私に弟子が出来ました。
下の娘が建築の勉強を始めることになったのです。
よくも、まあ、潜り込んだもんだ。
謙遜して言っているのではありません。
数学の先生に「お前、大学受かったんだって？・・・・・奇跡だ。」と絶句されたという程度のアタマですから。
「入っちゃえばこっちのもんだい！」と、一家揃って喜んでおります。
私は、といえば、独断と偏見による建築の鑑賞のノウハウを注ぎ込む相手が出来たので、早速引っ張り出すことにしたのです。
最初に行ったのは「国立新美術館」でした。
「どう、これ？」
「・・・・うん。」
「円錐をケンチクに使うって、センス悪い。」
「うん、ヘン。」
「このガラスのカーテンウォールと展示棟のバランス、唐突じゃない？」
「・・・？」
「内部の吹き抜けの空間はいいね。」
「・・・・うん。かっこいい。」
「あっ、これ、きっと○○ちゃん（姉）が喜ぶ！」
彼女が一番食いついたのは黒川紀章展で無料で配布されていた黒川氏の羽織袴姿のヘンなポスターでした。（あ、あした投票日ですね。都民の方は投票に行きましょう）
だが、私は負けない。
私のウンチクを垂れる相手としては不足だが、物事には積み重ねが大切である。
既に2度、連れ出してみました。
次回、「今日は××を見にいくけど」と誘ったとき「私は行かない。」と言われる確率はどのくらいでしょう？
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/1a/8b9bc50d1e5c41071f56c9c85db4248b.jpg"border="0")
お嬢さん大学合格おめでとうございます。たいしたもんだ。かえるの子は蛙ですね。DNAまさにです。建築はデザインの方ですか。すぐ追い越されて＞うん蓄を垂れる話し相手になってくれなくなるのでは？
黒川さんってずいぶん変わったキャラしてるんですね。新美術館見に行ったみたいです。東京はどんどん景色が変わっているようです。
建築設計は憧れです。
それにしても、このアングルは凝りましたね。
うしろの正面さんの、面目躍如と言うところでしょうか。
ついつい、この円のＲ（半径は）と考えてしました。
＞かえるの子は蛙ですね。DNAまさにです。建築はデザインの方ですか。
それがですね、土木と建築とどちらにするか迷っていたくらいなので、デザインのほうではなくて、どちらかと言えば構造のほうになると思います。
私は、算数は足し算はいいけど引き算が嫌い、というレベルの人なので、このDNAは私ではなく、とーちゃんのほうですね。
ウチの子たちはどちらも私のDNAを引き継いでくれませんでした。でも、それでいいんです。私のDNAなんて大したもんじゃありません。
黒川氏、惨憺たる結果でしたね。
今まであの方の作品は知れども、人となりを知りませんでしたので、今回の露出ぶりはオドロキでした。
建築・都市計画をやる人はドリーマーで良いと思いますが、うーん、政治家にはどうでしょうか。
私も建築設計は憧れです。
イメージスケッチをして遊ぶことはありますが、実際に建てるとなると大変なノウハウが必要ですね。
私は数学・物理はてんで駄目なのですが、それだけでなくちゃらんぽらんな性格なので、無理です。
娘はちゃらんぽらんではありませんが、石を投げれば一級建築士に当たるというこの時代、実際の職業に結びつくのは難しいのではないかと思います。
まあ、一つの分野の勉強をするという機会が与えられた幸せと言うものを感じてもらえばいいと思っています。
＞それにしても、このアングルは凝りましたね。
はい。（笑）
この建物の良さは近未来な感じがする部分があるということだと思いますので、そんな感じに切り取ってみようと思いました。
でも、これじゃどんな建物なんだかわかりませんね。（笑）
左のカーブを抜かしたらサボテン？ それとも果実？
まだホンモノを見ておりませんので楽しみです。
ラグタイムさん、とても嬉しい言葉です。
ありがとうございます。
このガラスのカーテンウォールは綺麗でしたね。
うまく使ったものです。
但し、「国立の」「新しい」「美術館」にふさわしい建物かと聞かれれば、「うん！」とは言いにくいように思いました。
私も果実、南国の果実を思い浮かべました。
やっぱり「軽い」感じなんでしょうか。
ちょっと拍子抜けしたので、サントリー美術館に期待しています。
あ、国立新美術館で「モネ」展始まりましたね。
私もきっと行きます。楽しみですね。