府中市美術館で「動物絵画の100年 1751-1850」という展覧会をやっていたのですが、忙しいし、府中遠いし、でなかなか行けませんでした。
久々の平日の休み、天気は良いし暖かい。
うちから17kmくらいのようだし、自転車で行ってみるか!と、好天に背中を押され、行ってきました。
ロードレーサーみたいな自転車に乗っている人は、17kmくらい朝飯まえなのでしょうが、ギア付きとはいえ普通のチャリンコで歩道を走って行くとなると、ちょっとした決心が必要です。
府中市美術館はまだ新しくて綺麗な美術館でした。
展示の仕方もなかなか見やすくて、良い感じ。館員の方も感じがよく、丁寧な応対をして下さいます。
さて、展覧会のほうですが・・、
久々に、手放しで楽しめる内容でした。
手放しで、というのは、例えば当時の世情に思いを致す必要もなく、人間の苦悩であるとか、画家の己との戦いぶりが滲み出るのを見る、とか、少し重苦しいようなものを感じる必要がなくたのしめる、ということです。
私が好きだったのは、重要文化財の「群雀図」(誰だってこれを見たら嬉しくなる)http://www.art.city.fuchu.tokyo.jp/01_Kikakuten/H18/Doubutsu/doubutu.htm
それから「一笑図」(ワンコロ!あはは、かわいすぎてバカみたい!)
そして・・・・、ああ、物思うカエルくんよ、君は哲学する心というものを知っているのだね?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c7/5b6751844b60debfe7b3c82eac97f7a6.jpg)
思索にふけり凝ったこころをほぐすため、童心にかえって相撲をとる。
うらやましいくらいの君の日常です。
わたしは、たいして頭を使っていないけど、たまには身体を動かさないといけないと思ってはるばるチャリンコ漕いでやってきたのよ。
帰りは口元ゆるみっ放し。
アタマはすっかりほぐれました。少々筋肉痛が残りましたが。
帰りに立ち寄った公園で、動くものあり。
わー、久々に見たよ。
動物に和まされた私の心にトドメの一撃。
かわいい瞳とお手々。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/d6/2c3404699ce8703b6e2f41b8c01776dd.jpg)
きもちわるいって、いわないでね。ぼく、なんにもわるいことしてないよ。