しみちゃんの不動産営業日誌

吹田市の不動産屋 マック住研の会長「しみちゃん」の不動産営業回顧録

⑧営業諸々Ⅲ その197

2012-09-29 17:38:14 | 日記
千里山は先ほどから雨が降り出した

今のところ雨脚も強くなく風も殆どない
でも空気が生暖かい感じ

大型の台風17号が近づいているためだろう

何とか逸れてくれることを祈っています



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では その197 です



不動産の取引は実に色々なことがある

今から約32年前
私が初めて不動産業界に入ったときのこと

千里山の土地を覚えるために毎朝
今で言う「ポスティング」をすることに

ところが千里山の住宅は山坂ばかり
おまけに大きなお家が多く
1時間に150枚がやっとだ

1週間が経った時にポケットベルが

事務所からの連絡だ

事務所に連絡を入れると
年配の方が来られているという

お客様「チラシを見てきたんだが
  実は今住んでいる家を売りたいと思って」

しみちゃん「えっ?本当ですか?」

お客様「年老いた母も住んでいる
  売りに出していることを
  近隣に知られたくないという

しみちゃん「分かりました」

お客様と一緒にご自宅へ伺う

お客様「カナリ築年数が経っているお家なので
  土地値打ちに近い売出しとなりますが…」

お客様「そりゃそうだろう」

と言うことで何とか売出し価格が決まった
もののこの業界に入って間がない身

手持ちのお客様はいない
さあどのようにして売却をするか…

その時有ることが閃いた

実は毎日夕方に近隣業者の営業マンが
夜にお客様宅を訪問するまでの
時間調整に当事務所が利用されていた

「そうだこの連中の協力を得ることにしよう」

今日も夕方になると営業マンが集まり始めた

つづく
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