たそがれロ~ド、たそがれ浪漫

定年後のセカンドライフに突入したたそがれオヤジ。その新たな再出発のドタバタ、そして夢と希望を書いてます。

06.07.30 ふそう文化大学

2006-08-06 | 日々のこと等
7月30日(日曜日)
前夜扶桑在住の従兄弟から電話が入る。日曜日の昼間なら空いているとのありがたいお言葉(笑)。
さっそく講座の前に食事の約束。
で、当日。9時に家を出て歩き出す。小牧付近でひろってもらうか、小牧から名鉄に乗り換えて羽黒でひろってもらう心積もり。
梅雨もようやくあけて、雨の心配はなさそうな夏模様。
小牧までひたすら歩く、歩く。30分毎に水分を補給しながらひたすらに歩く。
小牧山が近くになったところで、従兄弟から場所確認の電話が入る。ちょうど2時間ばかり歩いたところだ。
以前、従兄弟が入院していた小牧市民病院が近いのでそこで待ち合わせすることに。
11時20分すぎにドッキング。今日は奥さんも一緒だ。思えば当然のことでたそがれオヤジと従兄弟が食事をすればアルコールが入らないわけがない、車を運転してもらう奥さんが必要というわけ。(毎度、ご迷惑をかけております・・ペコリ)
で、連れて行ってもらったところは奥さんの勤務先の女性推薦のお店。野菜などを使ったヘルシー感覚の料理がメインでなんとなく若向き(笑)。入ったときはそうでもなかったが、さすがに昼時。出てくるときは若い人が大半の席を占めできている行列も若者ばかり。
そんな店の雰囲気に飲まれたか?(笑)、いつもほどにはビールもすすまない従兄弟(笑)。
それでも1時間半ばかり取り留めのない話、歓談が続いて、扶桑文化会館まで送り届けてもらう。ほんとうに毎度毎度お世話になります。

さて、今日の本番。ふそう文化大学の第二講座は清水寺貫主・森清範師。

まったりとした関西弁で話さはる。おもしろすぎて落語でも聞いているような気になってくる。お説法があらゆる話芸の源流なのではないのか、と思わせられる。
師匠の大西良慶師(108歳で亡くなった元清水寺貫主、五つ子の名付け親としても有名)のお話。
「もったいない」についてのお話。
毎年森師が揮毫している「今年の世相を一文字で表現する漢字」についてのお話。
などなど、1時間半の予定を超過しても時間を感じさせない。
その中でひとつ、たそがれオヤジの涙腺をゆるくさせたお話を書いておこう。
あるとき、事情があって親と一緒に暮らせない子供たちを預かっている施設でのこと。
3歳くらいの女の子が森師に向かって、「おじちゃ~~~ん」と飛んできた。抱いてあげると抱きついて離れない。頭を叩くやら、「もうせっかくセットしたヘアがメチャメチャ」(大爆笑)。
やっとのことで下りてもらい、別れたあと、30分くらい事務所で話をして帰ろうとすると玄関にその子がいた。また飛んできたので抱き上げて今度もメチャクチャに暴れるのかと思ったら今度はギュウウと森師に顔を寄せて抱きつくばかり。何も言わずにただ抱きつくばかり。森師もそれに応えるようにギュウと抱きしめる・・。
「こんな子が、大きくなって日本の母親となって、よい子を育ててくれる・・そんな日本をつくらなければいけないのです・・・」

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2 コメント

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2時間も歩いたの?! (AKI)
2006-08-10 08:31:59
スゴイなぁ。

しかもこの暑さの中。。。

水分補給しながらぢゃないとホント、ヤバイですよね、この暑さ。。。



【抱きしめる】っていうのは、言葉のいらない愛情表現だと想います。
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これからは歩くことが生活に・・ (たそがれオヤジ)
2006-08-10 13:23:47
AKIさん、ようこそ

連続して歩くのは2時間が限度かな

休みの日には通算すると3時間くらいは歩いているかも

定年後はもっと歩くつもりです、なんせ金がかからない趣味ですから(笑)
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