良い子、悪い子、こまりん子

幼児教育20余年。多くの子ども達を育て、ママ達の悩みに耳を傾けてきました。辛口アドバイスも含め、子育ママ達にエールを!

ガラスに小さな手形だらけ

2006-08-16 14:36:39 | こまりん子、こまりんパパママ
あなたは窓ふきが好きですか?洗面所の大きな鏡を拭くのはどうでしょう?
年末の大掃除用のコマーシャル、必ずと言ってよいほど「年に一度は大々的に窓を拭いて」などというキャッチコピーがありますよね。あれって、それほど私達にとって、ガラスや鏡を磨くことが大儀だから、に他なりません。
 ところが。
案外、外出先では、我が子がガラスや鏡をさわることには無頓着、という人が多いのには驚かされます。
 一歩家から外に出ると、至る所にガラスがあります。きれいなお菓子が並んだウインドウ、マネキンがポーズするショーウインドウ、オシャレな大きなガラスのドア、etc. そんなピカピカに磨かれたガラスに、べたべたの子供の手のあとがべっちょり。見ただけでも、本当に悲しくなります。
 子供は、どうしても背が低く、視野も狭いために、どんなウインドウにもうーんと近付いて見るクセがあります。一生懸命になればなるほど、こんどは顔まで近付き、息がかかるほどになり、最後は口までくっつく?!
 
 私は、自分が窓ふきや鏡磨きが下手クソだったので、我が子が小さい頃から、人一倍、外出先の「ガラス」には神経を使いました。もしかしたら今でも、少し早めに出社し、自分の勤務するお店や会社のガラスを拭くOLさんはいるかもしれません。いえいえ、朝だけではなく、きっとお店などでは、一日に何度も、ウインドウのガラスを磨かれるのではないでしょうか?
 そんなことを知ってか、知らずか、あまりに、外出先のガラスに無頓着な親が多すぎるような気がしてなりません。

 ガラスのドアにも、必ず取っ手はついています。その部分を持って押したり引いたりすれば、直接にガラスに触れる必要はないでしょう。いやいや、取っ手は高すぎて、子供の背では足りない、というのであれば、そこは「子どもが開けるという想定はなされていない場所」のはずですね。そうであれば、どんなに子供が調子に乗って、走っていって開けたいと言っても、親がきちんと止めるべきです。
 子供はね、みーんなボタンとか、スイッチとか、とっても好きなんです。でもね、我が子を満足させるために、たまたまそこで一緒になった他人に迷惑をかけるのは間違いです。外出先では、できる限り、大人が行動すべきでしょう。だから、ドアを開けるという行為一つとっても、本来ドアな重く、挟まれる可能性もあるもの。子供に開閉をさせることはおかしいこと。

 さあ、どうですか?
ご自分が、ガラス磨きや窓ふきをするつもりになって、外出先での「ガラスや鏡」に、もっともっと神経を使ってみてください。


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