い『555』と言い、こいつが出て来たら途端に話が胡散臭くなってるんだけど、『カブト』もその路線って……大丈夫か?
 おや、加賀美に父親がいたのか。なんか相当な偉いさんみたいね。
 ひよりのスケッチブックの渋谷隕石の絵を見付けた樹花。ひよりはその時に両親を失ったみたいだけど、それ以来、心を閉ざして人ごみに中に出るのが苦手だってか。
 新聞でワームの事件を知って飛び出していく加賀美。田所が本部の言いなりなのに反発して1人でワーム退治に出て行く加賀美だけど……

「クロックアップしたライダーフォームは、人間を遥かにしのぐスピードで行動することが可能になるのだ」
 説明ナレーション付って、平成版仮面ライダーも路線変更か。
 ワームを倒した天道だけど、たちまちゼクトに包囲されて絶体絶命。こいつはどうでもいいけど、東京タワーで放置状態のひよりは大丈夫か? ま、そばにいる加賀美に代わりに行けってチケット渡すってあたりが定番のパターンだろうけど……

週刊アニメ定点観察 Vol.482 (2/3)

2006年03月04日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/02/22~06/02/24

◎かしまし ~ガール・ミーツ・ガール~
 (第7話)
 夏休み、みんなで海は良いけど……女の子だらけのグループに1人だけ男って、なんとも羨ましいやつね<明日太。
 いきなし空から降ってきたジャン・プウに驚いてる一同。宇宙仁が自分の娘だと言ったことに衝撃を受けてる並子先生……ご苦労さんね。
 ビキニ姿のはずむをやたら意識してる明日太。ナンパされてるはずむを庇うため「オレの彼女だ」って言ってるけど……それで恋が始まるってわけじゃないのね。むなしい。
 食事の準備は良いけど、海水浴に来たのかキャンプに来たのかよくわからんね。ビキニにエプロンって、なんか裸エプロンに近くてドキドキってところだけど、本物の裸エプロンしてる宇宙仁……不気味。いったいどこからそんな文化知識を仕入れたんだ?
 なんか微妙にさりげなくカレーのルウをぶちまいてるとまり。さてはそのまま知らんふりしようとでも思ってたのか?

◎ガンパレード・オーケストラ
 (第18話)
 父島の小笠原北高校に駐屯してる第8警護師団……さすがに幻獣も来ない島ってのは平和で良いね。しかし、真夏の炎天下にランニングとはきつい訓練だけど、男子も女子も一緒かい。ま、軍隊だから区別したって仕方がないけど……
 それにしても、1人バカでかい女がいるのが怖いぞ。
 冒頭の漁船に乗ってたカチカチの軍人さんは永野万翼長。熊本とかで共に戦ったかつての上官で師団のトップである石塚千翼長に会いに来たみたいだけど……しかし、何かとジジイに出くわすし、やたら方向音痴で目的地に全然辿り着けないって、悲惨だね。
 しかし、青森や広島の連中の話とは全然雰囲気が違うんだけど……大丈夫か?

◎あまえないでよっ!!喝!!
 (第7話)
 商店街でいきなし犬に襲われてる雛美。なんか一匹、とんでもないとこを舐めまくってる犬がいるんだけど……
 春になったらさかりの付いた犬猫が、雛美のフェロモンに惹かれて集まってくるってかい。浄徳ババアは六道の力を制御しきれてないからだというけど……
 それから毎晩、みんなが犬猫を防ぎに見回る中、1人修行に励む雛美。どうでもいいけど、お経を唱えるだけで修行になるのか?
 雛美を励まそうとする逸剛に、自分だって逝くのを我慢できないくせにと反発する雛美。ま、修行の成果が現れない自分に苛立って八つ当たりしてるだけなんだろうけど……
 しかし、その言葉を気にした逸剛は、一希の誘惑にも耐え抜き、自分だって頑張れるところを示し、それを見た雛美はどうにか六道の力を制御することが出来るようになったけど……頑張って我慢できるんならこれからも我慢し続けろとかいう話になると思うぞ、きっと。
 毎度の失敗に懲りず、次の作戦を練り直してる一希。
「ブー、却下。わけわからないにょ~~~」
 いつかは出ると思ってたけど、こんなとこで出し来たか<でじこ声。

