⑧営業諸々Ⅲ その242

「今や紅葉真っ盛り」

とのことで昨日の定休日は
朝早くから近くの三色彩道へ

キレイな木々は多かったが
落葉もカナリ進んでいた

見頃はここ2～3日かな？



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では　その242　です



不動産の取引は実に色々なことがある

現在は暴力団との関わりをなくす
色々な法律が施行されているが
20数年前にはその法律がなく怖いことも…

ある日
自宅の売却について相談したいとの電話が…

ご売却理由は「お金が急いでいる」という

事務所にて査定書づくりをし始めたとき電話が…

電話の主「今日○○宅の売却打合せに行っただろ？
　　その件で話しがあるワシの処まで来てくれ」

(何かヤバそうな予感が…)

しみちゃん「無事に戻れないかも？」
そう言い残して事務所を後にした

そして約束のマンションの部屋に伺うと
通されたリビングの壁には幾つかの提灯が…

(これは予想通りだ)

部屋の住民「電話した件だが○○には
　　手を出さんようにしてくれるかな」

しみちゃん「えっ？手を出す？
　　売却の相談があると言って呼ばれただけですが…」

部屋の住民「そうだったのか
　　でもこれ以上関わらんようにしてくれ」

しみちゃん「分かりました」

(この場ではこう言うしかないだろう)

取り敢えず明日このお客様には
それとなく聞いてみることとしよう

その時電話が鳴った
このご相談をいただいていたお客様からだ

お客様「今日はこんな人から連絡が入っただろう？」

しみちゃん「ハイ　マンションに呼ばれました」

お客様「事情が分かっただろう
　　そんな訳で売却の話しはなかったことにしておいて」

しみちゃん「ハイ分かりました」

と言う結末になったが
これで良かったのかな？

つづく