良い子、悪い子、こまりん子

幼児教育20余年。多くの子ども達を育て、ママ達の悩みに耳を傾けてきました。辛口アドバイスも含め、子育ママ達にエールを!

「今日だけね!」は絶対にダメー!

2006-01-18 23:52:26 | こまりん子、こまりんパパママ
「やだー、ぜったいにやだーもっとあそぶもーん、あそびたいもーん
「ダメダメ!ダーメ!もう暗くなってくるし、お母さん、もうひえひえよー 身体が冷たくなっちゃったもん。風邪ひいちゃうわー
「きょうだけー、きょうだけだからー
「・・・・」
「あしたは言うこと、ちゃんときくからー!今日だけー
「・・・もう、しょうがないわね。今日だけよ、絶対に今日だけだからねえ

 あーあ、またお母さん、子供に負かされちゃった えっ?負かされたんじゃなくて、今日だけだって、約束させたんだって?
 いえいえ、それが違うんだなあ この「今日だけ」ってパターン、じつは、最悪の「親の負け」なんですよ 
 だってね、あなたにも経験あるんじゃありませんか?「今日だけ」とか「じゃあ、これだけね」とか・・・そう言ったわりには、絶対に、「今日だけ」「これだけ」だったためしがないでしょう
 こういう言い負かされ方、負け方、譲歩の仕方は、一番子供になめられてしまうパターンなんです 要するに、それらは「その場しのぎの言い訳」でしかないからです これでは、約束をさせたうちには入りません 案外、子供はしたたかで、本能的に「親を手玉にとる?!術」を心得ているんです

 先日、軟弱パパが増えた、と書きましたが、じつはパパだけではなく、子供にすっかりなめられている両親が増えました 子供よりも、パパ、ママのほうが純粋だったりして・・・
 今日だけはいいわよ、や、これだけはいいことにする、という許し方を使うくらいなら、「今日はママの機嫌がいいから許してあげる」「ママがイヤなことは、許してあげられない」というほうが、まだましな気がします

 とにかく、子供の脅しや、口車に負けてはいけません 子供が2,3歳なのに、すでに我が子になめられている・・・ようであれば、要注意 いつかババーンと挽回しないと、今後ずっとなめられたままになってしまいますよ

 さあ、お母さん、ファイト、ファイト


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