◎かりん
 (第14話)
 夏休み最終日というと、残った宿題というのがお約束だけど、全然手をつけていないというのはよほどの剛の者だな。ま、それでも1日徹夜すれば出来ると思える分量なのは、いわゆるゆとり教育のおかげかね。
 宿題忘れて教師に家庭訪問されるよりはマシと、麻希が来るのを許可してるママ。玄関にやたら変な置物置いて歓迎してるのは良いけど、「勝訴」ってくすだまは何じゃいっ!
 杏樹が帰りの夜道を心配してるけど、実は徹夜態勢でやってきてる麻希。果林と一緒に狭いバスタブで入浴って……なんかたまらんね。
 何かメチャクチャな調理してた割には見掛けは豪華な夕食。でも、一口食べたら地獄行きってか。しかし、普段の食事はどうしてるんだ?……と思ったけど、こいつら吸血鬼だから他人の血を吸ってたら他に食事は要らないのね。
 ま、さすがに一晩で終わるほど宿題も甘くなかったか。

◎半分の月がのぼる空(終)
 (第6話)
 ま、それなりに無難にはまとめたねって感じだけど……おもいっきし原作端折りまくりだな。
 大半が原作第4巻の内容なんだけど、原作だと2/3くらいは夏目の昔話なんだけど、アニメじゃごく簡単に触れてるだけ。しかも、それを裕一に聞かれているというおまけ付き。
 ま、原作だと裕一が里香と一緒にいることの本当の大変さを知るのは5巻に入ってからなんだけど、そこまでやってる暇が無いから、こういう展開にして話をまとめようとしたみたいだけど……これじゃ、その後の里香に部屋に行く話がかっこよく見え過ぎね。原作だと裕一はそこまでの覚悟は無いけど、何か思うことあって無理を通してるあたりのかっこ悪さというのがポイントだったはずだけど……
 もっとも、原作にしても1巻に1回は裕一に積極的行動取らせるために義務的に入れられてる感じで、特に必要の無い無茶に思えてたのは確かだけど……だいたい正面からじゃ追い返されるのに、ベランダからだと入れてもらえるってのも変だし。
 で、エンディングのバックが第5巻のいくつかのシーンを描いてるんだけど、原作知らなきゃ意味無いよな。で、5巻のメインである浜松行きと、婚姻届の話はバッサリ斬り捨てて、エピローグが第5巻のラストシーン……ま、原作の5巻はまるまる4巻のフォローって感じだったからあってもなくても構わないことは確かなんだけど、浜松行きで宇治山田から乗る近鉄特急をちゃんと描けるかどうかっててぐすねを引いて待ってたのに、はぐらかされた感じ。もっとも、アニメの端折り具合を考えたら、浜松行きの話があってもいきなし新幹線で浜松到着って絵になりそうだから、期待するだけ無駄だったんだろうけどね。
 しかし、このアニメで一番酷いのは、生きてるときの多田のじいさんを全然描いてないのに、多田コレクションとか、今回の裕一が気を失いかけたときの描写とかだけはきっちり出してることだな。アニメしか見てないとこのジジイ何者?としか思えんぞ。

◎アニアニランド
 びんちょうタン
 (第3話)
 ウバメガさんから届いた誕生日プレゼント。
「おめでとう、わたし」
 他に誕生日を祝ってくる人がいないとは、空しいね。
 バスから着地失敗でふらついて、ちくタンを押し倒してるびん。そして2人は百合の仲に……って話ではないのか。ちくタンも伝言板で仕事探してるのか。不景気だね。
 馬車からびんを見つめてるクヌギたん。そして2人は……何もなしね。
 帰りにまたこけて、米をこぼしてるびん。通り掛ったちくタンに助けてもらい、近くのちくタンの家で2人は……(おい)
 ちくタンの家族に誕生日を祝ってもらったびん。良かったね。

