今年は私にとって怒濤の年のようで、祖母が他界し、ここ数年の懸案であった部屋の改修、舅の入退院、夏には妹の手術(これは外科的ものなので、済めば本人はスッキリ、なのだが)とメジロ押しです。
今まだ部屋のことにかかわずらっていて、ちっとも撮影なんて行けないし、そうしているうちに梅雨、それが明けたら灼熱の太陽に苛められる夏がくるわけで、秋までカメラ持ってお出かけなんて出来っこないじゃん!と思い、しばらくブログはお休みしよう、今日こそブログを開いてそう書こう、とズルズルしておりました。
本日、決心して編集画面を開いたら・・・・・、ああ、わたしがサボっている間の訪問数が出ている。
ここ数ヶ月毎日殆ど変わらないその数は、とっても少ないけどとってもありがたい固定の閲覧者の数だろうと思います。なんか、涙でそうになった。
クリックひとつ、とはいえ、自分のことを考えてみれば、少しでも積極的な気持ちがないとしないことなので、かたじけなさに涙こぼるる私なのでした。
やっぱ、細々と続けていこう、改めてそう思いました。
今これを読んで下さっているあなたに感謝、です。
さて、部屋をいじりまして、人生何回目かの、荷物をダンボールにしまいまた出すという作業をやっております。
これをやるときはいらないものを見つけて処分する絶好のチャンスなのですが、私の場合、その処分の筆頭に揚げられるものは、本であります。
今の時代、特別な本以外は再び手に入れることが出来ますから。
世の中には手に入れた本は並べておきたいと言う方あり、本なんか図書館に行けばいいので蔵書がないという方あり、それぞれのポリシーを伺うのも、これまた楽しいものです。
私も出来ることなら全ての本を手元に残しておきたいクチですが、スペースの関係でそうもいかず、制限オーバーになると古本屋に持ち込みます。
そうして数を減らすため売りに行って、そこでつい買って帰って来るというアホなことをやったりしているのですが。
美しい本棚はそれだけでインテリアの目玉になりますね。
ほら、また私を誘うつもりだね~?
今わたしが読んでいるのは、電車の中では大岡昇平の「ながい旅」(本年3月「明日への遺言」というタイトルで映画化されました)、寝るときには上坂冬子の「巣鴨プリズン 13号鉄扉」です。