神戸市の名園「相楽園」日本庭園を彩る4000本のツツジ(出所)神戸新聞 撮影・笠原次郎
神戸市の公園「相楽園」も、やはりツツジは1本植栽ですね。
西洗公園のオオムラサキツツジの大きな植込みは、ツツジも土も維持管理がむずかしいです。開園後50年たって花付きが悪いことは当然と思います。
今年度、港南土木事務所は西洗公園の改修計画に入るが、西洗公園愛護会は、オオムラサキツツジの大きな植込みを大胆に整理し、ツツジを残す場合は、1本植栽の集合、または1列植栽の形で残すことを要望しています。
今日、午前、西洗公園愛護会事務局の私は、公園の東側、公園倉庫の南側ですが、道路沿いに長さ10mぐらいのオオムラサキツツジの1列植栽があるので、根元の土を改良すべく、列に沿って根元の近くに溝を掘り、そこに大量の落葉をすきこみ、上に土をかける作業を行いました。こうすると落葉は腐葉土になります。ここから養分、水、空気がツツジの根の方に浸みて行き、来年は、今年より花付きがよくなるのではないかと期待しています。
ところで、今日、午前、西洗公園愛護会会員が自発的になんと6名も公園に来ました。うち二人は、草花担当で、港南区地域振興課からひまわりの種を30粒ほどもらったので、公園正門(北門)を入ってすぐ左手の土がむき出しになっているところにまきました。
別の2名は、園丁仕事担当で、一人は私。もう一人は、砂場の落葉掃除をやったあと、連休には大勢の人が公園に来るのに、腐葉土づくりやっている場所は、見た目に見苦しいと言って、整理整頓をやってくれました。この作業にはひまわりの種をまき終わった二人がジョインし、瞬く間に作業を終え、その後は三人は、愛護会は、町の人々に集ってもらって園遊会を開催する、自分の家にあるものをもってきてもらって青空市場を開く、音楽好きに集まってもらって音楽祭を開く、焼き芋大会を開くなど、愉快な行事企画の花を咲かせていました。
四人が作業をやっているとき、公園愛護会会員の一人がひょっこり顔を出しましたが、この会員は、ほかの会員とちょっと雑談して帰っていきました。
最後に園丁仕事担当が、腐葉土づくりの場所の整理整頓の仕事を終えて、一休みしていると、腐葉土づくりの場所が気になっていたようで腐葉土担当が来ました。場所の整理整頓を終えた園丁担当が、腐葉土は臭くない、つまり腐敗を起していない、腐葉土化が順調で、落葉は黒い色になっていると言うと、安心して、その隣で腐葉土づくりを予定しているもう一つの腐葉土づくりの場所について今後の予定を話して帰っていきました。
昭和の日の今日、午前、愛護会員が自発的に6名も公園に集ってきたことに事務局の私は感動しました。西洗公園愛護会は発展すると確信します。会員は自分の仕事を自覚し、自分で動いている、これは素晴らしいことだと思います。
西洗公園愛護会は、昨年度誕生したと言える、突然ボランティア系が多くなった愛護会ですが、早くも園遊会など企画実行できる生き生きとした愛護会に脱皮できそうです。
老病に苦しむ85歳の西洗公園愛護会事務局は、どうやら、死ぬ前に、意外に早く、事務局の仕事を後任に引きついで、次の大仕事、日限山・南舞岡の中心部を東西南北にのびる大通りの並木の改修に挑戦できそうです。
この改修は、日限山・南舞岡の町の活性化に大きく寄与すると確信します。日限山・南舞岡は現在日限山中の学区です。近々、日限山小と南舞岡小は、合体し、南舞岡の生徒は日限山小に通うことになります。小中と、学区は日限山・南舞岡となります。つまり日限山と南舞岡の町としての一体性は非常に強くなります。
十字の大通りの並木が、夏、歩道に木陰をもたらすような樹冠被覆率の高い並木に改善できたら、夏でも大通りを行き来する人が増え、十字の大通りの交差点の角地にあるユーコープ日限山(生協)などが日限山・南舞岡の中核商店として集客しやすくなると思います。
緑豊かな並木をもつ十字の大通りは、日限山・南舞岡を、生き生きとした有機質の印象の町に変えるでしょう。大通りの並木の改修は町づくりになります。十字の大通りの改修はやりがいがあります。