 REC
 (第3話)
 そうか、東京の女の子はすぐにやらせてくれるのか……
 土曜も仕事だという赤。OVAの収録は良いけど、ガヤって……それだけで声優さん呼ぶのか? いや、役付の声優さんが少なかったら使いまわしも出来ないし、そんな仕事でもなけりゃ新人に回って来ないだろうしね。
 ねこきの紙袋をマイバッグと呼び、その中に全財産があるという赤。いや、いくら火事で焼け出されても、銀行に預金とか無かったのか?……いや、通帳もキャッシュカードも燃えたんじゃどうにもならないかも知れないけど。
 で、今日もまた松丸の服で仕事行き。現場が違うから大丈夫って……そういう問題なのか?
 OVAといえどもアフレコは原画撮り。ガヤってああいう風に収録するのか……はいいけど、なんかみんな揃って同じせりふ言ってたような気がするけど、それでよかったのか? しかし、あれじゃ赤が出てるといってもわからんね。
 夜になって帰ってきたと思ったら、バイト帰りかい。ま、実質、生活費はバイトで稼ぐしか無いんだろうね。ごくろうさん。でも、日銭稼げるバイトというのも限られてるだろうに。
 夜は公園で発声練習……おいおい、不審者と間違われて警察に引っ張られないか?

◎ガラスの仮面
 (第46話)
 いよいよ紅天女の故郷に向かうマヤと亜弓。ホームですれ違った速水に紫の薔薇の人のことをさりげなく出してみるマヤだけど、速水は反応せず。こいつもしぶといね。しかし、昔のアニメじゃけっこう早く正体がばれてなかったか? いや、原作のどこまでアニメ化してたのかももうわからんけど……
 東京から7時間……乗った新幹線が700系っぽいから出向いた先は西日本なんだろうけど、広島か山口あたりの山中かねぇ。
 源造に出迎えられた2人だけど、月影はその日は不在とかいう話。
 翌朝、鼓の音に誘われて紅梅の谷に迷い込んだマヤと亜弓は、そこで紅天女の姿を見るけど、それが月影だったという話……

 このテレビアニメじゃマヤと亜弓が紅天女を競うって話に重点が置かれてるから、ここの描写が割りとあっさりしてるけど、それはアニメだから月影の演じる紅天女をどう描こうと、映像的な驚きというものが出しにくいからなんだね。実写の映画やドラマで作ったら、このシーンはクライマックスに匹敵するくらいの重点で描かれるはずだし、そうしないと「月影千草の紅天女」がどうして演劇界の伝説的な存在だったのかが実感できないからねぇ。でも、逆に実写だと現在の月影千草の容姿とのギャップをどうやって埋めるかが問題になってくるんだけど……ま、今はCGでいくらでも作れるからね。

 2人に木を演じさせる月影。亜弓の木はそれっぽいけど、体勢に無理があって短時間しかもたない演技。マヤのは地味だけど長時間続けてるうちにだんだん本物っぽく感じてくるという演技。でも、舞台の演技はそんなに長時間やるものじゃないから亜弓の方がふさわしいってか。この辺は舞台なれしてるというか、そういうテクニックを完璧に身に付けてる亜弓の方が一歩上ね。
 月影は木に大事なものとして風、火、水等4つの要素を上げ、それぞれを演じられるようになれと無茶難題。
 まず風を演じる2人だけど、風になりきるんじゃなくて風を演じろと言って叱られるマヤ。ま、演技は自己満足じゃダメで、客がいて初めて成り立つものだというのはその通りだけど……ここまでマヤはどうやって役になりきるかってことばかりやってたから、ここでいきなし客に見せる演技をしろと言われてもねぇ。
 病院に行く月影を見送るマヤ。さすがに『紅天女』を完成させるまでは死ねないからって、ちゃんと通院は続けているのね。そこに通り掛った速水の養父……ま、マヤたちに尾行を付けて月影の居場所を知ったからやってきたって感じだけど……
 相手の正体を知らずに速水と大都芸能の悪口を言ってるマヤ。ま、このおっさんぐらいになったら他人からどれだけ罵られようが、それが逆に勲章のようにでも思えるんだろうけどね。で、マヤが火を演じるのに悩んでると言ったら『八百屋お七』のことを紹介してくれたけど……
 いや、ずいぶん田舎かと思ったら、ちゃんと品揃えのある古本屋があるのね。

