たそがれロ~ド、たそがれ浪漫

定年後のセカンドライフに突入したたそがれオヤジ。その新たな再出発のドタバタ、そして夢と希望を書いてます。

長寿企業大国にっぽん

2007-07-13 | 日々のこと等
7月8日奈良歴史探訪のバス車中で旅の参考のために映されたビデオ、NHKスペシャル「世界有数の長寿企業大国にっぽん」はネット上でもかなり取り上げられていた。そのおかげでその内容をもう一度復習することができたのでここに記録しておく。
①創業200年以上の企業数(国別)
1位 日本  3000社
2位 ドイツ  800社
3位 オランダ 200社
4位 アメリカ  14社
5位 中国     9社
6位 台湾     7社
7位 インド    3社
日本が圧倒的に多いのは、その間、社会の激動はあったにしても社会の閉鎖性と安定性が他国に比べて高いということだろうか。

②世界最古の企業「金剛組」
金剛組は、聖徳太子が四天王寺を建立したとき百済から招聘された工匠三人のうちの金剛重光が起源で、当然法隆寺の建立にもたずさわったのではないか、とはGONさんの説明であった。
金剛組のHPでは、百済から渡来した三人のうちほかの二名の手によると書いてある。
ちなみに、ネットのあるHPには「金剛組、倒産の危機に直面しましたが、『金剛組をつぶしたら大阪の恥や』と同業者が再建に名乗りを上げ、救済したのです。」などという記事も見られた。順風満帆であったわけでもないようだ。

ついでながら、「長寿企業」をネットでさがしていて「エノキアン協会」というのがあると知った。(参照→http://www.foster1.com/article/13136686.html)
【エノキアン協会】とは、伝統企業の国際組織、つまり世界の老舗の協会と言えます。フランスの企業を中心に、世界の歴史ある企業の協力関係を築き、さらに産業活力と伝統は調和することを証明するという目的を持っています

エノキアン協会の会員資格は
(1) 創立200年以上の歴史を有する企業であること。
(2) 創立者が明確で、その同族者が現在でも経営権を持っていること。
(3) 経営状態が良好であること

フランスの団体であること、同族企業の集まりであることからその会員は三十数社だが、それでも日本から下記4社が加入している。さすがに馴染んだ社名である。日本にはもっと、会員資格がある企業は多そうだ。

 法師      (西暦718年:創業1288年の温泉旅館業)
 月桂冠株式会社 (西暦1637年:創業369年:酒造業)
 岡谷鋼機    (西暦1669年:創業337年:商社:名証一部上場)
 赤福      (西暦1707年:創業299年:和菓子製造・販売)

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