良い子、悪い子、こまりん子

幼児教育20余年。多くの子ども達を育て、ママ達の悩みに耳を傾けてきました。辛口アドバイスも含め、子育ママ達にエールを!

「僕は母が大好きです!」

2006-06-12 23:20:29 | 良い子、良い親!
 
 「僕は、母が大好きなんですよ

 先日、育児関連のサイトの方とお目にかかり、仕事の話のあとの雑談で、家族の話になった時、その方はスラリとそう話されました 大学を卒業してから数年というその方は、とても感じのよい、聡明な社会人という印象でした。
 話の中で自然に語られたこの「お母さんが好きですよ」の言葉は、二人の子供の母親でもある私にとっては、大変心があたたかくなる、うれしい言葉ではあったものの、聞いた瞬間はあまりにそのフレーズが直球すぎて、「(えっ??}・・・」と聞き返してしまいました

 彼のお母さんは日頃は忙しく仕事をなさっていて、彼を含めた兄弟3人に、幼い頃からべったりかかりきる、ということはなかったと言います
 けれど、そんなお母さんがいつも子供達相手に真剣に話しておられたことがあるそうです。それは・・・
 「覚えていなさい あなた達のことは、最後は必ずお母さんが守ってあげるから 私が必ず守るからね
 このお母さんの言葉は、幼い頃から、なぜかずっとずっと頭から離れなかったといいます 
 「最後は守る」とか「絶対に守る」とか、たぶん、こういう言葉の意味もわからず、それがどんなシチュエーションのことを言われているのかもわからなかったに違いありません
 それでも子供達は、この言葉の本当の深さや尊さはわからずとも、とてつもなく大きなお母さんの愛情を、不思議に五感で感じたのでしょうね 
 
 今の世の中、少子化の日本では、24時間体制、全身全霊で子供に関わり、自分のすべてを子供にかけている、というお母さんも少なくはありません
 しかし、案外、そういうお母さん達が「ここぞ!」という瞬間を逃し、「これだ!」というポイントをはずして、たんに自己満足をし、空回りをしていることも多いものです・・・

 子供の感性、それも自分に対する「真の愛情」を感じる感性には、鋭いものがあります その愛情が甘い言葉ではなく、厳しい愛のムチであったとしても・・・

 「僕は、母が大好きなんですよ
成人した息子に、今でも思わずそう言わせるお母さんの愛情 私はその素敵なお母さんに会ってみたいなあと、しみじみと思いました


 今日のアンキッズクラブ

 今日ご紹介するものは、「子供用の傘」です。
これからの梅雨の時期、薄暗い雨の中で、子供の安全を守るのは大変ですね
 そんな中でも、LEDの力で、ぼんやりと傘の柄が「光る傘」をご紹介します


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