◎ノエイン もうひとりの君へ
 (第19話)
 興味深そうに見たがってたから、てっきり物心付く前の幼児の頃のビデオかと思ったら、ほんの4年前のビデオだってってか。ま、映ってるおばあちゃんは今はもういないってことだけど……
 東京にいた頃の友達を思い出してるハルカ。町で偶然再会したけど、相手のお母さんはハルカのことを覚えていたものの本人には忘れられていて襲撃を受けるハルカ。
 内田の懇願を聞いて篠原にマジックサークルプロジェクトを中断するよう説得している絶臨の委員長だけど……結局は委員長を辞任させられ、おまけに内田も絶臨をクビになってすべては篠原の思いのまま。これでデコヒーレンス現象に向けてまっしぐらってか。
 一方、クイナはラクリマの長老たちを説得して、逆算固定によって龍のトルクを捕獲しようとしてるけど、そのためにはラクリマ時空の防御が手薄になってシャングリラからの侵食を許してしまう可能性があるって話。いや、それこそがクイナの目論見かも……と思ったけど、こいつ、前回でノエインに裏切られてるからねぇ。シャングリラの手引きをしようとまでは考えてないのかも。
 で、逆算固定で捕獲されたハルカ。消えそうになるハルカを助けようとユウが飛び込むけど、助けに戻ってきたカラスが一歩間に合わず、2人はラクリマ時空へ飛ばされたってか。

◎金色のガッシュベル!!
 (第145話)
 早くもテッドとチェリッシュの対決。こっちはまだゼオンが姿も現してないのに、もう連載に追いついてるのか……と思ってたら、何か小細工も無くテッドがチェリッシュと和解したと思ったら、チェリッシュはいきなし出て来たファウードの心臓に魔本を燃やされ、あっさりリタイヤ。良いのか、これで?

◎ケロロ軍曹
 (第98話)
 いきなし親衛隊の吉岡平(タイラーの原作者かいっ)と駆け落ちしてる桃華。冬樹の気を引くためというのはミエミエだけど……冬樹には全然通用しないってオチね。

 忍びの村にやってきた小雪の名付け親、ムクロ。小雪との修行の中で友達というものに気付いて行き、それが忍びの里を変えていったってか。
 地球にやってきて傷付いたドロロを匿う小雪だけど、掟を捨ててそれを受け入れる忍びの村の者たち。やがて時代は忍びを必要としていないと、みんな解散したって話なんだけど……ドロロが地球に来たのは最近の話だろ。いったいどういうタイムスパンの物語なんだ?
 ドロロが友達だと思えばケロロも友達だと思うって小雪の話だけど、たんにケロロは都合のいいときだけ利用しようとしてるだけだと思うぞ。

◎アニメ魂
 LEMON ANGEL PROJECT
 (第8話)
 森と湖に包まれたペンション風のスタジオに合宿にやってきた新生レモンエンジェル一同。いきなし合宿脱落者はレモンエンジェル脱退との誓約書を差し出してる諏訪美希だけど……きついねぇ。
 小暮は去り、片桐が思い切りしごきまくってるけど……音楽の特訓なのか、体育会系の強化合宿なのかよくわからん内容だね。
 しかし、片桐の特訓よりも実に恐ろしきは早夜の料理だな。
 しごきに耐えかねて片桐の追放を企む早夜と智。この手のスタジオは怪談が付き物だからってオバケになって脅そうとしてる一同だけど……そんなもんで片桐が逃げ出すわけ無いだろ。逆にトレーニング中の片桐に怯えてるとはマヌケ過ぎ。しかし、そのオバケのデザイン、やたらかわいいんだけど……
 そこに取材にやってきた芸能記者の香坂。5年前の片桐の黒い噂を吹き込み、おまけにエリカが血の繋がらないタクミと同棲してるってガセネタを公表するって脅してるとは凶悪ね。
 5年前に片桐によって仕事を干されたというのはどうせ逆恨みだろうけど、そのことを根に持ってエリカを脱落させることでレモンエンジェルを潰し、片桐への復讐にしようとしてるって……レモンエンジェルにとっては傍迷惑な話だね。
 タクミに血が繋がってないことを知られるのを恐れたエリカは、ひとり脱退も省みず合宿を抜け出していくけど……

週刊アニメ定点観察 Vol.482 (1/3)

