まど

細く開いた窓を覗いてみると、そこにはNikonD70Sを前に困惑している女がひとり・・・

ドーナツ

2007-01-30 12:42:04 | Weblog

昨日、休みだったクリスタルさんが会社に電話をくれて、「今、クリスピー・クレームに並んでるんだけど、みんな食べるかな?」と聞いて、ドーナツを買ってきてくれました。
アメリカの少年少女の青春の甘さ、軽さをそのまま味と食感にしたような・・・,って、わかりにくいですね。プレーンなやつがおすすめです。

  

昔、私がバケモノだった頃・・・・・。
学校の帰り、お金のあるときはパーラーでパフェ、ないときはミスドでドーナツというのが定番でした。
今はもうありませんが、昔ミスドにはツイストというのがあって、ハニーディップと同じ味で質量が倍ほどもあるのに10円だか高いだけなので必ずこれは選ぶことにしていました。手っ取り早くすきっ腹が養われるからです。
それじゃ足りないのであとドーナツを2個、もちろんコーラかなんか飲む。
それで家に帰って晩御飯を食べていたのですから、今から考えると高校時代というのは殆どバケモノでした。今そんなことをやったら晩御飯を食べるどころか、翌日も胸焼けで苦しむこと請け合いです。
なんであんなに食べられたんだろう?(若さだよ)

 

ぱく。

ドーナツにかぶりつくウチの現役女子高校生。


宇都宮探訪   ~うさぎ追いし~

2007-01-27 22:24:16 | Weblog

たまには、ひねりのない風景など・・・。

私のふるさとの風景は大山の雄姿と相模川の流れ。
学期試験の終わった日、友達と歩いた相模川の河原。
川面を渡る風の冷たさ、帰りに寄った甘味屋のお汁粉の湯気。
幼少の頃過ごした場所よりも青春時代を過ごした場所がわたしにとってのふるさとになっているようです。

この川を眺めて過ごしたたくさんの人が、遠いところで、なつかしく思い出すこともあるのでしょうか。


宇都宮探訪 ~廃墟を味わう 栃木県議会棟庁舎~

2007-01-23 12:54:09 | Weblog

廃墟と呼ぶにはチト早いか・・・?。
建物は使われなくなったら、すぐ廃墟の雰囲気を漂わせます。

かっこいいなあ・・・。
メタボリズムの傑作だそうです。
これもそうですが、解体のときに初めてその特性が発揮されるだけのメタボリズムの建築物って多いんでしょうね。まさか、建物ごと早々と新陳代謝するってことじゃないでしょうね。
メタボリズムって結局絵に描いた餅だったのか・・・?
進化した形でのメタボリズムの再来に期待します。

エントランスホールにポツンと残されたパイプ椅子とか、窓際に積まれたままの書類とか、ほんとに寂しげでした。抜け殻の寂しさ、哀れさ・・・。

あ゛ーっ!また味のある建物が消滅するのか!

 


宇都宮のつづき ~廃墟を味わう その1~

2007-01-21 09:37:13 | Weblog

宇都宮の街はいかにも「北関東」の街、という感じがします。
何が、どのように、と具体的に言えないのですが、空気の感じがそう思わせるのでしょうか。
それにしても、なんだか異状に廃墟が多い。町の中心部にも結構ある。
東京に比べたら土地が安いからほっぽってあるんでしょうか。
東京だったら土地を遊ばせておいたりなんかしません。でもここって県庁所在地だよねえ・・・
おおっ、ありました。キング・オブ・廃墟。

うーん、醸し出してますなあ。陰惨です。市川監督は元気を出して、ここで次作を撮るべきでしょう。早くしないと崩れてしまいます。
夕方とか、この窓から視線の先がない様子で(つまり、瞳孔が開きっぱなしってこと)外を見ている人がいたらコワイ!
横溝正史もマサッオです。

 

おまけ。

 


買う勇気がありませんでした。
銘菓(珍菓って!)「釣天井」!気になるー。饅頭が潰されたカッコしてるんでしょうか。それじゃベタすぎです。
釣天井・・・・・私は小さい頃、これの時代劇を見て、天井が降りてきて潰される夢を見てうなされました。

 


こら!不二家!

2007-01-20 22:39:50 | Weblog
初めて写真なしの投稿です。

ペコちゃんの写真でも撮ってからと思っていましたが、間に合いません。
あちこちのスーパーから、生菓子以外の製品もが撤去されています。
先日、高校生くらいの女の子がお母さんとスーパーで、
「あ、お母さん、見て。まだあったよ!」と、ミルキーの袋にさわりつつ、
「あたし、ミルキーなくなったら、やだな。」と言いました。
そうだよね。あたしもミルキーなくなったら、やだ。

こら!不二家!聞いてるか!?

ささやかなテコ入れではありますが、私もカントリーマアム買いました。

宇都宮探訪  偉大なる足跡

2007-01-19 22:40:00 | Weblog

宇都宮美術館で「デザイン・日本・亀倉雄策」展をやっておりまして、昨年末、はるばる行ってきました。

きっと誰もが一度は見たことのある・・・って言葉ももはや相応しくないくらい身近なデザインの数々。
「あっ、これもか!」と何度も声が出ました。
若い人にも判るような例を挙げれば、グッドデザインのシンボルマーク、NTTのマーク、明治チョコレートの包装紙など。・・・揺るぎのない骨太なデザインとはこういうことかと、偉大な才能の前に平伏するわたし。

私と同年代、あるいは上の年代の人にはやっぱりこれでしょう。

 
札幌も良かった。長野も感激した、けど、私にとってオリンピックといえば東京オリンピックこそがオリンピックの中のオリンピックなのであります。
たとえまだ脳みそが成長途上で、うっすらぼんやり家のテレビで開会式を見たような気がする程度の記憶でも、です。
その東京オリンピックを象徴するこのポスター、なんと素晴らしいのでしょう。(涙)

市川昆監督の「東京オリンピック」にも泣きましたが、このポスター(正しくはポスターたち、ですが)を見るときは息が止まります。だって、隙がないもんね。

その他の作品もみな「ここがこうならもっと良いのに」的なところが微塵もありません。
サントリーの山崎のコピーに「なにも足さない。なにも引かない」というようなのがありましたが、もう、何も足せないし、何も引けない。それだけに緊張を強いられるのですけれど。
でも、大きな仕事たちを一堂に見れて、良かった。宇都宮まで行った甲斐がありました。


女神さまっ

2007-01-10 12:48:14 | Weblog

遅ればせながら

あけましておめでとうございます。

年明けは何かと忙しく、投稿する暇なし。その後うっかり風邪をひき連休は寝込んでおりました。トホホ。寄る年波には勝てません。

新春ですから、派手にまいりましょう。

ご存知、三越本店の吹き抜けにおられる天女様です。
こんなにすごい彫刻(かかったお金もすごいでしょう)を吹き抜けにドーンと置けるのですから、さすが天下の三越です。
http://www.mitsukoshi.co.jp/store/1010/history/list03.html
美しいお姿・・・・、でもチト怖い。
日本橋へカメラを抱えて行く機会があったら、是非正面からのお顔をアップでご覧下さい。
ピントが合い、目が合ったとき、背筋にゾワッとくる感じが楽しめます。(笑)
勿論、お顔を正面から撮ったものもあるのですが、試されたい方のインパクトを弱めるといけないので出しません。(笑)

今年は感動で「ゾワッ」とくるものにいくつ出会えるでしょうか。
元気をだして、今年も東京を歩き回りたいと思います。
よろしくお願いいたします。