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日限山4丁目日記

美しい庭・家、家の前の道路、西洗公園、並木道の大通りは、町を美しくし、人々を幸福にします。まちびと

西洗公園は新緑で装って皆様の来場をお待ちしています

2025年04月21日 | 社会

西洗公園は街区(まちなかの)公園で、規模は小さいが、バランスがとれた非常に人々の居場所、活動場所として効用の高い公園です。4月下旬、5月上中旬はベストシーズンです。新緑が皆様を歓迎します。

私はこの公園の園丁と思っています。園丁として仕事をしていますが、同時に公園を居場所にして至福の時を過ごしています。

この写真の場所は、公園南門を入ってすぐ左手に位置します。奥に見えるのが日限山中で、藤棚があり、今、花が咲いています。昨年の今頃は、この場所は、地面に平面性がなく、しかも木の根が至る所露出し、雑草が茂っていて、足場が悪く、子供達は、あまり近づきませんでした。

しかし柵の外側、道路沿いの公園のへりは芝生が残っていて、ここを整地すれば芝生が内側にひろがり、芝生におおわれた気持ちがいい居場所になると予想し、昨年、精力的に木の根を除去し、高きをけずり、低きに土をいれ、とりあえず、今は土面ですが、平面化できました。植わっている2本の木はコナラです。今日12時頃の写真ですが、木蔭になっています。木の根元に腰をおろし、持参のミルクコーヒーを飲んで、作業の休憩をとりましたが、こずえを吹き鳴らす風の音、耳の近くを吹き抜ける風の音が、音楽となって私を楽しませてくれました。風は涼風です。木々の緑、空の青は最高の彩りです。

公園北側の運動広場から南側の樹林地を見た写真です。バランスがいいですね。奥深さを感じるでしょう。

中央階段をはさんで両側はオオムラサキツツジの植込みです。この公園づくりを担当した園芸土木会社は、園芸の知識なく、オオムラサキツツジの植え方を知らなかったようです。土の管理ができず、最近は花が咲きません。

東京文京区に根津神社があります。3000本の種々のツツジが植えられ、今年も見事な花をつけました。ツツジは一本々々手入れできるようになっています。私のふるさとにも美しいツツジ公園があります。やはり一本植栽ですね。幅広の大きな植込みになっていません。西洗公園のツツジは手入れができません。一本植栽、あるいは一列植栽になっていません。

4 枚中 1 枚目の写真

根津神社つつじ苑 (出所)根津神社

一本植栽、一列植栽の集合になっています。園丁がきちんとすべての木株を管理できるような植え方になっています。

横浜市では今日(こんにち)もオオムラサキキツツジの大きな植込みを、歩道上、学校などの庭園につくっています。学問しない園芸土木会社が多いですね。横浜市も緑アップと言いますが、維持管理を考えていませんね。学問していませんね。

オオムラサキツツジは一本植栽でも、非常に大きい株になります。植え込みのような形になります。

西洗公園で公園南東端のオオムラサキツツジは一列植栽になっています。

花付きは多少いいですね。根元の土を今年改良したいと思っています。

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里山に伝わっている日本古来の里山維持管理技術は公園管理に非常に有用

2025年04月21日 | 社会

奥多摩の森林は里山です。深山ではありません。里山は人々の生活に貴重です。

私は、60代後半、奥多摩の森林ボランティアとして里山管理を奥多摩の町の関係者から学びました。主に学んだのは植林ですが、斜面の荒れについては、荒れの現場をいくつも見、対策のお話しを町の人から聞きました。

70代、体力的に限界を感じたので森林ボランティアをやめ、自分の町のボランティアとして生きることを決心しました。防災を重視していましたが、西洗公園にも関心を持ち、その荒れに問題意識を持ちました。個人的に芝生広場の雑草取りをやっていました。最近は公園の土がやせていることは大問題と思うようになりました。

84歳になって、これ以上、西洗公園の荒れを放置できないと思い、西洗公園愛護会入会を決心しました。従来役員系だけだった西洗公園愛護会に、初めてボランティア系として私が入会しました。84歳でしたが、愛護会事務局に就任し、自治会生活環境部公園担当と協働し、公園の荒れ防止と改修、日々の公園管理の強化に取り組みました。港南土木事務所との交渉を始め、事務所も改修の時と判断していたので事務所とも協働体制を組むことができました。

今事務局は公園園丁仕事実験に挑戦しています。この実験に私の過去の里山管理知識がフルに生きています。公園の斜面の修復、土の改良などに応用可能であることを知り、成就感、満足感、幸福感を味わうことができています。

日限山4丁目の人々も、新方針採用の生活環境部公園担当に呼応し、老若男女、協働して公園雑草とりに挑戦してくれています。集めた落葉などの園内活用に協力してくれています。2024年度は、掃除して集めた落葉はすべて園内で活用しました。斜面の修復と腐葉土づくりなどに使っています。

今後50年、西洗公園は町の中核施設として、また町づくりに非常に重要な役割をはたすと予感しています。

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ナラ枯れ、横浜の公園でも発生

2025年04月21日 | 社会

日本は森林国ですが、ナラ枯れが心配です。年々増えているようです。神奈川県の森林豊かな自然公園でもナラ枯れが報告されています。横浜でも発生が報告されるようになりました。

幸い、西洗公園はナラ枯れは発生していないと思います。ソメイヨシノの枯れが早いが、これは土がやせ、木が弱っていることが原因です。ソメイヨシノに続いてケヤキがどんどん枯れ始めています。これも土がやせた結果です。

50年間、落葉を掃除し、大きな黄色いビニール袋に入れて、園外で処分してきたことは致命傷でした。園内で腐葉土にし、園内に戻さなかったことは致命傷でした。日限山4丁目には西洗公園愛護会がありましたが、1年交代の自治会役員系の愛護会で、土に関する公園維持管理知識がありませんでした。1年でも学問すればよかったのですが、担当役員はあまり公園維持管理について学問しなかったようです。

京都、鎌倉、地方でも大名や有名な神社仏閣、地方の村などは、森林が貴重な資源でしたから森林維持管理を重視してきたので、森林維持管理の知識をもっていました。

しかし、新興都市の横浜市は、都市開発に夢中で森林軽視でした。世界の常識で公園づくりをしたが、維持管理知識が不十分でした。

今後50年は過去の50年を反省して、街区(まちなかの)公園について、日限山4丁目は、学問し、安全、清潔、美、人々の居場所・活動場所としての効用、維持管理体制の5要件を追求することがたいせつです。具体的には西洗公園愛護会が生き生きとした地域のボランティア組織になることがたいせつです。

なお、街区公園も、つくった横浜市に第一管理責任があります。今後50年は維持管理も重視することがたいせつと思います。

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