2006年03月04日 | 週刊アニメ定点観察
期間:06/02/20~06/02/21

◎Fate/stay night
 (第7話)
 士郎が自分を呼ばなかったことを怒ってるセイバー。何か機嫌が悪いと思ったら朝食をバカ食いしてるんだけど……おかげで食い損ねてる大河、哀れね。
 学校について行くというセイバーに、一緒に登校するとやって来た凛。驚いた桜は先に登校すると飛び出していったけど……凛の目的はセイバーに留守番を言いくるめることかい。
 学校に張られた結界の発動を遅らせるために呪刻を破壊していく士郎と凛。ま、呪刻を見付ける才能なんて他に応用利くのかどうかわからんけど、無いよりはマシか。
 凛と別れた後に違和感を感じ、1人学校に戻るお気楽な士郎。一番怪しい場所って、弓道部の部室ってとこか? そこにはでかでかと魔方陣が描かれていて、どうやら学校に張られた結界魔法の中心みたいね。
 しかし、そこにライダーとマスターである慎二が現れ、絶体絶命の士郎。余裕綽々と士郎にゲームを持ち掛けようとしてる慎二だけど……それで良いのか? 外道なら外道らしくこの場で即座に士郎を葬ったほうが得策だと思うけど……まさか、凛がセイバーを説得するための方便として言ってたように、セイバーの姿が無いのを警戒してるのか? いや、士郎が霊呪を使おうとしてるのを止めようとしてたからそれは無いと思うんだけど。

◎ブラック・ジャック
 (第59話)
 患者の手足をためらいも無くばっさばっさと切断してる冷酷非道な女医師。人呼んで女ブラック・ジャックことブラック・レディー。
 他人の手足は別の可能性を試みようともせずに平気で切るくせして、いざ自分の恋人が事故で担ぎ込まれてきたら、躊躇して判断も出来ずに時間を浪費して患者を危機に追い込んでるとは、無惨ね。
 幸い、そこにやって来たブラック・ジャックの神の手で患者の足は切らずに治療できたけど……ま、これに懲りてもうちょっと切断以外の可能性を考慮した手術をやってくれるようにでもなったのかねぇ?

◎名探偵コナン
 (第431話)
 合コンで鉢合わせした高木刑事と佐藤刑事……いや、実際にこんなとこで鉢合わせしたら破局とは行かないまでも、相当に気まずいだろうねぇ。いや、逆に危機感抱いて焦ってしまってホテルへ直行とかいう展開にならんとも限らんけど……この2人じゃそれはないだろ。
 しかし、千葉刑事も由美さんも、もうちょっと付き合う範囲を考えたらどうだ? 恋人同士でなくても合コンで職場の同僚と鉢合わせっていうのもかなり拙いだろ。
 それにしても、子安声というだけで無条件で怪しく思えるのは何なんだ?

 備忘録:ミステリーワード「り」
 こりゃ今後3回は「が」「と」「う」で最後に「10周年」とかでも付くのかね。

◎タクティカルロア
 (第7話)
 『アリスブランド観測板』って、暇な連中もいるのね。
 副大統領からのメッセージは良いけど、キスの話とか、キャンギャルの話とか、平和でいいねぇ。
 『魔法戦士ウェザースター』……なんか脈略も無いけど……
 例のキャラクターOS積んだPCで、何やら書き込んでる七波。第12回って、ネットで連載小説でも書いてるのか? で、いきなしハッキングを受けてOSがダウン。ああ、書き掛けの小説は無惨に消滅。哀れね。
 ハッキングによって艦内制御を乗っ取られたパスカルメイジ。CICで対応してる美晴と阿古屋姉妹だけど……こいつらなんか仲が悪いみたいね。おまけに阿古屋姉妹はなんか復讐のためにパスカルメイジに乗り込んでるって感じだし……
 侵入プログラムを解析していた美晴はそれがレーベンとかいう知人の作ったプログラムだと気付き、慌ててOSの再インストールしようとしてるけど……10人がかりで3日掛かるという物理的作業量はどうしたんだ?
 で、システムが回復したと思ったらパスカルメイジの航路がずれてて、洋衛軍の演習海域の真っ只中。至近距離にいた潜水艦に標的艦と間違われてロックオン状態。おもいきしビビってたら侵入プログラムが残ってて悪さをしてたってかい。しかし、OSを入れ替えても残ってるプログラムって……

