たそがれロ~ド、たそがれ浪漫

定年後のセカンドライフに突入したたそがれオヤジ。その新たな再出発のドタバタ、そして夢と希望を書いてます。

7月10日(火曜日):堀田力講演会

2007-07-11 | 日々のこと等
朝から雨。このところ梅雨らしい日がつづく。
雨の日は、出かけるのが億劫になる。半年前までは雨が降ろうが風が吹こうが、勤めを休むことなど考えなかったのは、それなりの使命感?があったということか・・・。

さて、今日は14時から南山大学公開講座
内容は、堀田力氏による「21世紀の医療・福祉とこころ」。
雨の中を歩き出してしまえばなんとかなる。幸いに雨脚はそれほど強くはない。鶴舞図書館で借りている本を借り替えしてから会場に向かう。

堀田氏は、元検事、ロッキード事件を担当したことで有名で、退官後は福祉にたずさわり現職はさわやか福祉財団理事長という異色の経歴。

一番印象に残るのは、我々は高齢者時代の最初の世代。だから、暗い印象を残して死んではいけない。後世のひとがうらやむような充実した生活を送って明るい印象を残して死んでいかなければならない、というもの。
そのためには、自分の尊厳を大切にして「生きているのが楽しい」、そんな人生を送らなければならない。
高齢者は尊厳ある生活のためならもっとわがままになっていい。
そういう高齢者の尊厳ある人生を支えるのが、医者、介護、看護、ボランティアのネットワークなのだから。

考えさせられるいい話だった。

最新の画像もっと見る