たそがれロ~ド、たそがれ浪漫

定年後のセカンドライフに突入したたそがれオヤジ。その新たな再出発のドタバタ、そして夢と希望を書いてます。

休日雑記6月11、12日

2005-06-12 | 日々のこと等
6月11日(土曜日)
今日は雨。
万博大学がある。
藤本の義一っちゃんの講義だから欠かせない。
午前中、のんびりして12時に出かける。
今日は地下鉄だ。
1時、開講。テーマは「人間再発見・情報に踊らされる人、情報で躍らせる人」
とにかく早口だ。息もつかずに話し続ける。ご当人が時々息苦しそうに息をついている。
義一っちゃんの戦後の生き様が語られる。とにかく学生時代から放送作家として多額の懸賞を獲得しているセミプロ。(当時東には井上ひさしがいたという。)大学卒業したときには今の金額で3000万程度の懸賞を得ていたというからすごい。
話すこととテーマとの関連は不明(笑)。
今日の話しのなかで面白いと思ったこと。
事実と虚構ということ。
たとえば、ひさしぶりに友人に出会う。
顔色が悪い。
このとき、「事実」は、
「おお、おまえ、顔色、悪いじゃないか、どうした?」
「肝臓か、高血圧か?」
「オレの兄貴が死んだときも、そんな顔色しとったぞ」
「だいじょうぶか、ええんかい」
という具合に、事実だけを話す。
(相手がどう思おうと関係ない)
ところが、「虚構」は、
顔色がわるいと思っても、それをズバリと聞かない、なぜか?自分もそういうときは聞かれたくないから。
それで、少し智恵を働かせる。ズバリとは聞かずにまず自分から
「どや、オレの顔色、わるいんちゃうか?」
「どないしたんや?」(と、相手が話に乗ってくる、そして)
「肝臓ちゃうか?」(と、自分の持病をまずふつう聞いてくる)
「そやろうかな?」
こうして、相手から自分の病気を語らせるように仕向ける智恵。
なるほどなぁ。。。こういうのが人間関係に必要なことなんだ、こういう智恵はたそがれオヤジには欠けているなぁ、、と感じた。
これを聞いただけでも今日の講義はためになった。
雨は小雨になっていた。
帰途、北図書館に立ち寄り3冊借りる。

雨があがった。
男の子がふたり、女の子がふたり。歓声をあげて遊んでいる。
側溝にたまった水の中を走り回っているのだ。
長靴の中まで水が入って、チャプチャプ音を立てている。シャツもビショビショだ。
お母さんがふたり、それを見ながら立ち話をしていて時々注意をしている。
昨今の清潔好きなお母さんなら眉をひそめるところだろうが子供たちはほんとうに活き活きとしていて微笑ましい。

本日の歩数:8千歩

6月12日(日曜日)
5時半から歩き出そうと前夜から準備するが起きられなかった
それで、食事後8時半から歩き出す。
矢田川河川敷を往復1時間、それから楠図書館まで約30分。
ここで、「田中芳樹の運命」(幸田露伴原作)を借り出す。なかなか見つからず係りの人が丁寧に探してくださった。こういうのはうれしい。
帰りはブックオフに立ち寄って帰る。12時過ぎだ。
午後は、もうのんびりと午睡、今日も優雅な一日が過ぎた。
本日の歩数:19千歩





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3 コメント

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藤本さんの話 (anikobe)
2005-06-12 17:38:34
事実と虚構だけとり挙げて書いていらっしゃるだけでも、講話の面白みというか興味深さが推し量られますね。

勉強家のたそがれさんらしい、休日の過ごされ方にです。
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万博大学講義録 (たそがれオヤジ)
2005-06-13 02:19:55
anikobeさん、いらっしゃい

義一っちゃんの講義、実に楽しかったですよ(笑)。

楽しすぎて、あまり頭の中に残ってないのが残念なくらいです(苦笑)。

くわしい講義録はこちらにあります。

http://nobineko.cocolog-nifty.com/nobinobi/

どうして、このように詳細に講義録が取れるのか、頭脳の出来がまるっきり違っているとしか思えません、、(苦笑)
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のびねこコログ (anikobe)
2005-06-14 18:58:02
のびねこコログ

夢中で読んできました。

テープに取って時間をかけておこしても、あのような講義録は書けませんね。

藤本さんの講義内容や語り口までよ~~く分かりました。凄い方がいらっしゃるものですね。
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