◎Canvas2~虹色のスケッチ~
 (第19話)
 霧の新人教員研修についていく浩樹だけど、思い切り緊張しまくってる霧に昼食も取らせてもらえないとは哀れね。
 研修が終わって列車まで時間があるからと、牛タン食ってるって……仙台かい。で、帰ろうと思ったら道路の渋滞で新幹線に乗り遅れ。ホテルはどこも満室で、ババア1人でやってる怪しげな旅館に泊まる羽目に。
 図らずも紫衣にそそのかされたようにお泊りすることになった霧だけど、同じ部屋を用意されたらビビって別々の部屋にしてもらってるとは意気地なしね。そのくせ怖がりで、ずっとそばに浩樹をはべらせっぱなし。女湯の脱衣場で浩樹にいさせてるぐらいなら一緒に入れよ。
 結局、いるはずのない女の子が声がするからって怖がりまくって朝まで浩樹を手放さず。ちゃんと起きてから一発やったんだろうな。
 ま、女の子の声はババアの孫で、わざと霧を脅かしてたってことみたいだけど。

◎Angel Heart
 (第19話)
 寝坊してきたリョウに食事はもう済ませたという香瑩だけど……なんか軍隊の携行食でも食ってて、まともな食事はしてない感じだな。
 海坊主の店の近くにいきなし出来た中華料理屋。李大人の側近のジジイ、暇を貰って店を開いたってか。ちょうど良いとばかりに香瑩と信宏に団欒の食事の素晴らしさを教えるためにジジイの店で働かせるリョウだけど……そりゃジジイが気を遣うだろ。
 香瑩が何も出来ないのは当然として、信宏はさすがに海坊主の店で働いてるだけあって経験者ってか。しかし、従業員がメニューを見ても料理がわからないというのは問題あると思うぞ。
 そこに嫌がらせにやってきた地元のヤクザはいいけど、一緒にいた下っ端が餅山。自分とこの親分が難癖つけようとしてるのに香瑩たちの存在を知ってビビりまくってた挙句、人質代わりに置き去りにされてるとは悲惨ね。
 ジジイにしたら餅山は李大人や香瑩のことを知りすぎてるから口封じに始末を考えてたところ、向こうから飛び込んできてラッキーって感じみたいだけど……

◎舞-乙HiME
 (第19話)
 闇夜にサソリ。何か危険な気配……と思ったら、そのサソリを一口で食ってる鳥みたいな動物。世の中は怖いね……と思ったら、いきなし地面から口を開けてその鳥を飲み込む巨大な怪物。なんか極端な食物連鎖の縮図だね。
 で、転がったマシロ様らしき人間を食おうとしてるけど、いきなし光線兵器の攻撃で倒されてるし。やっぱし食物連鎖の頂点に君臨してるのは人間様か。で、現れたのはアスワドの連中。どうやらマシロ様を助けたわけではないみたいね。甲羅が硬いから武器に使えるってか。物騒な連中ね。
 ミドリちゃんがいるのはともかく、なぜかアリカまで。ま、おかげで命拾いしたな<マシロ様。
 ガルデローベを制圧してるナギに文句を言ってるマリア。おや、シズルって独房入りさせられてるんかい。
 おや、ミコトはアリカと一緒に飛ばされてたってか。
 エアリーズの国境を越えたはいいけど、首都までは遠いとヒッチハイクを持ちかけて
ナオ。ナツキには鬼門だね。もっとも、今回はシズルが通り掛る可能性は皆無だけど……と思ったら、国境警備隊のトラックってか。ラッキーだったのか、アンラッキーだったのかはわからんけど……わいせつ物陳列罪って、まさかパンツまで切られたのか?
 シズルの様子を見に着てるトモエ。アリカにとっては嫌なやつだったけど、シズルを想ってる気持ちは本物みたいね。で、アリカとエルスが行方不明だからってニナに聞こうとしてるイリーナ。エルスが死んだことも伏せられてるのか?
 トリアスで1人残ってるチエ……って、シホはどこへ行ったんだ?……と思ったら、お部屋係のリリエとヤヨイを連れて巻き巻きしてるんだけど、その巨大な蚊取り線香って意味あるのか? それでシュヴァルツのスレイブが落ちるとも思えんのだけど。
 アリカをレナの縁の者と知り、自分が倒したレナの遺体を葬ってやれなかったことを詫びてるラド。おいおい、オトメのジェムって神祖の遺体から作られてるってか。で、シュヴァルツは神祖の代わりにレナの遺体を使おうと持ち去って行ったってか。
 十二王戦争の災害で呪われたアスワドの民を救うのにガルデローベの封印する科学の力を用いようと、マシロ様とアリカに協力を要請してるミドリちゃんだけど、アリカはニナと戦ったときのトラウマで拒絶。
 飛び出したアリカを追いかけるマシロ様だけど……砂漠に潜んでた例の怪物に2人とも飲み込まれてるって……ご愁傷様。

