普通、番地は地元の役所に近いほうから番地が始まるものですが、新潟市ではこの白山神社から番地が始まります。
ここから柾谷小路までを上町、柾谷小路から先を下町と呼んでいます。
広い新潟県はそれぞれの場所で言葉が違いますが、市内でも上町と下町では少し違う言葉を使っているようです。
新潟弁はなかなか味わいのある言葉で、私も習得すべく頑張っているのですが、一番好きなのは「おおばらこくたい」という言葉です。
新潟弁は比較的、意味を予想出来るほうだと思いますが、この「おおばらこくたい」は単体で聞いただけでは全くなんのことやら・・・?
「あそこんちはおおばら(こくたい)らっけね。」という風に使う(らしい)のです。
つまり、散らかってわやくちゃ(おっと、これはどこの言葉だっけ?)な状態をいうわけです。
随分調べたのですが、なにかがなまってそうなったか、または比喩か、当てはまる漢字があるのか、なにひとつ判りませんでした。
つまり、散らかってわやくちゃ(おっと、これはどこの言葉だっけ?)な状態をいうわけです。
飯田、伊那、三河あたりでは「らんごくだ」って言うのがその意味なんでしょうか。乱国辺りから来ているんでしょうか。おもしろいですね、方言。
「乱国」、うーん三河がからんでいるところをみると、いかにもって感じですね。
戦国時代から生きてきた言葉かもしれないと思うと、なにやら愛しいですね。この先もずっと使って欲しい。
「おおばらこくたい」の語源ですが、昔新潟で国体があった頃、新潟地震がきて、国体の施設がバラバラ壊れたので・・・・、なんていう楽しい(?)説もありましたけど・・。(笑)
散らかってわやくちゃな状態を指す言葉、これで2つ集まった。
こうなったら全国のを知りたいです。(笑)