地獄極楽小路の左側に見えた粋な黒塀は新潟市で一番古い料亭で「行形亭」(いきなりや)といいます。
最初、「ここ、いきなりやっていう料亭だよ。宝くじが当ったら招待するね」と教えられたのですが、「いきなりや!?なんてトートツな名前なんだろう!」と驚きました。
なんで「いきなりや」というのか調べてみたら(もちろん行く勇気もお金もありませんから行ってません)、ある時代の当主が忠臣蔵の大星由良之助(歌舞伎での大石内蔵助のこと)のように粋であるということから「いきなり」とあだ名をつけられたものを、そのまま店の名前にしたとのことです。
「粋也」を字を変えて「行形」にしたのでしょうか。
ご当主の苗字も「行形」さんだそうで、知り合いがご子息の同級生でした。
「じゃあ、イキナリ君、次、読んで。とかなっちゃうんだ」「そーだね」
「さぞかし、いじめられたんじゃ・・・」と心配したら、イキナリ君はドラエモンのデキスギ君のように良く出来たお子さんだったそうで、そんなことはなかった、出来ればお嫁さんにいきたかった、と知り合いはのたもうたのでした。
残念!そしたら宝くじに当たらなくても行けたのに~。
さすが、行形亭の蔵、豪華な装飾です。
>ちなみに我が家は子供の使った教科書、こいのぼりの風車、スペアタイヤ・・・夢も希望もなくなります。
スペアタイヤはともかくとして、素敵なものが詰まりまくりじゃないですか。
特に教科書がとってあるというのはいいですね。
私は小学5年の時、国語の教科書にのっていた「少年駅伝夫」という鈴木三重吉の話を読みたくて仕方ありません。
しかも、あのときの教科書で。
ネットオークションでも探しましたが、30年以上も昔のものですから、ないようです。
教科書って、大人になってから手に取ると、思い出があふれ出てくるものでしょうね。
いきなりやさんの蔵には何が収められているんでしょうね。
料亭ですから、さぞかし素晴らしい器が・・・。
いきなりやさんの蔵。いまでは物置ということになるのでしょうか。ちなみに我が家は子供の使った教科書、こいのぼりの風車、スペアタイヤ・・・夢も希望もなくなります。
さて何が収められているのでしょうか。素晴らしい装飾の「窓」ですね。
新潟、日帰りなんですか?
乗ってしまえば2時間ですから、ある意味通勤圏内ですが・・。
出雲崎に行かれるおつもりなんですね。
あと五合庵ですか・・。
越後線は大体1時間に1本ですから、新潟市から先の移動が厳しいですね。
良寛さんを巡る旅なら、折角ですからのんびり旅のほうが似つかわしいような気がします。
10月ともなれば田んぼが金色に光って綺麗でしょうね。
新潟には縁あってよく行きますが、日帰りです。
今年も10月に行きますが、どうしよう。
一度、良寛ゆかりの地を訪ねたいと思っているのですが、無理かなー....。