ちょこっと❤ 楽しい 音楽授業

小学校 音楽授業の、楽しい工夫をご紹介。
遊びのように夢中になり、何度でも繰り返す学習活動。

リズムカードでタンタタ♪

2014-08-14 16:37:06 | 日記
先生「ハサミを持って来ましたね。画用紙を切り取って、リズムカードを作ります。」

児童 画用紙からカードを切り取り、裏に名前を書く。
先生「カードを作った人は、カード入れを作ります。紙の折り方は、後ろの黒板に貼ってあるので、見ながら作ろう。」
児童 カード入れを作り、名前を書く。



先生「机の上に、8枚のカードを広げよう。先生が手拍子をするので、どのリズムかを当ててください。いくよー!」
手拍子「タンタタ」
児童 リズムを聞き取って、「タンタタ」のカードを手に取って、先生の方に見せる。
先生「全員正解!『タンタタ』だったね。次いくよ!」
手拍子「タタタタタタタン」
児童「えーっ!」「これと・・・」
先生「あと2回、手拍子するね。」
児童「タタタタタタタン」2枚カードを手に取って、先生の方に見せる。
先生「正解は、『タタタタ』と『タタタン』の2枚です。」
児童「やったー!!」「合ってた。」
先生「カードを置いて、手拍子してみよう!」

 この繰り返しで、リズム当てゲームを楽しむ。

先生「リズム当てゲームを隣の人とやってみるよ。最初は1枚カードから。ジャンケンをして、どちらが先に問題を出すか決めよう。相手からカードが見えないように、机の譜面台に正解のカードを並べよう。
では、机を動かして始めるよ。」
児童 机を向かい合わせにする。ジャンケンをしてリズム当てゲームを始める。


 教室内は、手拍子の音と「正解です!」「やったー!」の声だけが響きます。

児童「2枚カードにしていいですか?」
先生「はい、どうぞ。」

 最高、4枚カードまで許可を出す。隣同士の聞き取りと手拍子がうまくいっていないペアのところに指導に入る。

 この後の授業では、過去に、
①カードを使って簡単な創作活動をしたり(指令書1・2・3・4)、








②図工で作った太鼓を使って、展覧会会場で、作った曲を披露したり、


③学習発表会の「龍陣太鼓」演奏の途中で創作したリズムを演奏したりしました。
どの活動でも、8枚のリズムカードを使いました。③のときには、他のリズムも紹介して創作しました。


 「リズムが分かる→リズムを使う→工夫してリズムを使う→創作する→発表する」
カード8枚からさまざまな活動が生まれます。