◎落語天女おゆい
 (第7話)
 上方から幕府の艦隊で逃げ帰ってきた新撰組の土方。鳥羽伏見の戦いは幕府と薩長が手を組んで妖魔と戦って破れたってか。で、京・大坂は妖魔の手に落ち、薩長の代わりにそいつらが東海道を下って攻めて来るってか。こりゃ勝海舟も出番無しだね。
 晶と雅が土方にぞっこんなのはわかるけど……源内も悲惨ね。で、沖田総司や斎藤一を紹介してもらおうとか言ってる鈴だけど……もう江戸に帰ってきた頃には沖田は結核でほとんどくたばってる状態だから、見たら悲惨だと思うぞ。斎藤も「悪・即・斬」なら格好良いだろうけど、現実の斎藤はどうかねぇ。
 和泉守兼定に天女の血を吸わせたら天女を一撃に出来るとか言ってる右京だけど……和泉守兼定と言ったって代々何人も刀匠の作った、この時代にはそれなりに数のある刀にしか過ぎないんだから、妖刀村正が徳川家に祟るとかいうより信憑性が無いぞ。
 和泉守兼定というのは会津の刀匠で、俗に有名な土方の剣は11代の作品。名刀ではあるけどそれほど希少価値も無い刀。新撰組人気のお陰で近藤の虎徹と並んで今じゃあちこちに模造品があふれかえってるくらいだし。本当に稀少なのは初代や2代の作品なんだけど……ま、涼が手にしたのは土方の剣じゃ無いだろうから、初代や2代の作品の可能性はあるけどね。
 ところで、怪我をした涼に石田散薬を勧めてる土方だけど、石田散薬って正式な漢方じゃなくて民間療法によるいい加減な薬で、医学的効用は全然無かったとか、かえって毒だとかいう話だけど……まさか飲んだりしてないだろうな。

◎焼きたて!!ジャぱん
 (第67話)
 げっ、もう雪乃とのタルト勝負って、原作の連載に追いついてるじゃないかい。

◎BLEACH
 (第70話)
 ルキアが来たからバウントについて何か情報を持ってるのかと思ったら、何も知らずに派遣されてきたってか。
 ところで、バウントは3人組みたいだけど、女のバウントが何か単独行動しようとしてるみたいで、うまくいってない感じだなんだけど……
 日中も平然と動き回るバウント。ま、キリスト教的価値観で形作られた西洋風の吸血鬼のパターンには縛られないってか。十字架もニンニクも聖水もぜんぜん役には立たんのだろうね。
 クインシーの力を失った石田が弱点とばかりに狙われてるんだけど……確かに力が無いから実行戦力にはならないけど、このメンバーで頭が働くのは石田しかいないからね。ホロウ相手のルーチンワークならともかく、未知の敵相手に石田抜きで戦うのもどうかって気がするし……
 しかし、ルキアは良いけど、花太郎まで現世にやってきて何をするんだ?

