旅行の楽しみはは、計画を立てたときから始まるものです。
ガイドブックを見たり、ネットで検索したりしているうちに半分行った気になったりします。
今回買ったガイドブック「Hanako・WEST」の中に「KYO(今日、京)のお言葉」というコラムがありました。
今日のお言葉は「こーと」です。
こーと、「そういえばずいぶん着倒したなあ、そろそろ新しいの欲しいなあ、コート。」の「こーと」ではなく、「はんなり」の対にあたる表現なのだそうです。
「はんなり」は洗練され、開放的な感じ、に対して「こーと」は一見何気ない、よくよく観察しなければ、その魅力は理解出来ない、いわば侘寂の世界、といいます。
ここらへんのことが「エースをねらえ!」をからめて(コートつながり)で面白く解説されているので、是非立ち読みしてご確認下さい。
私的には紀宮さまがご婚礼のときにお召しになった白いドレス、あれが「こーと」なドレスなのではないかと思います。たぶん。
・・・で、京都で見つけて来た「はんなり」と「こーと」です。
舞妓さんと下地っ子。
舞妓さんは芸妓さんの前、舞妓さんの見習いさんが下地っ子さんですね。
この下地っ子さんが芸を身に付け、やがて舞妓さんになるというだけで、既に普通の女の子ではありません。
同じ年くらいの女の子たちのほうがもっと派手な身なりをしているものですが、下地っ子さんは今は地味にしていても、いずれみんなに振りかえられる身の上になるのです。
頑張れ、下地っ子。