◎地獄少女
 (第20話)
 ハンドパワーで列車を浮かび上がらせてるエスパー渡辺だけど、その嘘を暴きに来たというジル・ドゥ・ロンフェールとかいうカリスマ霊能力者。いや、エスパー渡辺がインチキなのは良いけど、列車のトリックはどうなってたんだ?
 いや、どうせやらせのテレビ番組だから視聴者に見えないだけで、単にクレーンで吊ってるだけだろうけどね。
 で、敗れた渡辺を利用して今度は地獄少女と対決しようとしてるジル。渡辺に藁人形を渡しにやって来た地獄少女をそのまま対決の場に引きずり出してるとは巧妙だね。
 なんかやられる一方の地獄少女だけど、人形の糸を引かれるまでは反撃しないってかい。
 ジルに復讐されるのが嫌だからって糸を引く渡辺。たちまち地獄送りにされるジル。地獄少年を名乗ってた割には呆気ない最後だな。いや、本人はまた復活できるつもりらしいけど……

◎鍵姫物語 永久アリス輪舞曲
 (第8話)
 有人との禁断の妄想に浸ってるきらは。しかし、現実ではそれを押し殺し、苦悩に憔悴してる様子。
 突然、有人たちの前に現れたアスカとかいうアリス能力者のねーちゃん。有人のことはこれまでのアリス能力者から聞いて知ってるというけど……アリス能力者って、力を失っても記憶は残ってるのか。いや、本来の物語を奪うというやり方で負けたら記憶もなくなってるとかいう話かも知れんけど……
 胡散臭がるキリカだけど、あんさんも相当に胡散臭いと思うぞ。
 キサがきらはと抱き合って百合の世界を堪能してるところに届いたアリスのお茶会への招待状。そこには新たなアリス能力者がいたけど、彼女も招待状で呼び出されたって話。そんなことはともかく、戦いが始まるけど……
 ま、差出人はアスカだったみたいで、アスカの能力は相手に羽根を突き刺すことでその者が持つ闇の記憶を呼び覚ますことで相手の戦意を失わせるって話。そして、アリス能力者が持つ美しい物語の裏側には闇の記憶が隠れているとか言ってるけど……
 そのアリス能力者の闇の記憶は、親切だったお兄さんに「もっと楽しいことをしよう」と言って犯された記憶。彼女の『終わらないアリス』の物語を書き写すために物語のノートを引き出したら、そのノートを残したまま何か吹っ切れたように去っていく少女。ま、今まで心に圧し掛かっていた闇の記憶が抜き取られて、気分が楽になったんだろうけど……
 これで彼女が救われたというアスカの言葉に釈然としない一同。しかし、その能力で自分の有人に対する気持ちを消し去ってくれたら楽になるとばかりに、1人でアスカを呼び出してるきらは。
 しかし、アスカがきらはを手に掛けようとしたら、ゾロゾロやってきて妨害してるありすたち。ま、メルベイユスペースの発生そのものが合図してるようなものだから、プライベートも何もないな。
 邪魔をするなというきらはに、アリス能力を失ったら一緒に『終わらないアリス』の物語を完成させることは出来ないという有人。いや、それが余計なことだってのがわからないのか? 結局、有人が身を挺してきらはを守ったことで立ち去っていくアスカだけど……
 自分が傷付くことで、なんか余計にきらはを苦しめてるような気がするぞ<有人。ダメダメだねぇ。

◎よみがえる空 -Rescue Wings-
 (第7話)
 なんか事故はイーグルの墜落みたいね。訓練中なのかスクランブル任務中だったのかはわからんけど。しかし、機付長の西田さん、なんか重々しい空気にいたたまれない様子だね。
 事故があったら、被害者の家族のところに直接自衛隊の人がくるのか……で、家族は来られたらびびると……
 搭乗員のうち、1名は遺体で発見。自分の事故のことを思い出してる本郷。
 残り1人はその日の捜索では見付からず。こういうのは発見が遅れるほど生存確率は下がっていくものだけど……翌朝一番の捜索で何とか無事発見。とりあえず1名は生還ってところ。
 事故の原因は落雷……飛行機じゃ電気を逃がす場所が無いから、落雷対策って出来ないのかねぇ。で、助かったパイロットは頚椎損傷でパイロットはおろか、歩くことさえ出来なくなるかも知れないって話。ま、怪我じゃどうにもならん話だけど、それでも戦闘機を降ろされるのって悔しいのかねぇ。
 カラオケで本郷とデュエットさせられてる内田だけど、掛かったのは『ひょっこりひょうたん島』……こんな歌、今時の若い者は知らんだろ。やる気無さげにコーラス入れる内田だけど、わき目も振らず真剣に歌い上げてる本郷。ま、亡き同僚の思い出の曲で故人のことを思い出してるんだろうな。